BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年09月11日
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カテゴリ: 君がいるから
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

かなり遅くまで二人で楽しんだ、明日は休みだという気持ちがそうさせたのと朔耶の両親が不在だというのが二人を自由にさせたのだったかが朔耶は疲れからかいつの間にか眠ってしまった。
倉本は思った、朔耶が転校して来てから一緒にいる時間は多かったがこうして泊まる事は初めてだった、西本に並んだと思っていた。
可愛い寝顔だと思った。
この安らかな眠りを妨げるものは全て敵しそれは全て排除しようと心に誓った。
それは誰で有ろうとも自分が朔耶を守れると思った。
倉本は朔耶の隣に潜り込んで目を瞑った。

朝、目が覚めると朔耶はまだ眠っていた、起き上がりリビングに向かうと朔耶の母親がキッチンで朝食の準備をしてた。

「瞬ちゃん昨日はありがとうね、ご飯食べって行ってね」
「ありがとうございます、ごめんなさい勝手に泊まって。。。」
「いいえ、良いのよ、あの子にはいろいろ我慢させてるから。。。」

朔耶のことをほったらかしでは無いのだと安心したのだったかがどこか違和感を覚えた。
そう、母親の息からはアルコールの臭いがしたのだった。
普段、酒など飲まないはずだと知っていたから驚いた。

「どうしたの?」
「いえ、なんでも。。。俺、顔洗うね、おばさんタオル借りていい?」
「ええ、どうぞ、顔を洗ったら朔耶を起こしてくれないかしら?」
「はい!」

受け答えはしっかりしている。
きっと昨夜、呑み過ぎたのだろうと思った。
倉本は洗面所に向かうと洗面台の扉の中からフェイスタオルを取り出した。
自分の家とは違う整頓されて居た事に驚いた。
朔耶の母親の几帳面さが分かったが朔耶も几帳面に出来ている理由が分かった気がした。

「タオルわかったかしら?」
「あ、はい、俺、朔耶起こして来ます」
「ええ、お願いね、あの子ったら寝起き悪くて。。。」

寝起きの悪い朔耶を想像してどきどきしていた。
部屋に入るとベッドの上の朔耶は酷いな寝相で眠っていた、さっきの几帳面だと思ったのを撤回しようと思った。
パジャマが捲れ腹が出ていた。
近づいてパジャマを直して起こそうとした時だった、腹や胸の辺りにも首と同じ鬱血の痕を見つけた。
声を上げそうに成るのを必死で抑えて何事も無かった様にパジャマを直して朔耶を起こすのだった。

「さっくん、起きなよ朝だよ」
「う、うぅ~」

呻りながら倉本の手を払った。

「ねぇ、さっくん朝だよ!」

耳元でどなると流石の朔耶も飛び起きて耳を塞いだ。

「瞬ちゃん酷い」
「起きないお前が悪いんだ」

そういってそっぽを向くと朔耶が覗き込んで倉本の脇をくすぐった。
お互いベッドでじゃれあいながら転がった。
弾みで倉本が上になると沈黙が生まれたが直に倉本が朔耶の手を引いて起こした。
気まずい空気のままキッチンに行くと朔耶の母親が笑って出迎えた。

「朔耶、瞬ちゃんにお礼を言いなさいよ」
「なんでぇ」
「何でじゃないわよ」
「おばさん良いよ、俺も楽しかったし」
「そう?だったら沢山朝ごはん食べてね、ああ、朔耶は早くしなさい、先生が迎えに来ちゃうわよ」

二人で返事をしたが倉本は先生と聞いてなんだか暗い気分になった。
この親は西本が朔耶にしている事を知らないのだと思った。
それに日曜だというのに父親の存在が無いのが子供ながらに変だと思った。
朔耶はこの母親と父親の関係気付いて居ないかの様に無邪気に笑いながら洗面所に向かうの不思議な気持ちで倉本は見送った。
そして倉本は思った、もしかしたら朔耶の家が可笑しいのではなくて自分の家の方が普通ではないのかとも思った。
いったい普通ってなんなのかも分からなく成っていた。
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最終更新日  2009年09月11日 03時53分12秒
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