BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年04月03日
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BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方の閲覧はご遠慮下さい。



回想2

そんな理由から僕と全はお互いの間を行き来することになった、二人で出かける本屋やアニメの専門店、僕の知らないBL情報を全は教えてくれた。

けれどそんな全に僕は悪戯を仕掛けた、切っ掛けは単純だった、全の驚く顔が見たいと思った、なぜ、そんな事を思ったか、全があまりにも飄々としていたから、全が崩れるのを見たいと思ったから、あせる姿が見たかったから、そんな単純な思いつきだった。

友人に頼み込んで全の前で手を繋いで歩いた、ある時はその友人とキスをした、けれどそんな僕らの行動を見ても平然とそこに居る全、だったら後は何をしよう、僕の頭の中は全を動揺させ、慌てさせる事への執着の様なものが生まれていた。

だからついつい過激になった。

全が家にやって来る日を狙って友人と裸でベッドに居たことも有るが何の反応も無くただ「済まない、出直してくる」とだけ言われて友人と二人で唖然と全を見送ったことも有った。

あんなことに全は免疫が有るのかって僕は内心疑ってもみた事が有った。

そんなこんなで、友人は呆れて僕の馬鹿な冗談から手を引いてしまった。

けれど僕はそんな事はお構い無しに全に悪戯を仕掛け続けたが結局、どれも成功しないで終わり、僕はとうとう悪戯は辞めてしまいといか、ネタが尽きて諦める事になった。

今思えば本当にバカだったと思う。

だからだろう、僕の悪戯に全は免疫が出来てしまったと考えるのが自然なのかも知れない、だから、僕が抱きついたりしても「冗談」で終わらされてしまうのは仕方が無いことなのだと自分のバカさ加減に腹が立つ、眠って仕舞おう、そして朝になったら忘れてしまおう、そう、これは失恋、恋愛対象は全だけれど告白しないで僕の思いは砕け散った。

だからこれからは仕事に集中しよう、そう、全が褒めてくれる唯一の物、もうこれしか残っていないから。。。

僕は眠った。


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最終更新日  2009年04月03日 02時47分15秒
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