2006.02.28
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と、いきなり嫁はんが言いよる。
黒い、か、陰？
いやいや、目の中を黒い陰が走るらしい。
そんなん、ぼくなんか何個も黒い陰漂うてる。
追いかけっこして忙しないもんや。
僕の場合、強度の近視と歳取ったことによって、網膜が所々薄くなっているらしい。
と何年か前に目医者に言われた。
ひどくなると網膜剥離をおこすかも？
一度目医者に見てもらった方がいいのではと、一緒に目医者に行った。
ぼくの経験から言うと、検査をするのに目の瞳孔を開く目薬をされるので、しばらくはすごい目が眩しい。
車の運転はせん方がええ。
目医者は思ったより空いてたので、割と早く終わった。
診察室から出て来た嫁はん。
「網膜剥離やて手術せんとあかん」
て言いよる。
網膜剥離になりかけているちゅうことらしいねんけど。
2日に手術となった。
いきなりかい？
早めに発見出来たので、レーザーで網膜に開いた穴を塞ぐらしい。
安心してええのかどうなんか？
重いものは持たへんようにと言われたとぼくに言う。
はいはい、くれぐれも箸と焼酎の入ったコップ以外の重いものは持たせません。
歳取るとあっちこっち何やかんやと出て来るんはしょうないことかな。
colorsという作品展の案内をもらった。
何年か前に山の音楽舎の作品展に来てくれたご夫婦とその従業員の方と３人３色の作品展。
いつも案内ハガキをもらうのだが、なかなか行けなかった。
門司港と言うので、嫁はんを目医者に連れて行ってそのまま向かった。
いうても昼からやけど。
いつも行動に移るのが遅いのが我が夫婦。
豊前のおこしかけで、弁当買うて車の中で昼飯。
しかし駐車場に止めて食べてると、側通る人がみんな見て行く。
カーテン閉めたら良かった。
もう遅いけど…。
外のテーブルで食べたら寒いもんね。
10号線を走り、苅田の所で新北九州空港へ行く道路に入った。
これて近道になるんやろか？
道は広くてすいすい流れてるけど。
門司港に着いたのは３時を回ってた。
旧門司税関の建物はレンガ作りで中はええ雰囲気の落ち着いた感じ。
カメラマンのご主人とその従業員のSさんの写真、奥さんのイラスト。
ぼくも頑張らんとあかん。
たっぷり刺激を受けた一日でした。
何年ぶりかにご主人とも会えて、新聞紙アートのK田さんも紹介してもらい、意外な夫婦の共通点にびっくり。
下戸の亭主に酒飲み？ の女房。
割れ鍋に綴じ蓋…。
そうは言うてへん…？
５時を回って、せっかく来たんやからDaddyに連絡してみようと思ったが、雨が降り出した。
傘を持って来てないので、慌てて駐車場へ戻った。
またにと言うことで帰途に。
途中で暗くなり雨も本降りに。
苅田のあたりで曲がる道を間違え、何や全然通ったことのない道路走ってる。
しかし、道は続いてるもんや、あっちこっち曲がってるうちに10号線に出た。
しかし雨の日の夜、知らん道走るんはやっぱり嫌やね。
バックミラーは覗かん方がええ…。
て？
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