わらしべ工房 畳屋の楽屋裏(ブログ)

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2007年05月25日
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カテゴリ: どたばた営業日報
先日の日記に関連して、私の経営観を少し…経営観というと大げさですが、これまでなんとなく培ってきた、自己流の畳店としてのやり方みたいなものです。


まず、何を売るのか、畳や襖などの工事が主な商品になりますが、単純に畳や襖を売っているという感覚は無いです。

畳や襖をきれいにすることで、お客さんがすっきりした気持ちになることが最終目的というか、まさにお客さんの気持ちを良くするために畳を替えている、ということです。

もっと単純に言えば、お客さんの気持ちを良くする商売をしているということです。たまたま畳が得意なので手段としてそれを主に使っているということです。

そういうことなので、お客さんがどんな理由であれ、すっきりしない場合は、とてもお金をいただく気にはならないのです。


毎回の仕事のお客さんとは、いつも真剣勝負です。お客さんのほうが「いやー、そこまでやってくれんの?ほんとうにありがとう」と言わせて、自分の勝ちです。

先日の日記のお客さんのように満足してもらえなかった場合は、いかなる理由であろうと、敗北です。


勝負はきびしいのです。負けると、身包みはがされるのです。とてもお金なんて貰って来れません。

逆にお客さんを十分満足させると、つまり勝負を制すると、一円単位まで値引きせずに集金できるわけです。




そんな人の命の分身を、粗悪な商品やサービスでお客さんから巻き上げる気持ちにはとてもなりません。

むしろお客さんが私に支払う以上の価値の物を提供しようといつも心がけています。

そういうわけなので、全く正直な話、あまりにもシビアに値切るお客さんに対しては、十分の熱意を持って仕事できないという理由で、お断りする場合もありますし、今回は行っても次回で、お断りする場合もあります。お金という命の分身を露骨に出し惜しみしようとする人に対して、私だって命がけの姿勢で仕事をする気持ちにはなりません。


それでも、先日の日記のような一筋縄ではいかないお客さんがいるからこそ、技術やサービス、接客技術がレベルアップしているという事実は確かにあります。もちろんそういうお客さんは嫌なのですが、次回同じようなタイプのお客さんがきたとしても、確実に満足させる術は学習済みです。そういった意味では、本当に困ったお客様にもまた感謝です。

畳の材料、施工の技術といった一番分かり易い部分も以上の点から、「お客さんに勝つ」という一番の目的を達成するための手段にすぎないわけです。

「お客に勝つ」(お客さんを十分満足させる。金額以上の価値のあるものを提供する。心からのありがとうの気持ちを引き出すようなものを提供する)

「お客に勝つ」

「お客に勝つ」…

商売って一言でいうと何かときかれたら…自営始めて8年目での認識は、上の一言に集約されます。












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最終更新日  2007年05月25日 21時56分43秒
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