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先日、京都市立博物館の常設展示を見に行ったのです。そこで何度見ても面白いなあと思ったのが、雪舟の「慧可断ぴ図」国宝。でも、雪舟といえば、子供のころに柱に縛り付けられて、足の指で涙でネズミの絵を描いた、という話くらいしか知らない。この際、雪舟について知りたいと思って読みました。応仁の乱の頃の人なんですね。↓の表紙が「慧可断ぴ図」です。修行中の達磨大師に、慧可が弟子にしてほしいがために、片腕を切り落として自分の決意を見せているところ。。。。なんですが、わたしには、だるまさんが「コイツ、よせばいいのに腕切ってしまったよ、困ったなあ」っていう顔をしているようにしか見えません!
2019.01.27
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先日の、びわ湖ホールの初日は大盛りあがりでした!なにしろ、歌はドイツ語ですが、セリフは日本語。進行役の米團治さんも落語風にしゃべります。わかりやすい!鹿鳴館のころの日本という舞台設定ですが、やや違和感が出るのは、福井敬さんが質屋店主で和服で出てきていたのに、洋装に着替えてオルロフスキーの夜会に出かけ、自分はフランス人の侯爵だと名乗るところ。(さすがにフランス人には見えないです~)しかし、ロザリンデだって質屋の女将で和服だったのに、ドレスに着替えてハンガリー人と言ってもそれほど変に感じなかったのはなんでかな??オルロフスキーのお公家さん風装束っていうのも可笑しい・・・まあ全編お笑いにしているので、面白ければよしなのでしょう。ズボン役、つまりふつうはメゾソプラノが演じるのですが、カウンターテナー藤木大地でなくてはできないオルロフスキーでした。歌は、どなたもすばらしかったですよ。錚々たるメンバーですから!全体に少々ふざけすぎ、みたいな気にはなりました。だけど、客席はすごく喜んで、盛大な拍手だったので、オペレッタはこういうのもありなんだろうなと思います。演出は、合唱の人たちが舞台転換にも活躍、そちらの方に新しさを感じました。セットはシンプル。予習にyoutubeで観たウィーンのものとは大違いでしたが。東京芸術劇場では明日開演です。オーケストラも合唱も変わるので、また違ったこうもりになりそうですね。
2023.11.24
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