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ブータンはチベット仏教を国教とする国、政治・行政と仏教はとても近く、政府機関であるゾンが役所と僧院を兼ねている事からもそれがわかります。
ブータンでも最大規模のパロのゾン。国内各地にあるゾンは17世紀ごろに建てられたものがほとんどです。ブータンで観光名所といえるものもほとんどがゾン。で、これをいまでも国や地域の中心として使っています。朝の9時から5時までは役所、それ以降は観光地として観光客に公開します。どれも世界遺産級の建物ばかり。というか国全体が世界遺産みたいなところです、ブータン。当然、UNESCOは世界遺産登録をしてくれと営業攻勢をかけていますが、わが道を行くブータン政府は世界遺産登録などに興味はありません。あくまでも自然体で、歴史的な建造物や絶景の自然環境と、昔と変わらずに共生しています。
ゾンと並んでブータンで面白い建造物は橋。とても立派なおうちが付いているんです。これ、誰でも利用できる旅人の宿舎になるんです。
橋の欄干にはいっぱい布切れが垂れ下がっています。
これはルンタ、経文が書いてあります。同じようなものに、
経文を書いたノボリ、ダルシン。どちらもパタパタとはためくたびに、祈りの風を谷間へとおくっていきます。
ゾンの周りなどにあるマニ車。経典を書いた紙が筒の中に収めてあり、時計回りに1回転廻すたびに、お経を読んだと同じ功徳があります(てゆうかお経読もうよ。。。)。
建物の周りにある何十というマニ車を次々廻して歩きます。
建物の入り口にはこんなおおきなマニ車。
1972年になくなった第3代国王を祀ったチョルテン(仏塔)をお参りする人々。みんな時計回り。