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少し前に狂犬病予防接種のハガキが届きました。そういえば去年も届いて、でもあのときはとてもそんな気分じゃなかったのでそのままにしてしまいましたが、いい加減連絡をしなければいけません。それで今日市役所に電話をしました。登録番号と住所と名前と亡くなった日とそして最後にワンコの名前を聞かれました。しーちゃんの本名を電話で他人に告げるのは久し振りのことで、電話を切った後になんともいえない気持ちになりました。話しはかわってふと思ったのですが、やっぱりしーちゃんはすごいです。だってもしもわたしが死んでも、こんなにいつまでも悲しんでくれるひとなんてきっといないもの。でもしーちゃんが死んだらわたしはずっと悲しい。悲しみの度合いはだいぶ定着しつつあるので、これからずっとこのままの感情がわたしの心の中にあるんだと思います。しーちゃんあいたいよ。もしも魂が繰り返すのなら、もういちど肉体をもってわたしのそばにいて欲しい。そして欲をいえば今度は健康な体で生まれておいで。
November 29, 2007
しーちゃんがわたしの目の前からいなくなって、今日でちょうど1年です。去年はよく晴れた日で雲の切れ間から光の差す暖かな土曜日でした。今年は日曜日。真っ青のとてもいい天気でした。あの日から1年間、しーちゃんのことを思い出さない日はありませんでした。亡くなったばかりの頃は病気のしーちゃんの悲しい姿ばかりを思い出しては泣きました。いまもやっぱり辛そうなしーちゃんを思い出してしまう方が多いけれど、よく遊んだ公園を通りかかると楽しそうに笑っていたしーちゃんを思い出せるようにもなってきました。もう明日からは去年の今頃のしーちゃんとの思い出は無くなってしまいます。そう考えるとあらためて、もう1年がたったんだなあと実感します。こうしてしーちゃんとの思い出は少しずつ遠ざかっていき寂しいけれどわたしはまた一日分しーちゃんに近づいたんだと思うと、フッと安らかな気持ちにもなるのです。それから去年の夏に産まれた息子はもう1歳2ヶ月になりました。今日のワンコを見ては激しく「ワンワン」を連呼しています。わんこに対する執着心が異常です。いつかは絶対に捨て犬を拾ってくると確信しています。そのとき「もとの場所にもどしてきなさい!」とはわたしは言えないだろうなぁ。きっと。
October 28, 2007
久し振りに元気なしーちゃんに会いたくなって自分のブログを開きました。お友達のワンコたちもどうしているかなぁ元気にしてるかなぁとこっそりのぞきに行きました。そこできよちぃーさんちのちっちぃーちゃんのことを知りました。もうなんと言えばいいのか。最初は状況が飲み込めず、笑顔のちっちぃーちゃんの写真にただただ涙が溢れてきました。足もすっかり良くなって、いまは元気に走り回っていることと思っていたのに。。。なんとかメッセージを送りたいと思ったのですが、全部書き込み禁止にしているようで連絡を取る手段がありません。こんなことならメールアドレスを交換しておけばよかった。。。きよちぃーさんはいまは自分を責める気持ちと悲しみと後悔でいっぱいですよね。きよちぃーさんの気持ちを考えると本当に辛いです。かわいいちいさなちっちぃーちゃん。お空でしーちゃんと遊んでるかなぁ。
September 21, 2007
28日はしーちゃんの初めての月命日なので、もうすぐあれから一ヶ月が経とうとしています。一日中ずっと悲しい気持ちでいることが無くなったことを考えれば一ヶ月という時間にも納得ですが、一度スイッチが入ってしまうと、あっという間に10月28日に戻ってしまう自分もいます。最近、冬物の洋服を出したのですが、そのせいか やたらとしーちゃんの毛が出てきます。3年くらい前にご近所のワンコが亡くなったときには(部屋の掃除をしていて亡くなったワンコの毛が出てきたりしたら、どんな気持ちなんだろう。きっと切なくて悲しい気持ちになるんだろうなぁ)と思っていました。ところが実際は違いました。悲しい気持ちどころか、まるでしーちゃんがわたしのそばにいてくれているようで、少しうれしい気持ちにすらなるのです。自分の洋服に付いているのを見つけたりすると、一度は手に取るのですがもう一度洋服に付け直したりして。バカみたいかもしれませんが、これからもずっとしーちゃんの毛にお家の中にいて欲しいです。どんなかたちでもいい。しーちゃんと触れ合っていたいのです。
November 25, 2006
しーちゃんに夢の中で会いました。わたしはしーちゃんのおでこにいっぱいちゅうをしました。しーちゃんのおでこはいつもとおんなじお日様のにおいがした。
November 25, 2006
今年の3月から急にブログの更新をやめてしまい、そしていきなり再開したときには主人公はいなくなってしまった後。ときどき時間軸はメチャクチャだし、読みにくいし、内容だって決して楽しいものではないはずなのに、更新すると必ず訪問してくれるおなじみの方達に感謝です。そもそもわたしってとても往生際の悪い人間なので、たくさん泣いてたくさんジタバタして、しんじられないしんじられないって何十回も言って、それでも未だに悲しくて、自分でもどうしたらいいかわからないのです。そんなわたしの醜態ジタバタブログなのに、ちゃんと見に来てくれてありがとう。おかげさまで少しずつですが、落ち着きを取り戻しています。
November 18, 2006
10月29日からしーちゃんはいません。今日は11月16日。しーちゃんと一緒に暮らすようになってからこんなに長い時間、離れているのは初めてです。時間の経過と共に、しーちゃんのいない生活を受け入つつある自分がいます。だけど今日みたいな穏やかな日は暖かい日差しが差し込む見慣れたリビングにどうしてしーちゃんだけがいないんだろうって思ってまたメソメソしてしまうのです。
November 16, 2006
こんなことになる前は、実家にしーちゃんを連れて里帰り出産をしようと思っていました。でも途中から、この状態のしーちゃんを動かすことは無理だと判断し、自宅近くの病院で産むことに決めました。最初わたしの両親は里帰り出産を中止することにとても反対でした。わたしだって半分は親孝行のつもりで帰ろうと思っていたので、親には申し訳ない気持ちもありました。けれどわたしの大切な宝物が病気になってしまったのです。この状態でいま突然環境を変えたりしたら。。。どうなってしまうかわかりません。真剣に話しをして、なんとか両親には理解してもらいました。あとで聞いた話ですが、犬と暮らしたことのないわたしの母は、予約した産院をキャンセルし里帰り出産を中止してまでしーちゃんの看病をしたがるわたしの気持ちがまったく理解出来なかったそうです。そんなとき近所を散歩していた犬連れのおばちゃんと知り合いになりました。母は成り行きでわたしが里帰り出産しなくなったいきさつをその方に話しすと、そのおばちゃんはなんと母を説得しはじめたそうです。