関西 Hashinaryハシナリーe企画情報

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2005年04月12日
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2005年04月12日 14時01分

050412 「勝つための明確な特徴」;【ビジョン及び戦略

 ■2. 事例解説(3)

  3.経営ビジョン、戦略という観点が抜け落ちている。




【ビジョン及び戦略】

■問題点としての指摘の理由


  ルタントに伝えたのだろうか。という疑問を持ちました。
  ビジョンも戦略も抜け落ちていると思います。

 ◇この経営者は、財務指標を好転させるということを目標に掲げた。
  財務指標好転のためだけの戦略が企業にとって有効なものであるのかが疑問
  です。
 ◇X社の場合、結果が出てしまいました。考え方に誤りがあることがはっきり
  しています。だから問題として指摘しました。

■経営者が考えていたことの推測

 ◇本来の目標は、指標の好転ではなかったはず。これは推測になりますが
 「顧客満足をはかりつつ、将来に向けての利益率向上策はないものか?」あ

  というものではなかったのかと考えます。

 ◇「これで、ビジョンになるのか?」
 ◇よいのか悪いのかは別問題。経営者はこのように考えていたのではという
  推測。

 ◇戦略がなかった。 いえることは「勝つための明確な特徴」がなければ


 ◇この経営者は、近い将来の企業イメージを考えていなかった。ビジョンを
  考えなかった。だから、このコンサルタントに出来上がりの企業イメージ
  も伝えていない。

■本当に考えなければならなかったこと

 ◇この事例で考えなければならないのは、どのようにすれば「結果として」
  指標が好転するのかのはず。
  財務指標が芳しくないということは、企業活動のどこかで、問題がでてい
  ることですし、その具体的な対応が必要だったはずです。

 ◇どのように資源を再配分すれば、減収減益の流れをとめ、増収増益のステ
  ップにいくことができるか。(問題解決型ビジョン設定【次回】)これを
  考えなければならない。

 ◇この事例では「真のビジョン」を考えていない。「ビジョン」がないので
  すから、当然、勝つための「戦略立案」はできません。

■「ビジョン」の重要性

 ◇いままで、「経営理念」や「現状分析」の説明をしてきた理由は、何かと
  いうとビジョンが明確でなければ経営改善ができないからです。

 ◇ビジョンは、経営理念の中間目標。

 ◇私が「経営理念」という抽象的なものにこだわった理由は、本当のビジョ
  ンがなければ、経営できないと考えているからです。繰り返しますが、
  ビジョンは、経営理念の中間目標。
  今は、ビジョンを明確に持っていない企業が多いように感じています。

 ◇経営理念→ビジョン→戦略の流れがなければ、切れ味のいい経営で難しい。
  業績向上が難しい。

 ◇今の経営は、財務指標を中心に考えている。しかし、これは結果であり、
  ただ単に「ビジョン」とすることはできない。

 ◇反論はあるはず。「財務指標で確認しなければ、企業のおかれている状況
  がわからない。」という反論。

 ◇しかし、本当に目標になるのでしょうか。すでに【企業理念】で説明しま
  したが、【企業の存在価値】(【経営理念】で説明)をおざなりにして財
  務指標を達成することに意味があるのでしょうか。

 ◇最終的に、競合に負けるための施策を打つ企業になってどこ意味があるの
  でしょうか。

 ◇長期的な観点に立つ、つまり、企業が将来的にも、自らが立てた目標に向
  かって行動できる基盤には顧客にあります。
  しかし、事例の企業では、自社の管理指標とその解決だけを目標にした。
  顧客不在。企業の存在価値は考えなかった。そのことが問題。

 ◇大切なのは、どのように行動して、財務指標を好転させるのかということ。
  つまり、本末転倒です。

■財務指標を目標にする時  【企業再建ステップ】

 ◇しかしながら、まったく意味がないわけではない。短期的には意味があり
  ます。資金的がまったくなく、資金だけに着目せざるを得ない場合。
  企業再建の場合です。

 ◇次回以降に、説明することにしますが、企業再生の場合、短期的に財務指
  標を目標にする場合があります。それでも、顧客満足をどう確保するかと
  いう観点をはずしません。なにしろ、将来の活動基盤を壊してしまっては、
  再生できなくなってしまう。ですから「顧客」という観点ははずさないの
  です。

 ◇では、今回の事例では一体どうだったのでしょうか。
  短期的視点からだけでよかったでしょうか。
  ビジョンがなかったために自社の存在価値を壊しました。長期的視点がな
  い。
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【発行責任者】 代表取締役 桑原 彰
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最終更新日  2005年04月12日 20時49分14秒
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