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桜の中の神戸ハープ… 47弦の詩人さん

2008.12.15

放送日：１２月１５日（月）２２時から２２時５０分　BShi
ハイビジョンふるさと発
「シリーズ格闘２００８　第３集
笑顔輝く日まで～京都・精神科在宅医療の挑戦～」
（再放送２回：１６日（火）１６時～、２０日（土）６時から）

【番組案内】
幻覚や妄想にとらわれることで、感情が不安定になったり、他人には理解できない行動をとる心の病、統合失調症。１０代から２０代で発病する人が多く、１００人に１人の割合でかかると言われています。長らく「精神分裂病」と呼ばれ、「人格が荒廃する」「一生治らない怖い病気」というイメージがつきまとってきました。さらに日本では、精神科病院の入院患者数が世界一の３５万人。入院期間も十年近くに及ぶ人が多いなど、世界の潮流に逆行する、かつてのハンセン病と同じ隔離収容政策がいまだに取られています。偏見のつきまとった「精神分裂病」という病名を「統合失調症」に変えるなど、患者中心の精神医療を目指してきた精神科医・高木俊介さん（５１）は、住みなれた場所で、信頼できる人のケアがあれば、病気は回復するし、地域で生きていくこともできるという考えのもと、４年前から精神科の在宅医療を始めました。番組では、それを通して回復する女性患者・育子さん（３２）と家族の日々を見つめることで、統合失調症を患う人たちを一人の人間として捉えることの大切さや地域でともに生きていける事実を伝えます。