MY THOUGHTS

MY THOUGHTS

November 21, 2009
XML



私たち人類はこのままでいいのか、

このまま未来に向かっていいのか、

このままでは滅んでしまうんじゃないか、

と思ったことでした。

2004年12月、ニュージーランドの大自然の中で、

動物や植物が必死にいのちをつないでいるのを見ながら

そんなことを考えました。


当時は自分もそうでしたが



と思った時、

そうか時間軸がないのだな、という考えが浮かびました。


今をめいっぱい生きることは何よりも一番大切なことですが

それはいつか死ぬからこそであり、

先祖のためであり、未来のためだからこそできるのだと思います。


だのに世の中を見ると、死きちんと見つめていない、今さえよければいい。。。


所説あるのかもしれませんが、

昔生物には「死」というか「寿命」がなかったといいます。

事故死はあっても、寿命が尽きて死ぬということがなかった。

単細胞生物の時代です。

でも、これでは環境の変化に耐えられない。




そこで生き残る手段として、

突然変異を含めて、「進化」のスピードを早めることが必要になり、

性別ができ、子供を産み、世代交代をしていく、

つまり「寿命」を迎えるという「死」ができた。


「種として生き残るために、死ができた」とは、なんとも興味深い話です。




私たちは漫然と生きてやしないかな、と、

そんなことを大自然の中で考えていました。


私たち、と偉そうな上から目線で申し訳ございません。

もちろんそうでない方々がたくさんいるから、

ここまで素敵な未来ができてきたのだと思っています。


でも、もっと多くの人が死をきちんとみつめて、

先人から引き継いできた想いというものをしっかりと感じ、

そして自分もいつか死ぬけれど、次の世代に何を手渡していこうかと考えたとき、

自身の中に、自分の人生よりも長い時間軸というものがはじめて生まれるのではないか、

そうしてその時間軸を知った時、その持っている時間軸の長さの分だけ

本気で未来を考えられるのではないかと考えました。


だからwillwindは未来を本気で考えるためのきっかけづくりを提供したい。

willwind自身、未来をどうしたいなどということはわからないけれど

でもみんなで考えるきっかけくらいなら提供できるかもしれなくて

そうすることによってみんなと一緒に未来を考え、創っていきたいと思いました。


時間軸を感じるきっかけ、

その方法の一つが家族の中で想いをつなぐ「 バトン自分史 」であり

企業という仕組みの中における「 想いの継承 」であり、

教育という側面で少しだけお手伝いをさせていただいた子供たちの「寺子屋」であり、

そして最近お手伝いをはじめた Memoro「記憶の銀行」 なのです。


ウィルウィンドは、時間軸をみなさんに感じていただくために

皆さまの想いを風になって世代を超えて届ける役割を担いたいと思っています。

「風」イコール「つなぎ手」であるという意識でいます。

みんなが、いのちをつなぐバトン走者なのですから、

そのことを実感する、お手伝いをさせていただきたいと思っています。




~~~



ある方からのメールでの質問に答える形で

上記をだだだっと打ちました。


久々にウィルウィンドの原点に戻る言葉が並びましたので、

今日のブログとさせていただきます。


















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 22, 2009 01:04:31 AM コメントを書く
[ウィルウィンドのこと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

もぐもぐりす

もぐもぐりす

Favorite Blog

【天風先生金言・至… おぎゃりん☆さん

第145回目広報勉強会… ビューティラボさん

●尾崎友俐● ◇尾崎'友俐◇さん
沢木遥の「幸せ力を… 沢木遥さん
ローズマリーとラベ… ローズマリーとラベンダーさん
くろまる雑記帳 あんこくろまるさん
UmeumeのHappy Hunti… Happy-umeumeさん
めーてるの日記 maetel55さん
捨てる女! 捨てる女さん
ノンたろくんの明日… ノンたろくんさん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: