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2007.12.21
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ドラマのTBS

と言われていた時代があった。

かつて他局を圧倒的する質・量で人気ドラマを
TBSは送り出していたのだ。

TBSドラマ「うちの子にかぎって パート2」の
(1984年 出演 田村正和 森下愛子)

番組内で 「うちの子にかぎって」 が
テレビで放映されていて、それを見た子供の母親が


TBSに電話で抗議をするというシーンがあった。

「天下のTBSがこんなくだらない番組を放映するなんて
 どういうことですか!」

とまくしたてるのだ。

それを見ていた私は

よくも自分の局を「天下のTBS」
などといえるもんだな、

とあきれてしまった記憶があるが、確かに

「天下のTBS」

と自他ともに認められていた時代が
1980年代の中頃まではあったのだ。



80年代後半からは、証券会社からの損失補てんの
問題から始まり、様々なスキャンダル、内紛などが勃発、
TBSは自壊していき、当然番組の質も落としていく。

かつての良質なドラマ、人気ドラマを輩出したTBSドラマ
もその影響を受けていった。そしてそれが視聴率にも


そんな凋落するTBSドラマと入れ替わるかのように、
フジの月9がその奇跡のような大躍進を見せたのだった。

今や
「ドラマのTBS」という言葉は死語になり、
「ドラマといえばフジ」というのが世間一般の
「常識」になっているのではないだろうか。

  *   *   *   *

月9勃興の同時代に生きていて、普段なにげなく
テレビを見ていたら、あまりその凄さは感じない
のだけれど、

月9をブランドにまで育てあげた製作スタッフは
凄いことを成し遂げたのではないだろうか、
と感じ、それを検証してみようと思ったのが
今まで長々と書いてきたことの理由のひとつである。

前回までは「月9ブランドの確立」というところ
まで書いてきたのだが、それ以後のことも含めて
今まで書いてきたことをまとめてみる

1988年 月9開始 新しいドラマつくり、
      ドラマのTBSへの挑戦。
      独自のシナリオ大賞を創設。
      フジお得意の放送業界もので挑むが
      ぱっとせず。

1989年~「君の瞳をタイホする!」がヒット。
       フジらしい新しいドラマで、トレンディドラマ
       のさきがけとなる。
       以後、「教師びんびん物語」などヒットドラマが
       生まれる。

1991年 「東京ラブストーリ」、「101回目のプロポーズ」が
       単なるヒットではなく、社会現象になるまでの空前の
       大ヒットドラマとなる。

1992年~1996年 
       この期間の月9は平均視聴率が20%近くで、
       しかもほぼ毎年最高視聴率が30%以上の    
       「お化け番組」が出現する。
       「ロングバケーション」によって月9ブランドが
        世間に認知される。

1997年~2007年
       月9ブランドの慣性効果によってしばらくヒット作品
       が続くが、人気のでない番組も現れるようになる。
       たまにヒット作品は出現するものの、枠としての力
       はなくなってくる。

       2001年ごろにはそのような状態が常態化する。
       そして、現在、「月9」という言葉は以前使われるが
       月9の枠にはかつてのような勢いはない。

偉大なことがあったのだな、
と自分が確認するために
今までこのような文章を書いてきた。

「月9」のような大きなうねりを引き起こす
新しい力が現れることを願っている。

(終)

<千京から>

あくまでも、月9の流れということに
ついて書いてきたので、月9の転換点と
思われるドラマだけにしか触れることしか
できなかったのですが、個別の作品で
取り上げてみたい作品も多くあります。

その中で、今回はそんな取りこぼした
ドラマの中から主題歌を集めてみました。

「やまとなでしこ」(2000年 脚本 中園みほ)
の主題歌 Misiaが歌う 「Evrything」

「やまとなでしこ」はいろいろな意味で
面白い興味があったドラマでした。

名シーンの一つが 投稿されていたのでそちらも。

「あすなろ白書」(1993年 脚本 北川悦吏子)
の主題歌  「TRUE LOVE」(藤井ふみや)








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Last updated  2007.12.22 03:05:18
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