「飼ったことがない人には理解できないかもしれないが、一緒に暮らしているとワンコは家族と同じ。家族なんだから看病するのは当然のこと。ワンコはデリケートだから環境の変化に敏感で、実家に連れてきたら急に具合が悪くなるかもしれない。もしも具合が悪くなってしまったら、娘さんは自分のせいで病気を悪化させてしまったと自分を責めるかもしれない。そんな悲しいことにならないよう好きなようにさせてあげなさい」この言葉を聞いて、母はわたしの気持ちを尊重しよう思ったと話していました。その後おばちゃんに会ったとき、わたしの出産が無事に済んだことを話したらとても喜んでくれたそうです。わたしはこの会ったこともない犬好きのおばちゃんにとても感謝しました。*******************************************************そのような成り行きで出産の直前からは母が来てくれて、しーちゃんのお世話を手伝ってくれました。そしてわたしの入院中はしーちゃんのことをとてもよくみてくれて、出産後もあまり動けないわたしに代わってたっぷりとお散歩をしてくれました。あらためて母にはとても感謝しました。しーちゃんの病気でずっと辛いことばかりでしたが、母が来てくれてからはうれしいこともありました。それはしーちゃんが少し元気になったことです(ステロイドを再開し痛みが和らいだことも手伝ってのことですが)母はとてもしーちゃんをかわいがってくれたし、しーちゃんも母のことが好きでした。子供の頃の恐怖体験によって「犬が怖い」の人になっていた母でしたが、不思議としーちゃんは怖くないと言っていました。また、こうして一緒に暮らしてみると、ワンコの可愛さやしーちゃんのことを大切に思うわたしの気持ちが理解出来るようになったと言ってくれました。わたしが育児に慣れたころ、母は実家に帰っていきましたが、そのあとも何度か様子を見にきてくれました。10月19日からはお散歩に行けなくなってしまったしーちゃんでしたが、10月24日。10日ぶりに母が来たことが余程嬉しかったのでしょう、しばらくするとお散歩に行きたいと母を誘ったのです。わたしもびっくりしましたが母も驚いてそしてあわててお散歩に連れて行ってくれました。しかし弱りきったしーちゃんの体はうれしい気持ちに付いていくことが出来ず、たった道路一本を渡ったところで歩けなくなり結局帰りは母に抱かれて帰ってきました。あれが母としーちゃんの最後のお散歩でした。
November 16, 2006
ステロイドを再開してからの経過の概要は「最後の日記1」に書いた通りです。病気の進行とともに魔法の薬は効かなくなっていきました。T先生の指示でステロイドを朝1回から朝と晩の2回に増やしましたが、それでも痛みを止めることができませんでした。食欲が落ちてくると急激に衰弱は激しくなりました。もう一度先生に相談に行くと、今度はさらに強いステロイドを処方してくれました。そして「もしこの薬が痛みに効かなかったら後のことは。。そのとき考えよう」先生のこの言葉は、安楽死を意味していました。---病名について---尿道のポリープ以外の病名は最後までわかりませんでしたが、わたしなりに調べてみました。そしてはっきりこれだとは言えませんが、しーちゃんと非常に良く似た症状の病気をみつけました。「クローン病」潰瘍性大腸炎と並ぶIBD(炎症性腸疾患)のひとつです。発症の原因は不明で治療法も確立されていません。人間の場合は難病に指定されています。T先生は当初から(2005年1月のなかなか治らなかった下痢)しーちゃんの潰瘍性大腸炎を疑っていました。ただ潰瘍性大腸炎にしては、ちょっと症状が違うのでそこら辺がよくわからないとおっしゃっていました。調べてみるとたしかにしーちゃんには、潰瘍性大腸炎では説明のつかないいくつかの症状がありました。でもクローン病ならありうる症状なのです。潰瘍性大腸炎が炎症の部位が大腸のみであるのに対し、クローン病は口から肛門までの消化器官のどこにでも潰瘍が出来うる病気です。症状としては下痢・悪寒・発熱・腹部の激痛・腸の狭窄・穿孔などです。症状が進行すると近くにある他の臓器との癒着や瘻孔(癒着した臓器同士に穴が開き開通してしまうこと)をおこします。潰瘍性大腸炎との違いに下血が必ずしもおこることではないこと、原因不明の関節炎などがあります。薬での治療がメインですが(ステロイドやサラゾピリンという腸の炎症をおさえる薬です。しーちゃんはどちらも飲んでいました)重症になると効果はあまり期待できないようです。悪化すると潰瘍のできた部分を切除するために手術が必要です。しかし手術をしても再発するケースが多く、何度も繰り返し手術をすることもあるようです。一度発症すると自然治癒はめずらしく、大抵は緩解(症状がおさまっている期間)と再燃(再び炎症があらわれること)を繰り返しながら一生付き合っていく病気です。これはあくまでも仮説ですが、しーちゃんがもしこの病気だったのだとしたら、大雑把にですが以下のような経過をたどったのではないかと考えられます。腸が炎症を起こし軟便や下痢を引き起こしました。腸と膀胱が癒着したことでふたつの器官が連鎖反応をおこすようになりました。長期間の炎症により腸は狭窄し、しぶりといきみが酷くなりました。関節炎も発症しました。痛みのために後ろ足の震えがおこり、炎症がすすむと後ろ足を動かすことに苦労しました。次第に腸と膀胱が瘻孔し、腸の細菌によって膀胱は炎症をおこしました。そしてついには腸の瘻孔により腹膜炎を起こして腹水が溜まりました。とてもめずらしい病気のため、人間でもクローン病だと診断されるのに何年もかかる場合があるようです。しーちゃんの病気がクローン病だったとしたら、一般の動物病院で原因不明とされてしまったのも無理はないのかもしれません。診断の確定には内視鏡での詳しい検査が必要ですが、しーちゃんはこの検査をしません(出来ません)でした。
November 14, 2006
いつの頃からか、お庭でチッチをして家の中へ戻ってきた後にお腹をかばうようにうずくまり、ときにはオナラをしていることもありました。オナラが出ると、少しは痛みが楽になるようでした。わたしはなぜ排尿と排便の機能が連鎖反応のように繋がってしまったのか理解が出来ませんでした。ときどきはお友達が集まる公園に連れて行きました。そこではしーちゃんは狂ったようにオシッコのポーズをしました。わたしたちが公園にいるあいだ、ずーっと、何度も何度も何十回もオシッコのポーズをするのです。排便のたびに痛そうな様子も見せていました。踏ん張ってもなかなか出ないことも大変そうでした。ときどきハアハアと苦しそうな息遣いもしていました。夜中に辛くなるとわたしの布団の周りをぐるぐると歩き回り、わたしはその足音で目が覚めました。そんな苦しそうなしーちゃんを見ても、わたしがしてあげられることは撫でることか外に連れ出してあげることくらいでした。この頃からしーちゃんのシッポは常にダランと下がったままになってしまいました。いろいろな症状にはなんとか薬で対応することになり薬の種類と量はどんどん増えていきました。血液検査では肝臓の数値がとても悪くなっていました。そんななかわたしはついに臨月が近くなり、遠くの病院に通うことは難しくなってきました。先生と相談し、当分の間のお薬をまとめて貰いました。そしてステロイドについては様子をみながら徐々にやめるように指示を受けました。わたしはステロイドを徐々に減らしました。病気を治すためのステロイドで、病気でない臓器までおかしくしてしまったら困るからです。その頃、通えそうな距離にもう一軒動物病院があることを知り、そこに行ってみることにしました。いままでのことや行った検査の結果をすべて見てもらいました。そこでいま飲ませている全ての薬をやめて、腸の疾患用の薬と療法食でやってみましょうと言われました。そして尿道のポリープについてはこの病院では対応できないことと、腸の方は経過が長いのでなんとも言えないが、おそらく簡単に治るものではないということを覚悟してくださいと言われました。それから1週間ほどは、同じ状態が続きました。ある日のこと。しーちゃんが排便のポーズをしながら変な声をあげています。それは今まで聞いたことのないような、とても痛そうな悲鳴のような声でした。わたしは病院に行き、そのことを話したのですが「しばらく様子をみるように」と言われました。ある雨の日。長い排便を済ませた後、余程お腹が痛かったのでしょう、しーちゃんはその場にうずくまってしまいました。地面は雨でびしょぬれです。しーちゃんもびしょびしょになってしまいました。「お家に帰ろう」と声をかけても、うずくまるばかりのしーちゃん。わたしはなるべく濡れないようにしーちゃんの上に傘をさしてあげながら、痛みが治まるのを一緒に待つことしかできませんでした。もう一度病院に電話をしました。そして本当に痛そうで、どうにか方法はないですかと頼んだのですが、それはどうすることもできないと言われました。わたしはもうどうしたらいいのかわからなくなりました。そしてふたたびT先生に連絡をしました。先生にそのことをお話しすると言われたことが「ステロイドをあげてみなさい。多分痛みに効くから」でした。そうしてまたステロイドを飲ませることになりました。それからのしーちゃんはまた少しだけ元気になり、ゴハンも食べるようになりました。*****************************************************************-----あのころのわたしの気持ち-----具合が悪くなってからはずっと病院通いでしたし、いつまでもしーちゃんの病気はわけがわからなくてとても辛かったのですが、それでもあの頃はまだよかった。なぜならしーちゃんは治ると信じて、そのために努力することができたから。でもT先生に電話をしてステロイドを飲ませ始めたあたりからは、わたしの中で希望よりも絶望感が強くなり、心の片隅では(しーちゃんはもう治らないかもしれない)そんな声が聞こえるようになっていました。
November 13, 2006
しーちゃんとの暮らしは本当に楽しかった。ブログを書き始めてからは、コメントや掲示板での交流や他の方が書いたブログを読むのも毎日とても楽しかった。しーちゃんの軟便が気になりましたが、食べ物に気をつければ下痢にまではなりませんでした。今年の(2005年)冬は大変だったけど、今回は無事に冬を越すことができそうだなぁと安心していました。ところが、2006年3月。急にしーちゃんの様子に変化が現れました。いつも夜寝る前のチッチとして、8時ごろにお庭に出すのですがその日は一度出たのにその直後、またすぐに行きたがりました。変だなぁと思いつつも、行きたいものは仕方がないのでお庭に出してチッチをさせました。車で出掛けたときもおかしな行動をしていました。いつも出掛ける前にはチッチをさせてから車に乗せるのですが、ほんの10分の距離の場所で降ろすと、ものすごい勢いで降りてすぐにチッチをするのです。お散歩が終わってからもそうでした。散々オシッコをしたのに車に乗せようとすると「ちょっと待ってくださいね。もういっかいチッチしますから」という素振りをしてオシッコのポーズをします。さっきしたばっかりなのに。どうしちゃったの?しーちゃんの変な行動を不思議に思いましたが、変な行動はいまに始まったことではありません。また少し症状が悪くなったのかな、時間がたてばまた良くなるかな程度にしか考えませんでした。それと同時にウンチの方もおかしくなりました。軟便が少しずつ進行していました。朝のお散歩は車で河原に行っていたのですが、現地につくまで我慢できないようで車内のわたしの隣りでモジモジしています。「しーちゃんウンチしたいの?」と聞くと、なさけないような申し訳なさそうな、複雑な表情でわたしを見上げます。そうなってからはなんだかかわいそうで、あさ近所を一周して排便させてから車に乗せてお散歩に行くようにしました。そうしてしーちゃんの変化には随時対応していたのですが、3月の終わり頃。いよいよ様子がおかしくなりました。お散歩のときチッチのポーズばかりするようになり5・6歩ずつ歩いては止まるので、なかなか前に進めないのです。これはあきらかに変だ。しーちゃんを病院に連れて行くことにしました。かかりつけの先生(T先生)はわたしの話しを聞いてオシッコの検査をしてくれることになりました。いままではしーちゃんがしたオシッコを容器に採りそれを検査していたのですが、それだとどうしても雑菌が入って正確な結果がでないので、麻酔をかけてカテーテルを入れ膀胱から直接尿を採取する方法でやりましょうとのことでした。検査は4月のはじめに行いました。そのときのわたしはまだ気楽にかまえていたので、せっかく麻酔をかけるならと、ついでにしーちゃんの歯石取りと、いくつかできていたちいさなイボの切除もお願いしました。これで細菌が出れば抗生物質で治療ができると安心していました。そして検査の結果。尿から細菌は出ませんでした。念のため撮ったレントゲンにも異常はみられません。それでもしーちゃんの様子は相変わらず変です。とりあえず膀胱炎の治療をしてみようということで、抗生物質やステロイドを処方されました。何度も薬をかえてみました。しかし良くなる様子はありません。ある日T先生がこう言いました。「もしかしたら心の病気かもしれないよ」わたしはそんなわけはないと思ったのですが、その可能性もゼロではありません。いちおう試してみようと精神系のお薬を飲ませましたが効果はありませんでした。そうこうするうちにステロイドの副作用でお水をたくさん飲むようになり、ただでさえオシッコの近いしーちゃん。昼も夜も2時間おきにお外に出たがるようになってしまいました。困ったわたしはいよいよしーちゃんの室内トイレトレーニングを実行しました。はじめは失敗ばかりでしが一時は7~8割の確率で成功するようになりました。がんばって廊下のトイレでオシッコをするしーちゃん。わたしの期待に答えようと必死な姿がいじらしく、涙が出ました。