BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年08月31日
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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

実情8

全の重みと体温を感じながら自分がどうするべきか考えてみるけれど答えは出ない、ただ言えるのはこの感じは嫌じゃないって事と全の肌触りが良いってことなんだけど二人の関係は答えが出せそうにない気がする。

「全、ごめん重いよ」
「俺の体重が重いの?それとも心が重いのか?」

簡単に答えが出せないのを知っている癖にそんなこと聞いて来るなんて全はずるい。

「全、体重が重い」

言い直すと体がスルリと離れた、僕を跨いで四つん這いになると上から顔を見下ろされた。
目が合った瞬間、ドキリとして目を逸らしたけれど視界には全の姿が残ってる。

「俺の目を見なよ」

ズバリと言われたのが悔しくて視線を合わせるとなんだかやっぱりきまりが悪いと思うけれど今、視線を逸らしたらなんだか負けた気になるから逸らすのは止めた。

「こんなにして。。。」

涙を流した跡を指で辿られる。
そっち方がなんだかきまりが悪い。

「全の所為だ」
「俺は泣かしてなんか居ない、お前が勝手に泣いたんだ」

見下ろされている分、なんだかこちらが不利って感じがする。

「全、これじゃぁ話辛いよ」
「俺はこの方が良いんだけどな」

そういって裸の全身を晒して体勢を作る。
僕の顔の隣に腰を下ろしてしわる。
程よい筋肉の腹とお尻のラインが飛び込んできて余計に緊張する。
なぜ、裸なんんだろうかと思うけれど僕を抱こうとしてどこかで諦めた結果なのだかな?

「顕一、座れる?」

いったいどこに座れというのだろうか?
このままでは全のお尻のラインを見ながら話さなければならない事になる。

「ねぇ、このままでいいかなぁ少し辛いんだ、だから全、服着てくれない?」

全が笑う僕も釣られて笑う。
何だろこの空気、さっきまでの張り詰めた感じが消えた気がした。
全は少し待つように言うとバスローブを羽織って脱衣所に向かう僕は深呼吸して息の乱れを抑えるようにする。
自分の服に着替えた全がやって来てさっきと同じ位置を陣取って背中を預けて座ると僕に向かって言った。

「顕一、済まない、俺とあの人を天秤に掛けさせるなんて事は本当はしたくなかった、俺は身を引く積もりでここに来たはずだった」

だとしたら何をしにここに来たのだろうか?

「別れを言ってもう現れるのは止そうと思ってた、お前を抱いてそれで消えるはずだったのにお前を抱いたら手放すのが惜しくなった」
「僕は。。。」

切り出そうとした言葉を指で止められた。

「俺の話を聞いて」

切ない声だと思った。

「今まで言えなかった分、何度でも言うお前を愛してる」

泣きたいほど悲しい言葉だと思った。

「俺、すげぇかっこ悪いな」

笑いながら全が呟いた。

「未練、たらたらでああ、笑い話にしかならないな、最後のお願い」
「なに?」
「ここに泊めて。。。」
「良いよ」

なんでそんなこと言ったのか分からない。

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最終更新日  2009年08月31日 02時58分22秒
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いつも  
K.Y さん
楽しみにかかさず拝読してます。身体むりしないで下さいね。 (2009年08月31日 07時47分04秒)

Re:いつも(08/31)  
佐玖螺  さん
K.Y様

はい!無理しない程度に頑張ります! (2009年09月01日 00時22分30秒)

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