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2003.09.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 高田紫欄・原作、望月玲子・画のミステリコミック 『 麿の酩酊事件簿』

「高田紫欄? そんな人知らん」と脱力なダジャレを言いたくなっちゃいますが・・・もちろん、高田崇史さんの別名でしょう。
 作者が、ラストにお世話になった方々に献辞を述べていらっしゃるのですが、他のみなさんには「氏」がついてるのに「原作者・高田紫欄」と呼び捨てなのが、語るに落ちる、というヤツ?

 古都・鎌倉の一角にひっそりと佇む勧修寺(かしゅうじ)家には婚姻に関する家訓があって、それが足枷になって十七代当主の31歳の文麿くんは未だ独身。
 祖母のまつゑから、結婚を催促されるものの、見合い禁止、手助け無用、の家訓に加え、妻となる女性に対しても延々と要求事項が!
 新たな出会いを求めて、あちこち出かけてゆく文麿くんの前に、次々と現れる美しい女性たち。

 文麿くんはなんとかデートに持ち込むのですが、アルコール分解酵素が少ないのか、彼はすぐに酔っ払って酩酊しちゃいます。
 そして酩酊度が臨界点を越えたとき、なんと別人格が現われて、女性たちの悩みを一挙解決!


 いえいえ、世の中、そうはウマく行かないのですね~。
 悩みが解決した女性たちは、すっきりした顔で、新たな人生へと一歩も二歩も踏み出されて、麿さまの前から姿を消してしまわれるのです。
 しかも! 酔っ払って別人格になってるときの記憶がまったく残ってない文麿くんは、何が起こったのか、皆目見当がつかないというありさま。

 音大時代の同級生の死に責任を感じる、ピアニストのるみさん。
 お茶会の濃茶席での毒物による殺人事件に心を痛める貴志子さん。
 以前勤めていたバーのマスターの謎の行動と、先輩バーテンダーの裏切りに傷ついた、女性バーテンダーの薫さん。
 店を出たとたん毒死してしまった常連客の死に屈託を抱える、プールバーの専属プロの絵美里さん。

 女性たちは美しいだけでなく、みなさんキリリとカッコ良く、元気に旅立って行かれるのが、気持ちが良いですね!
 文麿くんには可愛そうではありますが・・・。
 がんばれ、勧修寺文麿!
 キミにもいつかシアワセがやってくるよ!


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Last updated  2003.09.17 00:11:50 コメント(6) | コメントを書く


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