しかし膀胱炎の症状は一向によくならないし、お散歩の後半は粘液の混じったウンチを絞り出しています。そうこうするうちにだんだんと食欲もなくなってしまいました。5月には別の病院にも行ってみました。しかし言われることは同じで、治療も抗生物質でした。このことを近所の方に相談したら、もう少し設備の整った病院を紹介されました。わたしはなんとしてもしーちゃんを治してあげたかったので、ちょっと遠かったけれど車で通うことにしました。腸の状態があまりよくなかったのでもう一度ステロイドを処方され、その副作用でなんとか食欲も戻すことができました。そして検査でわかったことが、尿道のポリープです。わたしも写真を見せてもらったのですが、尿道の半分以上をポリープがふさいでいました。おそらく何年も前からオシッコのポーズでじーっと長いことしゃがむようになったのは、これが原因だったのでしょう。しかし人間ならレーザーで焼いて簡単にとれるらしいのですがワンコの尿道はとても狭いので、簡単にとることはできないそうです。ワンコの場合は尿道を切除して膀胱から直接オシッコが出るような構造に変えるのだそうです。バイパスとして腸管を利用するなどとも言っていました。しかもその手術は普通の病院では無理なので大学病院で行うそうです。なんだか話しを聞いただけでとても恐ろしげな手術です。それに手術となれば検査のためにまた麻酔をするかもしれないし、もちろん手術のためには麻酔をします。膀胱鏡の検査(ポリープ発見時)で麻酔をしたのですが、お昼に検査は終わったのに夕方むかえに行ったときしーちゃんはまだ麻酔からさめていませんでした。そのまま夜7時まで待ちましたが相変わらずしーちゃんは朦朧としていて、先生に「今夜はこちらで預かりますか?」と言われました。でもステンレスの檻の中からうつろな目で必死にわたしを見上げ、一所懸命起き上がろうとするしーちゃんを置いてわたしだけ家に帰ることはできませんでした。「いいえ。連れて帰ります」と言うと、夜中は病院に誰もいなくなってしまうので、その方が安心だと言われました。わたしはグラグラのしーちゃんを車に乗せて泣きながらお家に帰りました。家に帰ってからもなかなか麻酔が抜けません。しばらくたった頃、しーちゃんがオシッコをしたそうな素振りをみせたので夫が抱いて外に連れて行きました。支えながら地面に置くとヨロヨロと歩いてオシッコをしました。そしてその直後、体が硬直しました。呼吸が止まってしまったので驚きましたが夫が心臓のあたりをマッサージすると、なんとか息を吹き返してくれました。この出来事でわたしは、しーちゃんが予想以上に弱っていることを知りました。そして、もうこの子には麻酔をかけたくない、かけることが出来ないと思ったのでした。
November 10, 2006
なんとか下痢は治まったものの、以前のような良いウンチはときどきしか出なくなってしまい、大抵は少し軟らかめのウンチをするようになりました。オシッコのポーズは相変わらず長く、お散歩のときにチョコチョコと何度もするようにもなってしまいました。症状だけをみると、まさに膀胱炎です。でも尿検査では細菌感染はみつかりません。先生には「マーキングじゃないのか」と言われたのですがマーキングは別にしていたし、それとは明らかに違う異常な行動でした。お散歩でたくさん歩くと、後ろ足が小刻みに震えるのも気になりました。これも先生に相談したのですが「まぁいまのところは大丈夫でしょう」とのことでした。このようにいくつかの症状はあったのですが、それ以外に特に変わった様子も無く、便の検査でも血液検査でもおかしなところは見られなかったのでウンチは正常範囲内、オシッコは単なるクセでは?ということになりました。ただ、このときわたしが引っかかったのはしーちゃんの元気が以前よりなくなってしまったことでした。あの下痢をする前は、河原に連れて行くと率先して走り回ったりモグラ塚を掘ったりと、とても楽しそうだったのに、下痢をしてからはわたしの後ろをトボトボとついて歩くようになってしまったのです。でもあんなに酷い下痢をしたのですから、体力が戻るのに時間がかかっても不思議はありません。その証拠に時間の経過と共にすこ~しずつですが穴掘りなどをして遊ぶようにもなりました。食欲だって全開です。お散歩の途中からはトボトボついて歩くようにはなってしまいましたが、疲れたのか河原での散歩に飽きたのか、そんな風に思い込むことしか出来ませんでした。すっかり軟便体質になってしまったしーちゃん。ちょっとしたことで下痢をしてしまいます。フードがあわないのかもしれない。ネットで色々と調べて、よさそうなフードを見つけてはサンプルをもらったり取り寄せてみたり、ビール酵母やビオフェルミン。なんとか軟便を改善する方法をさぐりましたが決定的なものはみつかりませんでした。しかし病院ではなんともないと言われるし、以前ほどではないにしてもしーちゃんは元気になった。何かとんでもない病気に罹っているんじゃないかと思うのはわたしの取り越し苦労かもしれない。不安な気持ちは心の隅に追いやって、次第にそう考えるようになりました。そうしたなか「しーちゃんとお散歩」日記をつけはじめることになったのです。
November 9, 2006
しーちゃんの病気って一体なんだったのでしょうか。始まりは2004年の春ごろからです。妙にオシッコのポーズが長いことに気がつきました。でもそれ以外に特別変わった様子もないし、病院に連れて行くほどでもないだろうと放っておきました。その後、予防注射のときについでに先生に話したら「ふーん。まぁ心配ないでしょう」と言われて、そのまま放置することにしました。それから一年近くが過ぎ2005年1月。一緒にお散歩していた方にしーちゃんのオシッコの様子がおかしいと指摘され(このころのしーちゃんはオシッコのために1分くらいしゃがんでいることがありました)一応いつもの病院で相談したことを話すと、別の病院にいってみることを勧められました。そして紹介されたはじめての病院に行くことに。そこでオシッコの検査のあとに下された診断は膀胱炎でした。1年以上同じ症状を続けていて良くも悪くもならないのに今更「膀胱炎?」とちょっと疑問に思いましたが、治療をして治るならと思い、抗生物質の注射と飲み薬を処方され言われたとおりにしーちゃんに飲ませることにしました。薬を飲ませ始めて3日目の朝のこと。しーちゃんが突然下痢に。ちょっと血も混じったりしてます。あわてて病院に行くと、下痢止めの注射とお薬を出されました。そして膀胱炎の薬はそのまま飲ませ続けるようにと言われました。でもしーちゃんにしていることで変わったことといえばこのお薬だけです。いままで滅多に下痢なんかしたことのなかったしーちゃんがお腹を壊すなんて、この薬以外に考えられません。先生に別の薬に変えてくださいとお願いして、抗生物質は変更になりました。しかし下痢の症状は良くなりません。1週間たったところでもう一度病院を訪ねるとオシッコの検査をされ「まだ膀胱炎の症状が見られますのであと1週間お薬を続けてください」と言われます。しーちゃんは毎日お腹が痛そうで、血便です。わたしは膀胱炎なんかどうでもよくなりました。なんとか下痢を治さなくては。やっぱりかかりつけの獣医さんに診てもらうことにしました。先生は「ひとまず膀胱炎は置いといてこの血便をなんとかしよう」と下痢の治療をしてくれました。それからしーちゃんの下痢は3ヶ月以上かけて、ようやく「軟便」というかたちで落ち着いたのでした。*********************************************後になって思えば、これが発病のきっかけのように思います。あのとき膀胱炎のような症状で紹介された病院に行かなかったら、出されたお薬を飲ませなかったら、いまもしーちゃんはわたしの隣りにいてくれたのか。それともしーちゃんの病気は決められたことだったのか。病院に行かないという選択をしなかったわたしにはわかりません。
