MY THOUGHTS

MY THOUGHTS

September 18, 2006
XML
カテゴリ: 学んだこと



BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)経済の台頭について話を聞いた。

BRICsは世界の領土の29%を占め、人口では43%を占めるという。

世界人口の約半数が、これから経済的に豊かになるべく

猛烈に発展している。


鳥インフルエンザは中国では心配ないと言う。

なぜなら、公害で菌を持った鳥も死んでしまうから。


そんな冗談も言われるほど

見聞する中国の発展は凄まじい。




比較的環境意識が高いらしく、

温暖化対策として効果があるといわれる

バイオエタノールを使ったガソリンの使用では

世界一なのだとか。

また、科学技術後進国ならではで

例えば携帯電話などは、普通の電線を使った有線電話の普及を待たずに

一気に広がっているのだとか。


私達が遂げた発展のプロセスをスキップして

一気に最新技術を導入できるというのは

後進国ならではのメリットであるし

私達が経てきた同じ間違いを踏まないですむという点において




でもやはり、

農村部と都市部における地域格差の激しい中国では

その国内に住むものとして、

地球環境をも考慮した社会的責任を果たして行くことは、

難しいのかもしれない。



「私達だって豊かになる権利がある」という中国重慶の人たちの言葉に、

私はなんといって返したらいいのかわからなかった。


ただ、投資、生産、消費、というサイクルがあって

その中の「生産」と「消費」が

経済的豊かさを求める国内の人々によって牽引されるなら

せめて「投資」の部分だけ

大量の外貨を流れ込ませている私達としては

きちんと意識して、意図を持ってやっていきたい。

経済の持続的発展、いや、人類の持続的発展は

地球社会の持続的発展なくしてはなりたたないのだということを

食べるものに困らず、着るものに困っていない私達が

心の余裕を持って意識して牽引していきたい。


昨日のセミナーで

そういった社会的責任投資(SRI)の視点が

BRICsへの投資の流れの中に意識されているのかという

まさに私の聞きたかった質問がなされた。


しかし、残念ながら答えは今のところNOだった。


実際、聞こえのいいSRIファンドも

儲からなければ買う人はいないし

結局、どちらが先かの議論になってしまう。


ただ、そういった質問が出ることが

未来に希望を繋ぐものであるし

恐らく日本が思い切り経済発展を遂げていた時期には

そんな発想も殆どなかったであろうことを考えると

これから少しずつでも

そういった視点が

今後の調和の取れた発展を

もたらしてくれたらと思う。


「想いを後世に遺すお手伝い」をするウィルウィンドとして

これからのお金(=想い)の流れには非常に大きな興味を持っている。

なんらかの形でかかわることができたらとても嬉しい。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 18, 2006 10:51:57 PM コメント(2) | コメントを書く
[学んだこと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

もぐもぐりす

もぐもぐりす

Favorite Blog

【天風先生金言・至… New! おぎゃりん☆さん

第145回目広報勉強会… ビューティラボさん

●尾崎友俐● ◇尾崎'友俐◇さん
沢木遥の「幸せ力を… 沢木遥さん
ローズマリーとラベ… ローズマリーとラベンダーさん
くろまる雑記帳 あんこくろまるさん
UmeumeのHappy Hunti… Happy-umeumeさん
めーてるの日記 maetel55さん
捨てる女! 捨てる女さん
ノンたろくんの明日… ノンたろくんさん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: