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国宝第76号「乱中日記」 忠武公が壬辰倭乱の時に陣中で書かれた肉筆の日記。 壬辰倭乱が始まった翌日から書かれており、途中多少の省略や重複があるものの、将軍が戦死された前日までの記録であり、のちに「忠武公全書」に収録された乱中日記の草本である。 特筆すべきは、水軍統制に関する軍事秘訣や戦況を報告する草案などが詳しく記録されてあり、当時の軍事研究の決定的な史料として高い評価を受けている。 |
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長剣:宝物第 326 号 この刀は宣祖 27 年 (1594)4 月に閑山島陣中で、当時の代表的な匠人として有名であったテギヨンとイムセンが作ったもので、忠武公が常に壁に掛けて眺めながら、精神を整えていた刀。 剣の表には、それぞれ将軍の真筆剣銘が次のように記されている。 " 三尺誓天 山河動色 一揮掃蕩 血染山河 " 『 三尺の刀を持って天に誓う、山と川が驚き、一振りにして全てを滅ぼし、その血が山と川を染めつくす』 |
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腰帯:宝物第 326 号 腰帯は官服を着てから腰に巻くもので、品位により腰帯の飾りが違う。 この腰帯は明国の製品で、飾りは長方形型か心葉形でその周囲は金属で巻かれており、トラと瑞雲などが精巧に浮き彫りされてある。長さは140cmで幅は 5.5cm。 戊戌日記(宣祖31年、1598) 草稿:10月4日に明国の将軍 遊撃将の王元周が将軍 に贈ったものである。 |