November 9, 2006
コメントの書き込みをできないようにすると、自動的に以前のコメント全てが見られない状態になってしまうようです。最後の日記にコメントをつけてくださった方へのお返事をここにコピーします。きよちぃーさんへお久し振りです。コメントありがとうございました。またわたしのつたない長文を最後まで読んでくださりありがとうございました。しーちゃんがいてくれたから、きよちぃーさんともネット上ですが言葉と心を交わすことができました。しーちゃんとお散歩は出来なくなってしまったのでこのブログも本当は閉鎖しなくてはならないのですが、しーちゃんとの思い出が詰まり過ぎていてどうしても消してしまうことが出来ません。赤ちゃんが産まれるとワンコが死んでしまうという話しを何件か聞いて知ってはいたのですが、まさかよりによってしーちゃんがそんなことになるなんて思ってもいませんでした。しーちゃんが病気になってからは「しーちゃんはいらない子じゃないんだよ。ずっとママのそばにいていいんだよ。」そう話しかけてきたけれど、だめでした。そのことを知り合いに話したら、ワンコはそういう生き物なんだよと言われました。自分がいらない子だから去っていくんじゃなくて、ずっと一緒にいたいから肉体を離れるのだそうです。もしもそうなんだとしたら、しーちゃんはいまもずっとわたしと一緒にいてくれているのです。もう少し気持ちが落ち着いたらゆっくりときよちぃーさんの所にも遊びに行きます。そのときはよろしくね。ゆきちゃんの赤ちゃんもきっと大きくなったんでしょうね。けんけんママさんへお久し振りです。コメントありがとうございました。またわたしのつたない長文を最後まで読んでくださりありがとうございました。安楽死の選択は本当に辛かったです。でも自分がもっとしーちゃんと一緒にいたいという気持ちよりも、しーちゃんを苦しませないことを最優先に考えました。10月31日はわたしが勝手に決めたしーちゃんの8回目の誕生日でした。しーちゃんはまだ7歳だったんです(推定ですが)。病気の性質やへたに体力がある分、放っておけばますます苦しみそうな感じでした。わたしと暮らした5年間がしーちゃんにとって幸せだったらうれしいのですが。いつかしーちゃんに聞いてみたいです。もう少し気持ちが落ち着いたらゆっくりとけんけんママとけんけんくんのところにも遊びに行きます。しーちゃんを愛してくれて本当にありがとうございました。pjsさんへお久し振りです。コメントありがとうございました。またわたしのつたない長文を最後まで読んでくださりありがとうございました。治療をすればまた元気に走り回れてゴハンをおいしく食べられるのだとしたら、どんなことをしてでも一緒に頑張りたかった。でもしーちゃんの病気は一筋縄ではいかないものでした。結局病院を4軒行きましたが、病名の特定はできませんでした。しーちゃんのために泣いてくれてありがとう。おかあさまもありがとう。たとえ実際に会っていなくてもそんなに愛してもらえて、しーちゃんはとっても幸せものだと思います。なにかにつけしーちゃんのいじらしい姿を思い出してはメソメソしているわたしですが、しーちゃんはもう苦しくないんだと思うと少しは気持ちが楽にもなります。またいつか、掲示板などで楽しくお話ができる日が来るといいですね。その日まで、少しの間お休みします。本当にありがとうございました。さちこ(アスランのママ)さんへお久し振りです。コメントありがとうございました。またわたしのつたない長文を最後まで読んでくださりありがとうございました。わたしとしーちゃんのブログをさちこさんがそんな風に感じてくださっていたなんて。あらためてしーちゃんとお散歩を書いていてよかったなぁと思いました。いまは赤ちゃんが産まれて毎日忙しく、ワンコを迎えても十分にお世話をする自身がありません。でもワンコとの暮らしは本当にすばらしいものですよね。息子がもう少し大きくなったらまたいつか、きっときっとワンコと暮らしたいです。もう少し気持ちが落ち着いたらゆっくりとさちこさんとアスランくんのところにも遊びに行きます。アスランくん、おおきくなったでしょうね
November 7, 2006
しーちゃんがこの世を去ってから10日がたちました。最後の日記で報告をして終えるつもりだったのですが、すっきりするどころか益々もやもやとするようになってしまいました。いまも真夜中なのにしーちゃんへの想いで眠ることができません。眠ろうと努力したのですが目はさえるばかりです。そこでしばらく日記を続けることにしました。しかし今のわたしの精神状態から予想するに、とても暗い内容になったり読んでくださった方がコメントに困るような日記になりそうなので、ひとまずコメントの書き込みをできないようにします。もう少しだけ、しーちゃんへの気持ちの整理をするためにこの日記を更新します。
November 7, 2006
お久し振りです。勝手にご無沙汰をしてすみませんでした。また、掲示板や私書箱にご心配のメッセージを送ってくださったにもかかわらず、お返事をしなかったことをお許しください。ずっと書かずにいた楽天日記ですが、報告させていただきたいことがあり今日限り再開することにしました。かなりの長文になりそうですがどうかお付き合いください。まず8月20日にわたしのもとへひとつの命がやってきました。そして10月28日にわたしのもとからひとつの命が去っていきました。8月20日の命はわたしの息子です。無事に誕生し元気に大きく成長してくれています。10月28日の命はわたしの娘、ワンコのしーちゃんです。5年間の想い出を残してわたしのもとから去っていきました。このブログを更新していた頃には公表しなかったのですが、しーちゃんには2年越しの持病がありました。ひとつは膀胱炎のような症状。もうひとつは一度ひどい下痢をしてから治らなくなってしまった軟便です。当時は心配で病院にも通ったのですが検査で異常を発見することができず、単なるクセもしくは体質でしょうと言われていました。そのふたつの症状が、このブログの最後のあたりから徐々に悪くなっていきました。言葉でこそ言ってはくれませんでしたが、毎日しーちゃんを見ていたわたしにはしーちゃんが不自由と何らかの痛みを感じていることに気がつきました。これは絶対におかしい、ただ事ではないと思い病院に連れて行ったのですが、またしても便の検査でも尿の検査でも異常はみつかりません。それでも何度も通いました。病院も変えてみました。知り合いにちょっと遠いけれどいい病院があると聞き、そこにも通いました。そしてその病院で6月におこなった膀胱鏡検査でわかったことは、しーちゃんの尿道には良性のポリープがあるということでした。このポリープを手術で取るには大学病院に行かなければならないと言われました。しかしこの時点でしーちゃんの体力は見た目よりも弱っていました。膀胱鏡の検査で使用した麻酔にギリギリ耐えてくれたという状況だったのです。これ以上しーちゃんに麻酔をかけて体を切り刻まれて、それでこのときしーちゃんにおこっていた全ての症状が治るならいいけれど、問題はポリープだけではないのです。全てが治り元通り。そんな保障はどこにもありません。もしも痛い思いをするだけだったりひとりぼっちで寂しく死んでしまったりしたら。。。そう考えるととても大学病院に連れて行くことはできませんでした。わたしは結局地元の獣医さんに相談をしました。地元のベテラン獣医さんもたくさんのワンコを診ているので、しーちゃんが今どういう状態にあるのかわかったのでしょう。お腹は切れない、もしも切ったとしてもこの子を治せるとは思えないとあらためて言われました。その日からはステロイドのお世話になりました。しーちゃんの体を治すことができないなら、せめてしーちゃんに痛い思いをさせたくなかったのです。ステロイドは魔法のように効き、一時は元気にもなりました。でもそれも長くは続かず、症状は一進一退を繰り返しながら徐々に悪くなっていきました。夏ごろからは昼間はしーちゃんにお外にいてもらうようになりました。頻繁に尿意と便意があるしーちゃんにとってはその方が楽だったようです。いつもデッキの下でお腹を冷やしていました。10月になると夜もお外にいてもらうことになりました。症状は昼も夜も関係なくおこっていたのです。そのことについてしーちゃんがどう思っていたのかはわかりませんが、いままではいつもわたしのそばにいたしーちゃんが、今はお庭にいる。その事実がわたしにはとても辛かったです。身を引き裂かれるおもいがしました。一方のしーちゃんは家の中でお漏らしをしてしまうよりはお外でいつでも自由に排便できる方を選んでいたように感じました。ここらへんの感じ方はしーちゃんの生い立ちも関係していたのかもしれません。もしもしーちゃんが生まれてからずっと家の中で育ったワンコだとしたら到底たえることはできなかったでしょう。オムツも考えたのですが、腸の疾患でお尻がとても痛いのに(もう何ヶ月もおすわりの姿勢をすることができなくなっていました)オムツなんかして、余計に辛い思いをさせてしまうかもしれないし、だいいち洋服を着せただけで固まって動けなくなってしまうしーちゃんに、オムツをつけるということが、本当にいいことなのかがわたしには判断できませんでした。わたしはしーちゃんと暮らすようになってから、漠然と思っていたことがありました。それはしーちゃんには最後までできるだけ楽しく暮らしてほしいということです。そしてそれができなくなったときや、しーちゃんが痛みにのた打ち回るようなことになったときには、安楽死という選択をしようと思っていました。そして現実に目の前のしーちゃんは生きることを楽しんでいるとは到底思えないような姿になっていました。オシッコが常に出っ放しの止まらない状態になりお腹が硬く腫れてきました。病院に連れて行くと先生がレントゲンを撮ってくれました。しーちゃんの膀胱はありえないサイズに腫れていました。その直後あたりから、食欲はなくなり10月20日からはあんなに大好きだったお散歩にも行けなくなってしまったのです。夫とも何度か真剣に話しました。そのときに言われたひとことがわたしを迷わせました。「しーちゃんはあんな風になっても夢を見ることができるんだよ。現実にはお散歩に行けないとしても、夢の中では草原を走り回っているかもしれないんだよ」確かにそうかもしれません。そういわれてみれば、眠っているときは痛みを感じていないようにも見えます。どうしたらいいのかわからなくなったわたしはしーちゃんの先生に電話をしました。先生はこういいました。「安楽死するかしないか、基本的には飼い主さんの要望に従うだけです。ただしこの子のケースで言えることは、病気はもう治らないということです。あとは悪くなる一方ですから。私が言えるのはそれだけです」わたしはこの言葉でしーちゃんの安楽死を決めました。日にちが決まったらまた電話をしますといって電話を切りました。それからの数日はさらに迷いの日々でした。一日でも早くしーちゃんを楽にしてあげたい気持ちともっと一緒にいたい気持ち、本当にしーちゃんを殺してしまってもいいのかという葛藤で頭が変になりそうでした。しかしこうしてわたしが迷っている間にもしーちゃんの容態は目に見えて悪くなっていきました。もうこれ以上はかわいそうだ。ついに先生に電話をしました。しかし先生はたまたま出先だったので夕方もう一回電話をくださいと言われました。その後です。わたしがお庭に出て行くといきなりしーちゃんがリビングに入れてくださいといってきました。わたしはすっかり軽くなってしまったしーちゃんを抱っこしてリビングに入れました。しかししーちゃんのオシッコは常に出っ放しの状態だったので「リビングを自由に」というわけにはいきません。いつもしーちゃんがいたリビングの一角を囲いトイレシートを敷き詰めて、しーちゃんのベッドを設置しました。わたしはしーちゃんが同じ空間にいてくれることがうれしくてうれしくて、このままもっともっとしーちゃんと一緒にいたいという気持ちでいっぱいになりました。しーちゃんもうれしかったのか食欲も少し出たみたいで、今まで食べなかったおやつをおいしそうに食べてくれました。夕方になったので先生に電話をすると、先生は明日わがやに来てくださると言いました。わたしはあわてて言いました。「でも先生。しーちゃんがまたごはんを食べてくれたんです。先生どうしよう。。。」すると先生は「では明日の朝、もう一回電話をちょうだい」と言って電話を切りました。しーちゃんともっと一緒にいたい。しーちゃんはこのまま元気になるかもしれない。しかしそんな少し浮かれた考えを打ち破るかのように、翌朝にはしーちゃんは前日に食べたものを全て吐いてしまいました。腹水も溜まっていました。何日もほとんど食事を食べなかったのでペッタンコだったお腹が急に膨らんでいるのです。あれだけ出ていたウンチが、気がつけばもう2日も出ていません。このまま放っておいたらしーちゃんは苦しむだけだ。ついに決断のときがきました。先生に電話をしたあとは、お庭でしーちゃんの隣りに座ってずっと撫でていました。しーちゃんもわたしに甘えてくれました。