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2007年12月02日
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カテゴリ: 日常生活
だいぶ前のクラスメートに偶然に、とても久しぶりに学校で会った。
日本に帰ってたはずの彼は来年、台湾の大学を受けるようで、
そのための推薦状を前に教わった先生に書いてもらうために学校に来ていた。
・・・と、言っても、彼は別に勉強熱心な生徒というわけではない。

彼はビリヤードをしているのだ。

私自身、彼から聞くまで台湾はビリヤードが強いなんて全く知らなかった。
日本でいうプロとか、先生とかのレベルの人間なら
台湾のビリヤード場にゴロゴロいるそうな。

日本のビリヤード場でレベルの低い自称プロ達が

どうにも性分に合わなかったようで、思い切って台湾に来たのだそうだ。
(いかにも日本!という感じのエピソード・笑)

その後、ビザのため語学学校へ通い、
授業後から夜中まで、毎日10時間近くビリヤード場で過ごし
いろんな人と対戦しまくって、週末には試合に参加したりと
もう、とにかくビリヤード漬けの毎日を送っている人だった。

私との共通点といえば、中国語を習う事に全く重きをおいてないのだけど
長く居るもんで、気がついたら多少喋れるレベルにまで来てしまっていた、
ということぐらいだ。

一体ぜんたいどういう風に物事を考える人なのかと興味があったので
前に一度、ゆっくりコーヒーを飲みつつ話を聞いたことがある。

一定の時間内、誰かと一緒にいなくちゃならないかのどれかだ)

好きだから、タダがむしゃらに行動する人もいるが(それは、私か!?)
彼はなんだか、とても冷静なのだ。
冷静に自分の状況や、レベル、弱さなどと向き合っていて
その結果が強さに結びついている、というような人なのだ。

と、彼と話せた事にとても満足していた。

そして、今年の春ごろ日本に帰るというメールをもらったまま
時は過ぎて、数日前、偶然学校で再会したのだ。

『久しぶり~!』と声をかけたものの、
私のクラスが始まる時間ぎりぎりだったので、それほど話もできず別れた。

すると翌日メールで、これからしようと思っている事などを
簡単に報告してくれたので、私も来年からの事などを少し書いて送った。

それに対する彼からの返事に、私はとても感動した。

そのメールをそのまま切り取って、貼り付けてやろうかとも思ったけど
さすがに他人様の書いた、しかもプライベートなメールを
BLOG上で勝手に公開する訳にはいかない。
なので、色々書いてくれていたけど、最初の2行だけね。

『てっきり日本に帰るつもりなのかと思ったけど、中南米か..
しかし台湾で金を貯めたというのがすごいね。』

私はこの2行によって、
自分を正しく評価してくれた人がいるという事実にたどり着いた。

歌を褒められるより、やってることを面白がられるより、
事実をそのまま評価してもらえた事が、とてつもなく嬉しかった。
だって、本当にココまでお金貯めるのめちゃめちゃ大変だったから~・・・(TT)
(まだ貯金との戦いは終わってないけどね~!)

くだらないと思われるかもしれないけど、
好きな事でお金を稼ぎ、またそのお金で好きな事をするというこの事実は
今の自分に、そして、これからの自分にも大きな自信になった。

なのに人々は、歌は褒めてくれても、その事実を評価してくれる事はない。
逆にフラフラするな、上を目指せと怒られる。

いいね~、どこにでも行けて!とはいわれても
それだけ準備するのにどれだけ大変だったか知ってる人はほとんどいない。

それを、このたった2行で彼がわかっていることが私にもわかって、
それを最初の2行に書いてくれた事に私は痛く感動したのだ。

彼が『へっへっへ、感動させてやろう・・・』なんて
カケラも思っていないからこそ
この2行は私にとって大きな意味があるのだ。

彼もまさか、自分の書いたメールで私がこんなに嬉しがっている事に
気がついていないはずだ。

そして、最後はこう締めくくられていた。

『大学受かったら台湾での生活費と学費をビリヤードで稼ぎだすのが
当面の目標。(今まで散々投資してきたので、そろそろ回収してもいい頃だ)』

相変わらず、勉強する気が全く見えないのが彼らしく、
とても冷静に自分の生活を考えているところも彼らしく、
変らない静かな情熱をヒリヒリと感じた。

チープな言葉だけど、『お互い、がんばろーね♪』





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最終更新日  2007年12月02日 13時35分17秒
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