2003年06月05日
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 つい先日、一部マニア待望の iPAQ h1920 が日本発売になりました。そもそも低価格で機能が限定されたローエンドモデルという位置づけであるとは言え、定価24,800円というこれまでのPPCの値段から考えれば破格の値段での登場です。
 しかも、型式にちなんで、先着1920名には19,800円という“とんでもない”価格で販売するというキャンペーンつきです。しかし、そのキャンペーン価格にもかかわらずh1920は申し込み開始と同時にSoldOutにはなりませんでした。僕はhp directplusに登録してないのではっきりとは分かりませんが、hp directplusのh1920のトップページを見る限りではまだ19,800円で買えるようです。これはある意味注目すべきことだと思います。今日はそんな四方山話。

 まあ、注目するべきって言っても別に難しい話じゃないですよね。誰もが分かっているとおり「別に要らない」んです(^^; h1920で出来ることって、主にPIM関連とPCと連携したマルチメディアコンテンツプレイヤーです。基本的に単体でネットにつなぐ機能は持っていないので、Webやメールは出来ません。
 もうPalmの失敗じゃないですけど、PDAベンダーは日本ではPIM機能重視、PCとの連携重視のPDAは売れないことをはっきりと認識すべきです。たとえやすくても売れないんです。もちろん1,980円なら売れるでしょうけど、h1920を1,980円で売ることは現実的に不可能ですから。

メルロさま が最近の日記でレポートされているように、例えばauのA5301Kであれば、ほとんどPIM的な用途とテキストベースのWebとメールに関して言えばカバーできてしまうんです。これはこの機種に限らず、最近の携帯であれば多かれ少なかれ言えると思います。日本の一般的な人の移動しながらのPIMやネットはもう携帯で足りてしまうわけですね。そこにもう一つ同じ機能を持つものを20,000円で売ろうとしたって無理な話です。
 また、もっと本格的に多数の取引先のデータを管理したいとか、完全なネットをモバイルで利用したいって言う人は軽く、バッテリーの持ちもよくなったノートPCを使うわけです。いくら進歩したとはいえ、今のPDAにそこまでの能力はありませんから。もう、PDAの居場所は日本には余りありません。

 ただメルロさまの言うとおり、「携帯では足りないけどPCまでは要らない」って言うシーンが日常には結構多いのも事実です。結局、PDAは「携帯には出来なくて、PCまでは必要ないこと」をきちんと出来なくてはいけないわけです。それが「快適な」Web閲覧やメール入力、リッチコンテンツの閲覧あたりだと思います。


 やはり、PDAはもっともっとコミュニケーション能力と、マルチメディア能力を高めていかなくてはなりません。そうなってくるともちろんPCとの境界線があいまいになってきますが、PCがその機能上ある程度のサイズが必要であることはやはり変わらないと思うので、今のSigmarionやZaurusSL-C700といったポケット~手のひらサイズでPCに迫る機能を提供していけばPDAの生きる道はあると思います。
 とにかく、PPCはもうぜんぜんダメだと思います。こんな旧態依然のコンセプトをいつまでも引きずってないで、コミュニケーターなり、リッチコンテンツビューアーなりという新しい道を切り開いてほしいと思います。「メールが出来る」とか「動画が見れる」とかそんなレベルじゃダメなんです。消費者に「これは凄い、持ち歩きたい」と思わせる必要があるんです。

 今のままではPPCはどんどん尻すぼみになってしまいそうです。PDA業界の一角としての奮起を望みます。

今日は会社の昼休みからノートPCで。最近忙しくてここもサボりがちですね(^^;





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最終更新日  2003年06月05日 12時49分30秒
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Re:iPAQh1920に思う(6/5)  
ich さん
実は、購入申し込みをしました。>hp1920

購入理由はタイトルの通りなんですが、私はWindowsCE機(Jornada690)は利用経験がありますが、PPCに関しては何度か購入を検討してみたものの、主に価格がネックになって踏み切れませんでした。ですから、今回のセールは渡りに船というわけなんです。(^^

日本では通信機能を持たないPDAは市場に受け入れられない(本当はPDA自体がそうなのかもしれませんが)、というのは正しいと思いますが、Zire(71でないほう)の販売が比較的好調なことを見ても、世界的にはまだPDAの主用途はPIMを主体としたものなんだろうと思います。
実際、私のT600でも、私用で外出しているときにはWEBの閲覧なども行いますが、ほぼ毎日利用するのはメール受信くらいで、それも通勤の車の中ですから、PCで受信したメールをシンクロする、というPDAの伝統的な使い方でも本当はOKなのかもしれません。
仕事中に必要性が高いのは、やはりスケジュール管理やPC(Office)のデータ・ブラウズでしょうから、この点Windowsと親和性の高いPPCで、しかも私好みの小型軽量(T600Cと比べても20g軽いんです)機であるh1920は、ちょっと期待してはいるのですが。
(2003年06月06日 08時15分14秒)

PPC体験版  
ich さん
>購入理由はタイトルの通り・・
って、本当はこういうつもりだったんです。一旦リセットしちゃったのをそのまま送信してしまいました。
来週には届くかなぁ。 (2003年06月06日 13時00分54秒)

NX73 & SL-C750 初対面  
ich さん
ようやく実物にお目に掛かりました。
率直に言って、良く出来ていると思います。>NX73
CFスロットがポップアップになり、外寸も僅かながら小さくなったらしいのと、色がダーク系なのも視覚的にはコンパクトに見せているのかもしれません。
ただ、全体にとても華奢な印象ですね。操作スイッチやコネクタの類も小さめですし、操作性云々というよりガシガシやったら壊れそうな雰囲気です。(^^;
何となくですが、長く持てるマシンではなさそうな気が
しました。(あくまでも個人的な印象ですので念のため)
話題のDECUMAもちょっとだけ、それも展示品にはスタイラスが無かったので爪の先で書いてみましたが、認識率というよりも、CPUの恩恵もあってか、追従性がすごく良いですね。ただ、これはあくまでも「手書き」入力であって、「かなり良く出来たソフトウエアキーボードの一種」であるgraffitiとは比較できません。
SL-C750も、動作が速くなったことでバランスが向上したと思いますが、SL-C700を初めて見たときのような感動は当然ながらありませんでした。

 何よりも思ったのは、h1920(まだ手元にないのですが)を特別価格とはいえ、2万円を切る価格で購入してしまうと、いかに高機能とはいえ「たかがPDA」に5万円以上も出せない、ということでした。
新しい玩具を待っている間の一時的なものかもしれませんが、これがPDAの価値に対する「一般的」な認識に近いのかもしれません。(笑) (2003年06月11日 10時23分06秒)

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