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不登校の現状・原因・対策について
~不登校の現状・原因・対策について~
不登校の定義・現状
不登校とは、文部科学省の「学校基本調査」及び「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」において、「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童・生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的理由によるものを除く)」と定義され、病欠を除いて年間30日以上欠席する生徒のことを指す。「学校恐怖症」「登校拒否」とも呼ばれ、1970年代に問題化されてから今日に至るまで学校教育現場及び研究上の課題である。
同調査報告書によれば、平成21年度の全国の小中学校における不登校児童数は、前年度より4373人減り、12万2432人であった。2年連続で減少したが、同省は「減少傾向に転じたとまでは言えない」としている。不登校の中学生は前年度から4048人減り、10万105人(全中学生に占める割合は2.77%)で、小学生は325人減の2万2327人(0.32%)であった。学年別にみると、学年が上がるにつれて不登校児童数は増加し、特に小学校6年生から中学校1年生の間、中学校1年生から中学校2年生の間の増加率は極めて高い。前年度より中学生で大幅に減ったのが特徴だが、平均して中学生の36人に1人は何らかの理由で学校の授業を欠席している状態である。また、平成3年度の小学校12,654人(0.14%)中学校54,172人(1.04%)と比較すると明瞭のように、不登校児童数は2倍以上の割合に登り、「ごく普通の子どもでも起こりうる」との見解が出されている。不登校とは疾患の診断名ではなく状態像である。不登校は幅広い子どもにみられることに留意し、不登校児というレッテル貼りを避けるための配慮などが重要である。近年はそういった問題意識や時代の価値観の変遷や多様化に伴い、学校を絶対視する考えを転換して学校以外の民間指導・相談施設への通所も出席扱いにできる方針を打ち出すなどしている。こういった不登校への対策については後述する。
不登校が起きる原因
不登校やいじめなどの子どもの不適応行動は学校教育の中で大きな課題である。文部科学省同調査によれば、不登校のきっかけと考えられる原因(複数回答)で多かったのは、「いじめを除く友人関係」が2万1724人(不登校のうち17.7..
出処:: レポートサイトHAPPYCAMPUS!