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カテゴリ: プライベート
漫画村というサイトを発見した。

サイトの説明によると違法ではないという。

たくさんの漫画が無料で読める。

ひょんなことから​ 「7seeds」 ​という漫画を読み、非常に面白かったが、とりたてそれについて何かを書くほどではない。しかし、全35巻をあっという間に読破した。

意味なくクライアントのFさんに教え、感想を語り合うのが楽しかった。

で、どうやら漫画でも、映画でも、僕はサバイバルものが好きなことを発見した。(小説はあまりそのジャンルを知らない)

サバイバルものとは言えないかもしれないが、山岳小説というのは、たまに読む。新田次郎の​ 「孤高の人」 「氷壁」 ​をまた本箱から取り出して読む。奥付を見ると、昭和38年の発行。僕の持ってるのは、平成5年、64刷目の本だからボロボロである。山岳小説というより恋愛小説だが、平成5年版も何度目かの紛失しては書い直したものだから、最初に読んだのはいつ頃だうろう。思い出せない。

そのくらい何度も読んでいるのに、すっかり忘れていて、また読むのを楽しむことができた。

芦屋に住んでいた頃は、六甲山が近かったので、気軽に山登りができた。といっても山登りと言ってよいのかどうかわからないが。

今は気軽ではないので、漫画村で山の漫画を探すことにした。新田次郎の「孤高の人」原作の漫画版「孤高の人」もあったが、たいしたことなかった。孤高の人のモデルの​ 加藤文太郎の「単独行」 ​は青空文庫にあった。引っ越しとともに散逸していたが、再会できて嬉しい。便利な時代になったものだ。

で、すっかり山ブームになり、しばらくnetfelixで山の映画を探して、山ばかり見てた。

英国アカデミー賞をとったという「​ 運命を分けたザイル ​」は秀逸だった。これはすごい映画だ。

しかし、それまでぼんやりと冬山を登ってみたいなあ・・と考えていたが、この映画を見て、ああこんなふうに実際に登っていくのだと思って、完全に諦めた。

諦めたが、山の映像は美しい。漫画のほうが断然良い映画「岳」も景色はすばらしかった。

岳も漫画村にあったので、原作を読む。

で、谷口ジローの山の話があったなあと思い出し、検索したら、​ 神々の山嶺 ​ を見つけた。

最初に漫画を読み、次に原作を読み、最後に映画を見て、やっぱり映画は風景だけが良かった。

夢枕獏なんてひとは、インドの古本屋で見つけた小説をしかたなしに読んだくらいで敬遠していたが(日本語に飢えてたので)、この神々の山嶺はよかった。つまり原作が一番良かった。

なるほど登山家というのは、瞑想家なのだといいうことがよくわかった。山だったり、マインドだったり、それぞれの狭い意識の範囲ではあるが、世間に背を向け、高みを目指すという冒険に取り憑かれた人たちという意味では一緒の類の人たちだ。



エヴェレストを無酸素で、意識変容しながら、単独行で登る主人公は、ヨギみたいなもんだ。

寒い布団の中、ヨギの苦行のように、苦しい山行の話を読み続けていると、自分も絶壁でビバークしてる気分になる。布団なんだけど、寝袋に寝ている気がする。風が強い。

ちょうど昔からの友人が鬱っぽくなっていて、毎日彼から電話が来るので、話を聞いている。年末以来ずっとだ。

何十年も、いわゆる精神世界に人生を賭けて、ふと気づくと、家族も財産も友人もなく、貧弱な物質世界に囲まれて、なにもないのだけれど、精神世界でも彼の欲しい達成はないから鬱っぽくなっている。

世間に背を向け、山の頂を目指し、垂直の絶壁の途中で、なんとかハーケンとカラビナで支えられた寝袋に入って身体をぶらぶらさせながら、酸素不足の幻聴と幻覚に襲われながらビバークしてるみたいだ。

ビバークとは、wikiによると、「理由は何であれ予定通り行動できず思いがけない場所で一夜を明かす羽目に陥ることを「フォースト・ビバークと言い、一般的に単にビバークと言ったときはこのフォースト・ビバークを指す。 テント縦走であれば荷物にテントが入っているし、いざという時のためにツェルトを持っていればそれを使えば良いが、持っていない場合には雨具、傘、ビニールシートなど持っているものを活用してより快適な一夜を過ごす工夫をするしかない」

神々の山嶺の主人公も、鬱の彼も、ビバークしながら、なぜ山を登るのかの自問自答を繰り返す。

この自問自答がやばいから、昨年からずっと電話に付き合ってる。

こっちだって絶壁でぶらぶらしているようなものだけれど、酸素不足にはなっていない。

山に登り、山から降りることのバランスを繰り返すことを、ここ何十年探求している。ただひたすら頂きを目指すのでなく、暮らしに山を引き寄せるワークが僕の山登りだ。だいたい山の事故の80%は、登るときよりも、降りるときがやばいそうだ。単なるビジネスや、グル・トリップやエゴ・トリップになって足を滑らしてしまうことが多いけれど、上りも下りも必要だ。そういう意味では、今年から本腰入れようと考えているチャクラのワークは、登りと下り、内側と外側のバランスを取るのに最適のワークだ。

閑話休題、漫画村で​ 「3月のライオン」 ​を読んでいる。高校生でプロ棋士の主人公が、もちろん単独行で勝負の世界の頂を目指し、彼の生活も心情もやっぱり冬のエヴェレスト登山みたいに空気は薄く、命がけだ。

しかし帯には、「その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も――。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は――やさしさ溢れるラブストーリー。」とあるように、ほっこりやさしい内容だ。

第2チャクラの温かい人間関係をつくり、第1チャクラで美味しいご飯も食べ、お金を稼ぎ、第三チャクラで健全に行動することで、自分を取り戻していく物語だ。一世を風靡したという「はちみつとクローバー」の作者。

意識の高みを目指す上向きのエネルギーだけでなく、下向きの生きることをケアするエネルギーが必要なことがよくわかる。戦後ヴィジョンを失って、途方にくれていたドイツで、まず女たちが食べることの世話をすることで、立ち直っていったとアルビナが、途方にくれていた僕に話してくれたことがあったけ。

そう考えると、せんの細さと芯の強さが似ている​ 「戦場のピアニスト」 ​の主人公も、たくさんのひとたちにケアされることで動乱を生き残った。

「3月のライオン」 の主人公零も孤高の少年からすっかりたくましくなった。

日記再開を記念して、何かを書こうと思ったら長くなった。

登山家と瞑想家は似ている。しかしどちらも古い型にとらわれている。「神々の山嶺」は古い型の典型であり、「3月のライオン」は高みを目指すことで必然的に孤独の道をゆく少年が、それでも世間と触れ合うことで、栄養をもらっていく話である。少年によって、世間も変わってゆく。つまり新しい型の瞑想者の話かもしれない。アニメにもなり、映画にもなり(未見だが) 去年公開されて評判が良いみたいだから、今風の話であることを期待したい。

こういったことはまたぼちぼち書いてゆこう。

















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最終更新日  2018.01.23 18:40:11コメント(0) | コメントを書く
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