こうしてしーちゃんのぬくもりを感じていると、自分の決断が本当に正しいのかこの期に及んでも迷いが生じます。本当にいいのか。まだしーちゃんは大丈夫なんじゃないか。頭の中はこの言葉の繰り返しでした。しかししばらくするとまた痛みが襲ってきたようです。しーちゃんはわたしのそばから離れてガタガタと震えだしました。痛いときはいつもそうでした。「今はさわらないで」と言わんばかりにひとりになり震えているのです。その後、気持ち悪くなったしーちゃんが吐こうとしてヨロヨロと立ち上がりました。「ああ、吐きそうだな」と思いながら見ていると吐く姿勢をしたところで力尽きたらしく、私の目の前で泡をはきながらひっくり返りました。地面に横たわったしーちゃんの目だけがわたしをしっかりと見ています。パニックになったわたしは慌てて家の中にいる夫を呼びました。夫は倒れているしーちゃんが息ができるように首の向きをととのえてくれました。しーちゃんは苦しそうで、体はガタガタと震えています。こんなに苦しそうな激しい症状は初めてです。わたしの中の迷いは消えました。とにかく一刻も早くしーちゃんを楽にしてあげたい。先生の到着を待ちました。いま思えば(わたしの良いように解釈すれば)ですが、まるでこれから先わたしを悩ませないように、しーちゃんが倒れて見せてくれたみたいでした。「ママはもう悩まなくていいんだよ。わたしはこんなに苦しいんだから。はやく楽にしてくれていいんだよ」そういっていたように感じたのです。先生が到着してからは全てがあっという間の出来事でした。しーちゃんは暖かい太陽の日差しを浴びながら10月28日の正午。自宅で静かに息をひきとりました。
November 6, 2006
しーちゃんへのおもいしーちゃんはわたしにとって始めてのワンコでした。嬉しいときも悲しいときも眠れない夜もいつも側にいてくれました。もっと何年も一緒にいられると思っていたのに、こんなに早く別れが来るとは思ってもみませんでした。いつもいつも一緒でした。わたしがひとりで出掛けているときも頭の片隅にはいつもしーちゃんがいました。いまどうしているかな。チッチがまんしてないかな。寂しいおもいしていないかな。お腹すかせていないかな。まさか家が火事になってないよな。なにが燃えたってかまわない。しーちゃんだけは生きててよ。ああ心配。早くおうちに帰らなくちゃ。いまはおうちに帰っても、かわいいしっぽはもういません。朝目が覚めても隣にフワフワの暖かい白い生き物はいません。枕を取り合う相手もいません。ガサガサとお菓子の袋を開けても、隣にちょこんと座ってくれません。だから聞こえないようにそーっと食べる必要もありません。雷に怯えるしーちゃんをなぐさめることもありません。なので雷の天気予報を見て天気の神様に腹を立てる必要もありません。お散歩にも行きません。だから悪天候の日に無理に外出する必要はありませんし、きれいな夕日に包まれてブラブラ歩くこともありません。悲しいことがあっても涙を拭くフワフワの暖かい白い生き物はもういません。しーちゃん。頼りなくて泣き虫でこんなどうしようもないママと一緒に暮らしてくれてありがとうね。しーちゃんがいてくれたから、ママはとっても幸せだったよ。いまはしーちゃんは痛い思いも怖い思いもしなくてよくなりました。うんと遠くに行ってしまったけれど、いつも一緒にいるんだと思うことにしました。そう考えると不思議なことに寂しいけれどさみしくないのです。わたしもいつかはしーちゃんと同じところへ行きます。そのときまでのほんの少しだけさようならなのです。
November 6, 2006

スーパーに行ってお買い物をしてから河原に行きました。しーちゃんと一緒に飲もうと思って低温殺菌牛乳も買いました。「もっと~ちょーだい」あっという間に飲み終わっちゃいました。空のビンに半額シールが光ってます。おいしかったね~お散歩も終わって車でのんびりしていたらしーちゃんが何かに釘付けです。視線の先は。。。夕日しかありませんけど。しーちゃん夕日を見ているの?「はい。わかりましぇん」しーちゃんが分からないことは、わたしでは到底わかりません。スーパーで白米にまぜて炊く古代米が売っていたので買ってみました。この商品は赤米と黒米のブレンドですが、赤米の方が古代米みたいです。縄文時代にはじめて日本に伝わったお米だと能書きがありました。炊き上がりは。。。ちょっとした衝撃映像な色合い。今朝も残りを食べました。ご飯自体に味があるのでシンプルなおかずがよく合います。
March 8, 2006

昨日は工事の音が凄まじかったので午後からお出かけしました。お出かけ先はジャスコです。しーちゃん。そんな所でバランスをとっている場合ではありません。今日はジャスコに遊びに行きましょう。「ザ・スコ?・・・っておいしーでしゅか?」と言ってもしーちゃんは入店禁止のため、ジャスコの駐車場でお留守番でした。「しとりでザスコ おいしかったでしゅか」お詫びに河原でお散歩です。その後はホームセンターでお買い物。ここはしーちゃんも入店OKです。「・・・・・」工具売り場はつまらなかったようです。それではしーちゃんお待ちかねの・・・おやつ売り場に到着。「おお~これがおいしそうでしゅ」「これもいいにおいがしましゅ!」しーちゃんはどれが好きなの?「んんん~。いっぱいあってなやみましゅ~~~」んじゃ買い物も終わったし、そろそろ帰りましょうか「あのお。たしかオヤツをかってましぇんけどぉ」あ。バレタ?でも誰も買うとは言ってませんから。***************************************************おやつ売り場では本当にどれがいいか悩んでいるように見えました。袋に入っているのに匂いがするのでしょうか。でもあいにく良さそうなのが売っていなかったので、しーちゃんには車でササミのおやつをあげました。
March 3, 2006

猫の血がちょっとだけ入ってます
February 27, 2006

この日記をつけ初めて4ヶ月。あっという間でした。飽きっぽいわたしがよく頑張った方です。ここで突然、しかも自分の日記にいまさら私事もないと思うのですが実はわたくし、自分の姿が見えないのをいいことに、みなさまに内緒にしていたことがあります。きょうはそれを発表することにしました。それはなにかと言いますと、え~っと実は実は、わたしのお腹にはもうひとり小さいひとがいます。そうです。わたしは妊婦なのです。8月の半ば頃に産まれる予定です。妊娠が判明したときはここに書こうかどうしようか迷いましたが、あまり早過ぎてもいけないと思い時期を待っていました。そんなわけですが、しーちゃんが我が家の大切な大切な長女であることにかわりはなく、しーちゃんとのお散歩もお休みはできません。日々自分の体が変わっていき、お腹の中のちっちゃいひとに乗っ取られそうな勢いにおののきつつこれからものんびりと日記をつけていきたいと思いますので、しーちゃんととっこをこれからもどうぞ宜しくお願いいたします。よろしくぅ!
