1857年にウスター郊外に生まれ、1934年に同じウスターで亡くなったイギリス近代を代表する大作曲家。
殆ど独学で音楽を学んだとされ、1890年代から作曲家として認められ始め、1899年に「エニグマ(謎)変奏曲が大ヒット。1900年にはケンブリッジ大学から名誉博士号を授与された。
作品は交響曲2曲をはじめヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、数々の管弦楽曲や合唱曲に及び、膨大な作品数を誇るがなぜかわが国での知名度は「威風堂々」以外は今ひとつの感がある。
作風は壮大で力強く、威厳に満ちて高貴なフレーズに満ちており、もっともっと聴かれるべき偉大な作曲家であると思う。このコーナーでは、彼の主要な作品群の紹介をさせていただきます。