BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年08月25日
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BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

実情7

全の顔は見えないただ雫が首筋を伝うのが分かる。

「全、なぜ泣くの?」
「悲しくない、心が苦しいから。。。そしてお前への思いと同じなのかもしれな」

なんだろうこの気持ち、胸の奥に風穴が開いたようになった。
全の胸が大きく上下動を繰り返して体は細かく震えてる、なんだか言ってはいけない告白をしてしまったようで僕もなんだか罪悪感を抱えた気分だった。

「顕一、君は何時から俺の事が好きだった?」

問いかける声に蘇るあの日の思い出、そう、初のオフ会のあの日、女子に囲まれる全の姿、側に居たのは僕では無くて僕の姉、オフ会なんて興味ない癖に無理やり付いて来た彼女が全と話をしていた。
僕は羨ましいと思っていた。

「初めてのオフ会の時かも。。。」
「そう。。。」
「全は、全は僕の事何時から好きになったの?」

もう一度、同じ質問を繰り返してみる。
抱き締められていた手が緩められてベッドに横たえられて今度は手を繋がれた。
悲鳴を上げていた体が楽になった。
手を繋ぐ事によって空いた風穴が埋まる気がした。
答えない全にもう一度、尋ねてみる。

「僕は答えたのだよ、今度は全が答えなくてはフェアじゃないよ」
「。。。そうだな、フェアじゃないか。。。」

呟く様に瞳を閉じた、眠ってしまったのかと思ったその時だった。
握れれた手を離されて背中を向けて横に成ってポツリポツリと口を開き出した。
背を向けることによって壁が作られた気がしたけれど全の照れからなのかと思った、だから気にはならなかった。

「ネットを彷徨って君の文章に出会った、女性が書いてると思った、そんな優しい文章だった」

とても昔の話だと思った、全はどんな顔で語り始めたのだろうか顔を見たいと思ったけれど全の言葉を妨げたくなくてそれはしなかった。
二人の間の壁を壊すように全のバスローブを掴むと背中がピクリした。
全は緊張してるのだと思った。

「ただ見てるだけで良かった、文字を追ってその世界に浸るのが楽しかった、しかし、その文章を読む度にその向こう側にいるだろう君が気になったから掲示板にメッセージしたんだ、覚えてる?」

『気になった』か、だけどそれはまだ僕の事を好きって事じゃないただ文章を書いている僕に興味が有っただけなのだと思った。
掲示板のメッセージ?何だったかな?
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最終更新日  2009年08月25日 03時30分14秒
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切ないですね…  
YA さん
こんにちは!昨日コメント残そうとして忘れてしまいましたぁ 全君がやっと素直に…
顕一君にやっと愛してくれる人が出来て喜んでいたのに、昨日の御話読んで、この二人お似合いだなぁと思ってしまいました。でも、全君は結婚しちゃうんですよね?手の届きそうな位置に居て、手を伸ばせない様な切ない気分にさせますね。続き楽しみにしています。 (2009年08月25日 10時03分13秒)

Re:切ないですね…(08/25)  
佐玖螺  さん
YA様
ありがとうございます
最初から素直に成ればこんな思いをしなくても良かったのでしょうが全ちゃんが以外に天邪鬼だったんですよね、タイトル通り、焦れったいですね。
顕ちゃんもなんてもっと最初から攻めれば今頃はラブ×2だったんでしょうが。。。二人の行く末を見守ってあげて下さい。 (2009年08月26日 00時54分05秒)

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