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昨日、娘の看病を奥さんにお任せして、学生時代のオケのOB仲間の新年会に参加してきた本当は、家族3人で参加の予定だったが、娘のインフルエンザという事情で、奥さんと娘の2人分はキャンセルしていただいた。その中で、ちょっと話題にしたのが、オーケストラのヴァイオリンのシーティング(席次)のこと。実は、この1月に私が出演する某オケで、昨年に参加した最後の練習の際、コンサートマスターに「私はどこで弾きましょうか?」とうかがうと・・・「おとまつさんには、ベルリンフィル方式にならって、 折り返し前の最終プルト(5プルト)の表をお願いします。」プルト(Pult)というのは、1つの楽譜を見て並んで座る2人組のことである。コンサートマスターを含む最前列の2人を第1プルト、以下、2・3・・・・と続き、編成によって、通常、14人(7プルト)までの編成であれば、5プルト目を客席側の最終プルトにして、6~7プルトを舞台奥側に配置する。この状態を「6プルトで折り返し」という。16人(8プルト)以上の編成であれば、折り返しは7プルト目になることもある。(つまり、6プルト目が客席側最終プルト)いずれにしても、「折り返し前」の客席側の最終プルトに、一番強力な人を配置するのがベルリンフィル方式らしい。私は、そんな方式があるのかどうかすら存じ上げないのだが、この話うかがった際に、ちょっと心にひかかったことは、私の処遇にコンマスが相当苦慮したのではないかということ。少なくともこのオケでは私は全くうるさ方ではないハズで、(別のオケでは「超」がつくうるさ方だけどね)そんなに気を使われるような存在ではないはずだ・・・だとすると、ひょっとして団員の中に、「私が何故あの人よりも後ろなの?」みたいなことを言う人がいたりして、実はコンマスさん、日頃から席次決めでは苦労しているんじゃないだろうか?私にもコンマス経験があるので、同じような思いをしたことがある。ならば、今年の練習初めの際には「どうぞ私にはお気遣い無く、好きな席次に置いてください」と申し上げようかと思う。私自身は、どこに座ろうと全力投球させていただくつもりだからね。
2009.01.03
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昨日、劇団四季のミュージカル「赤毛のアン」を観てきた。こどもミュージカルに参加している娘が見たがっているし、私自身も原作の「赤毛のアン」シリーズは大好きで、プリンスエドワード島で長年上演されているこの作品を、一度は観てみたいと思っていたことだし・・・とまあ、当初はその程度の動機で、さしたる期待もせずにチケットを申し込んだのだが、先日観た「ウィキッド」が思いのほか素晴らしかったため、一気に期待感を高めての観劇となった。そして・・・物語にちりばめられたエピソードを、楽しく見せるという点では成功していたと思うのだが、ミュージカル作品としての、全体を見渡すと、正直なところ、それほど優れた作品とはとは思えないなあ。面白いし、楽しめる作品ではあったんだけどね。上演時間が2時間半を超える、なかなかの大作なのだが、それでも、原作の長編小説の数々のエピソードからは、厳しく取捨選択せざるを得ないのは当然だと思う。その取捨選択のしかたのところで、もう少し工夫が必要だったんじゃないかなあ。その程度の使い方なら、このエピソードを出す必要はなかったんじゃないの?もっと、大事なエピソードが他にあったでしょう?そんな場面がいくつかあった。しかし、かなり無理のあるストーリー展開にもかかわらず、半ば力づくで、聴衆を納得させてしまうかのような、劇団四季の役者たちの演技には、素直に拍手を贈りたい。特に、主役のアンがとてもチャーミングだったし、彼女の最大の理解者であるマシューがいい味出していた。(歌が下手なのはわざとだよね?)憎まれ役のジョシー・パイは役者さんが可愛過ぎ(笑)それはそれで、楽しかったけど。ところで、「赤毛のアン」が上演された、自由劇場。隣接する四季劇場「春」「秋」とくらべると、規模が小さいながらも、雰囲気という点では、実は、よりブロードウェーの劇場に近い気がする。そして、この劇場ならではのアットホームな雰囲気は、例えば、オフブロードウェーの作品などを取り上げるのにも、適していそうな気がする。今後のラインナップが楽しみな劇場である。「四季の会」入会申し込みをするかどうか、まだ思案中である。
2008.04.07
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2018年12月に出演してクリスマスコンサートin新浦安マンションからの演奏動画、第2弾は、アルゼンチンタンゴの名曲「ポル・ウナ・カベサ」(Por una cabeza)です。ポル・ウナ・カベサを日本語に訳すと「首の差で」となります。競馬でよく使うアレです。ほんの少しの失敗で、ほんの少しのすれ違いで、恋に破れてしまう・・・そのことを首の差というわずかな差で勝負に敗れる競走馬に例えた歌詞がついています。インスツルメンタルの演奏は、映画やドラマのタンゴを踊るシーンで度々使われました。有名どころでは、アル・パチーノが盲目の退役軍人を演じた「セントオブウーマン」や、シュワちゃんが正体を隠して堅気の仕事をするスパイを演じた「トゥルーライズ」など。セント・オブ・ウーマン/夢の香り [DVD]トゥルーライズ 【DVD】それにしても、そんなに昔の映画とは思っていなかったんですけど、これ見るとシュワちゃん若いですねぇ・・・完全に「昔の」作品ですねぇ。
2020.03.19
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お昼休みの連続投稿です。今回の「あんさんぶるおとまつ」は、いよいよマジで集客がヤバいかも知れない現時点で「行く」と言ってくれている人が計7名ダイレクトメールへの反響も、「残念だけど行けない」ってやつばかりだし・・・共演者のご都合も考慮しながら、熟慮に熟慮を重ねて、「この日しかない!」と選んだ日程だったけど、お客さんには、都合の良い日取りではなかったようだ。とりあえず、この前のリハのときに田中さんと宮澤さんには、「お客さん少なかったらごめんなさい」と先に謝っておいた。さて、今回のコンサートで一番負担が大きいのは、間違いなく2曲のピアノトリオの大曲を弾いていただくピアニストさんであるそのピアニスト、田中明子さんのプロフィールをご紹介する。(田中明子)武蔵野音楽大学ピアノ科卒。現在主に声楽伴奏者及びアンサンブルピアニストとして、数多くのコンサートやコンクールにて活躍。多彩な音色と生きたリズム感を持つ感性豊かなピアニストとして、共演者からの信頼が厚い。室内楽の分野では、ヴァイオリン、クラリネット&ピアノの『クラヴィーノ・トリオ』のメンバーとして活躍。また多くの合唱団との海外演奏の経験も多い。自ら企画・主催する『Akiko&Company’s GALA』コンサートは過去3回行われ、多彩なプログラムと独自の演奏スタイルで好評を博す。第4回は本年10月12日浜離宮ホールにて開催予定。国際芸術連盟優秀伴奏者賞受賞。田園調布学園大学講師。にほんブログ村えー、それからですね。フリーページに「あんさんぶるおとまつ」のページを追加しました。映像公開の第1弾は、一昨年?いやその前の年だったかな?近所のマンションの集会施設で行った「ふれあいコンサート」から、「ベルばら」の主題歌です。あと、「ジェラシー」の再生回数が600回を超えました。
2009.08.21
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