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ベランダでコオロギが鳴いています・・・ここは地上10階、どこから舞い込んで来たのでしょうか植木鉢の小さな自然の中夕ご飯の間も、風呂上がりにくつろいでいるときもベランダの隅の影から、彼の鳴き声だけが網戸ごしに夜風とともに入ってきます
Aug 30, 2006
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いつものようにバイト行ったら、事務室に店長と初めて見る若い男性(と言っても40位)がいた。店長が言った。「俺、異動するから。けんちゃんもこれで見納めだな」俺は「あっ、そうなんすか、寂しいなぁ」と言った。心境以上に冷静に。店長が重いことを軽く言ったように。店長が店長になってまだ一ヶ月足らずだった。最初は固そうに見えたが、話してるうちにいいオヤジということがわかってきた。娯楽と苦労を知っている店長の名言集「若いうちに遊んどけ」「子供は、一姫二太郎だな」「少しずつでも貯金しろ、貯まるとデカいんだから」そう言う店長の手にはいつもキャスター、あまりいい見本ではないかもしれないが、よく仕事サボって人生相談なんかをした。「夢があっていいなぁ。ちゃんと髪切れんのか?頑張れよ!まぁ、お前はしっかりしてそうだから大丈夫だな」と言ってくれた。人生って、あみだくじに似てると思った。それぞれの人生が並走してて、何かのきっかけで一緒になったりする。でも全部違う道。店長とは、短い間だったけど、同じ横の線で縁があった。縁は異なもの味なもの。P.S 今日またまた店長がみんなにケーキを買ってくれた。いい親父がケーキっていうところが店長らしい味のあるセレクト(笑)
May 14, 2006
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