当ブログを呼んでいただいているみなさまのほとんどは、 物欲暴走族
写真好きな方だと思います。このことを前提に話を進めます。>強引?
さて、みなさまは「写真を選ぶ」という、自問自答歓喜乱舞自責撃沈俺って天才才能ゼロもー写真やめる、と心のバロメーターがF1出走前でブォンブォンとアクセルをふかしながら青信号を待って上手なスタートダッシュか下手するとエンストのような上へ下への激しい鼓動と緊張感溢れる状況をどのように行っていますか?
自分の場合はこんな感じです。
用意するもの
・ダーマトグラフ12色セット
・ルーペ
・イルミネーター(ポジの場合)
・様々な感情時な自分の時間
35mmのネガであれば六切に6コマ6列でコンタクトシートを作ります。ポジであればスリーブ仕上げにします。
これを何度も何度も何度も見返しながら毎回違う色で気に入ったコマをダーマトグラフで囲って行きます。その見る時は自分の感情のいろいろな時間にします。朝起きてとかご飯食べた後とか寝る前とか落ち着いていた時とか笑っていた時とか怒っていた時とか。見てはマルして見てはマルです。
1番最初にコンタクトを見る時は、正直アドレナリンが吹き出しまくってドキドキしながら 「俺って天才」モード全開
ですから、見るコマ見るコマ良いモノばかりになります。たいてい赤を使います。
2度目に見る時はちょっと冷静になってきてますから、「ダメ出し」しながら1度目選択赤囲いを中心に選んでいきます。たいてい黒を使います。
3度目以降になるとだいぶ平常心を取り戻してきますから、「第三者的見方」も含めながら全体を見て選んでいきます。ま、落ち着いて見ていくと今まで見えなかった部分も見えてきますし、新たな発見なんてこともあります。しかし「俺写真やめるわ」って気分になることもしばしばです。落ち込んだときは落ち込んだままに選びます。黄色とか好きずきで色を選びます。
そーして何度も見ては囲み、見ては囲みっていくと幾重にも色が重なったコマがでてきます。そろそろ最終かなと思ったら、色が濃くなっているコマを中心にプリントをします。
いろいろな方法を試しましたが、今のトコロこのやり方が一番気に入っています。特にコンタクトを眺めるという行為は、リー・フリードランダーの受け売りでもありますが、選ぶということに加えて、例えばスランプになったときに、あるいは新しい自分を発見したいときに、コンタクトを眺めることによって解決できることが多いと思います。
応用編としては、格安サービスプリント(0円なんていいますが、料金に含まれているだけです)をして、何度も紙芝居のようにめくっては裏に印を付けたり、小分けにしてみたりという方法もあります。
ポイントとしては、情熱を持ってゴルゴ13のように冷静な自分を演出するってトコロです。つか、それが難しいんですが(笑)。そしてコンタクトを見返すことによって無意識な自分を引き出すことです。
さぁ、コンタクトから始めよう!