びびんちょ…かんちょ

関西弁では、汚らしいもの、尾籠なもの。という意味やけど。九州では、まったく違う意味らしい。中津では、びびんこ。肩車の意味らしい。地方によっては、びびんちょ、べべんちょ。とも言うらしい。これほど、言葉の持つ意味が違うのには驚いた。子どもの頃には使てた筈なんやけど。かれこれ60年も生きて来て。すっかり忘れてしもてる。久しぶりに聞いた言葉が。しかも。ここでは、まったく別の意味ちゅうのんも。迂闊に言葉を喋られへんちゅう感じやね。中津に帰って早15年。嫁はんは、すっかり中津弁が復活してきたようやけど。普段は、関西弁で話してる。ように思う。ぼくの周りには。関西弁を喋る人が、嫁はん以外にはいない。けど。結構、嫁はんの関西弁は、ええ加減やし。関西弁とも中津弁ともつかんような感じ？関西弁にどっぷり浸られるのは。夏の作品展の時だけ。三日間は、山の音楽舍には関西弁が飛び交う。ぼくの関西弁も。このところ、ちょっとあやふやになってきてる。この頃。今の吉本の芸人なんかの関西弁と違う。昔の浪花千栄子さんのきれいな関西弁が聞いみたいなと思う。今日この頃。