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babiru_22
活字中毒患者でもある私ことバビル３世の読んだ本を紹介します。
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May 29, 2023
カテゴリ： 今日の一冊
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定年後の嘱託も辞め、独り暮らしの沖本信也。そこに幼い少女を連れた女性が現れた。逃避行をしている、という。テロと銃撃が頻発する日本で、信也は二人を守り抜くと決断した。役所勤めの経験を生かし、意外なルートで軍事境界線を突破、あらゆる危機を回避していく―。なぜそこまで身をかけるのか？ 銃撃音の真っ只中で絞り出した言葉が、嗚咽と血とともにほとばしる！圧巻の幕切れに心が震える、ベテランの新たなる高み。
本書は、南北に分断して内戦状態の近未来の日本を舞台に、昔の恋人の娘とその子供を避難させる元市役所職員を描いた作品。物語では、淡々と逃避行が描かれますが、背景描写が少なく、物足りなさを感じました。
【満足度】 ★★★
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