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ＤＩＹ／「トイレラック」編

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2011.05.13

糖尿病の定期検診が1か月～2か月毎にあり、問診前に毎回採血がある。

先月25日の検診の日、
「：どうせ採血するのなら…」
と、急きょ 「脂質検査」 と 「アレルギー検査」 の追加を出来ないか、内分泌内科の受付に頼んでみた。

コレステロール値などを調べる 「脂質検査」 は、以前も追加オーダーしたことがあるので問題なくクリアだろうが、出来るかどうか分からなかったのが 「アレルギー検査」

本来は「耳鼻咽喉科」経由でする検査だが、
「：そのために受診するのもな～…」
と思い、できたらラッキー！という思いで頼んでみたところ、受付曰く、一度先生と直接相談して下さいとのこと。

確認ということで一度呼ばれ、診察室へ。
「：専門外なのになぁ～…」
という心の声が聞こえてきそうな、正直困惑＋面倒くさそうな顔(笑)の主治医はＰＣを操作。

画面にズラリと並んだアレルゲン。
「：それで、何のアレルギーを調べたいの？」
と聞かれ、今度は私が困った…

アレルギー検査は10～15年くらい前に一度行ったことがあるが、できれば「コレ！」というピンポイント項目ではなくて、いろいろなジャンルをランダムに改めて調べ直したいというのが私の希望。例えば…食物系とか金属系とかね。

「：う～ん…」
と悩みながらＰＣ画面のアレルゲン検査項目一覧を見てみると、詳細は不明だが一番トップに 「マルチ」 と付く検査項目があるではありませんか！

「：検査のアレルゲン項目は詳細が出てこないから分からないよ」
と主治医が言ったが、検査名に マルチ がつくのだもの！ジャンルいろいろ調べてくれるはずと勝手に思い込み、
「：先生！これにします！」
と博打チョイスしてみた(笑)

頼んだ時は検査料のことは全く気にしていなかったが、後の会計で請求額がいつもの 4倍だったのでビックリしてしまった！

過去の領収書等と照らし合わせて確認してみたところ、内訳はこういうことらしい。
＜いつもの内容＞　※1点＝10円、院外処方のため薬代は省く
再診料／70点
投薬／68点
血糖値＆ＨｂＡＩｃの採血検査＋尿検査／413点
（合計551点×10円）×30％≒1650円

＜今回さらに追加分＞
脂質検査／530点
アレルギー検（正式にはMAST-33というらしい）／1110点
（合計2191点×10円）×30％≒6570円

今回受けた 「MAST-33」 という検査は、陽性頻度の高い33種類のアレルゲンを測定するものらしい（だからマルチか！納得）。

主な特徴は、検査材料の血清が0.5mlと少量でできることと、13項目分の検査料金で33項目のアレルゲンが検査できること。
測定アレルゲンは下記の３３項目。

＜吸入性アレルゲン／花粉＞
1）イネ科植物／オオアワガエリ、ハルガヤ、カモガヤ
2）雑草／ブタクサ混合物1、ヨモギ
3）樹木／スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ

＜吸入性アレルゲン／花粉以外＞
1）室内塵／ハウスダスト1
2）ダニ／コナヒョウヒダニ
3）真菌／ペニシリウム、クラドスポリウム、カンジダ、アルテルナリア、アスペルギルス
4）動物／ネコ皮屑、イヌ皮屑
5）職業性／ラテックス

＜食物性アレルゲン＞
1）卵／卵白
2）牛乳／ミルク、チェダーチーズ
3）肉／牛肉、鶏肉
4）魚／マグロ、サケ
5）甲殻類/軟体動物／エビ、カニ
6）穀類／米、ソバ、小麦
7）豆類/ナッツ／ピーナッツ、大豆

前書きが長くなったが、今日その検査結果をもらいに病院へ行ってきた。
33項目のうち数値が出たのが４項目。ダントツだったのが 「スギ」 で陽性５、次いで 「ヒノキ」 で陽性２。あとの２項目はゼロではないものの数値は低く陰性判定だった。
結果を見て驚いたのは、以前の検査で反応数値が出ていたアレルゲン（ブタクサや動物）がゼロ数値だったこと。幼少時のアトピー・アレルゲンといわれていた「卵」もゼロ数値だった！

体に耐性が出来たのか、体質が改善されたのかは分からないが、やはり年齢とともにアレルゲンに対する変化は確実にあるということが今回の結果から判明した。

アレルゲンがあらかじめ分かっていれば対処や注意もおのずと出来るので、花粉症の人、もしくは家族が何らかのアレルギーを持っている人は、一度自分のアレルギー検査をしてみるのもいいかもしれない。
ちょっと高くついたけど、私は今回やっておいて良かったと思う

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