February 24, 2006

(インチキして昨日の日付で日記を書いてます)市役所に確定申告の用紙を貰いに行きたいので、午前中に家の中の用事を済ませて午後からしーちゃんとお出かけしました。市役所の駐車場の木に変な物体がたくさんぶら下がっていました。地味なクリスマスツリーのようでかわいいです。その後、いつもの河川敷に行ってお散歩したりスーパーに行ったり、しーちゃんとあちこちを徘徊しました。ちょっとげんなり気味?いえいえそんなことはありませんよね。なんだかんだで家についたのは夕方の5時過ぎ。あわてて洗濯物をしまったりお風呂に入ったり休憩したりご飯の支度をしたりしていたら、お味噌汁を作るのとご飯を炊くのを忘れました。おっとが帰ってくる直前に「はっ!まずい!ご飯炊いてないいい!!!」と気が付いて、大急ぎで特急炊きにしてなんとか間に合いました。お味噌汁はインスタントです(こちらはまぁよくあることです)。お疲れしーちゃん(おっさんか?)特急炊きのご飯を食べるおっとがほぼ100%言う言葉。「ごはんウメー」今日もやっぱり言いました。
February 22, 2006

今朝はもやっていていつものお散歩コースがこんな感じでした。幻想的ですそのときしーちゃんはヤブの中をはしるはしる帰る頃には霧も晴れて太陽が出てきました。「なによ~やるきぃ?」「やったな~えいっ えいっ がう!」「がうがうがう!」戦うときはいつもそうなのですが、しーちゃんひとりでガウガウうるさいです。そして自分は噛み付いていいけれど、相手は噛み付いてはいけないというマイルールがあるらしく、そのルールに乗っかってくれるお友達とだけ遊びます。********************************我が家のお向かいで新築工事が始まってしまいました。しかも3軒です。まだ始まったばかりなのでそれほどでもないのですが、これからどれだけうるさくなるのかと想像するとちょっぴり憂鬱です。せめて無線LANにして別のお部屋で(場所からして今いるリビングが一番うるさいので)PCでもして遊んでようかと思っていたのですが結局無線LANも繋がらず、それどころかわたしのPCがまたまたまたネットに繋がらなくなりました。無線LANは壊れていないようなので、NECのPCかネット接続のチューナーに問題があるみたいです。あんまりうるさい日はしーちゃんと車でどこかへ避難します。今日は午後から雨が降り出したので工事がお休みみたいです。4時からカーリング見なくっちゃ。
February 20, 2006

今朝のお散歩の帰り、お友達ワンコがめずらしく、わたしと一緒に後部座席に座ったのでしーちゃんは助手席を独り占めです。あこがれの助手席と、喜んで車に乗り込んだはずなのに しばらくすると・・・「ジー」普段乗りなれていない場所で、不安になったようです。家に着くまでずっとこの体勢を保っていました。いつも思うのですが、しーちゃんってひもじい顔とか悲しい顔がとっても上手なのです。
February 17, 2006

しーちゃん肩揉んであげるね「あ、ありがとうごじゃいます」ん~お客さん。結構こってますねぇ「あ~いいわぁ。もっと上の方もおねがいしましゅ」こうですか?「しょうでしゅしょうでしゅ しょこらへんでしゅ」はい。おしまい「え」「もいっかいだけおねがいします」最近は、犬も肩がこるそうです。
February 15, 2006

たまにはヤブも探検に行きます。久し振りなのでうれしいのか、めずらしく走ってます。しーちゃん行きますよ「クンクンちょっとまってくださいね」「ここもね、気になるのですクンクン」ほらほら、行きますよ「ちょっとまっててば~」普段あまり行かないところにお散歩に行くと、知らないにおいがいっぱいみたいでクンクンにおいを嗅いでばかりいました。なんのにおいもしなかったけどなぁ。犬の嗅覚はすごいです。
February 9, 2006

それは正しくない使用方法だと思います。そして今日もコタツに入って夢の中。常夏のひと時を満喫中。ワイキキビーチをお散歩だーい。いつぞやわたしが作ったしーちゃん専用室内トイレは、いつトイレに行きたくなってもいいように出しっぱなしにしていたら、しーちゃん専用枕になりました。まぁすでにお気づきだとは思いますが、あれだけやるやる言ったトイレトレーニングはおさぼり中です。かわりに別のトレーニングに切り替えました。それはチッチしたくなったら「ワン!」と言うことです。今までは出入り口のドアの前でこちらを振り向きながらシッポをゆる~く振るだけだったので、しーちゃんがもよおしていることになかなか気づいてあげることができませんでした。(なぜかそんなときだけはおっとの方が敏感で「しーちゃんチッチじゃない?」とわたしより先に気がつきます。そして俺のほうがしーちゃんの気持ちを理解している光線を出します。ちょっとくやしいの)それでチッチの時には「ワン!」と言いなさいと教えたら、比較的簡単に覚えてくれました。これで少しは安心です。(本当は室内でして欲しい。。。。。。。。。。。。。)
February 7, 2006

わたしがちょっといないあいだに、コタツにもぐって常夏気分を味わっていたようです。しかし、暑くなり出てきたところを発見しました。「ふぅ~あつかったのですぅ」「ズカンソクネツがいちばんです」PC復活しました。まだ入っていないソフトがあるのでちょっと不便だけど。さらにいまさらですが、ういんどうず2000にバージョンアップしました。(未だにういんどうず98SEを使ってました)このまま壊れないことを祈ります。あっそれとあいかわらず無線LANではありません。
February 6, 2006
ついにわたしのノートPCがどうにかなってしまいました。無線LANのせいです。ネットにつなぐことができません。今はおっとの自作PCを借りています。
January 30, 2006

電車に乗って出掛けました。用事が済んだら小腹が空いたのでなにか食べることに。前々から気になっていた「お好みたいやき200円」を買うことにしました。以前これを10個買っていたお兄ちゃんがいたので、間違いなく美味しいと想像できます。ひとくち齧ってからあわてて撮影。鯛焼きの中にキャベツがたっぷりのお好み焼き。紅しょうががこれでもかと入っていて、なかなかおいしかったです。その後電車に乗って帰ってきました。面白いので今日も先頭に乗ることに。鉄っちゃん(鉄道マニア)風の男ひとりと会社員風の若者数人に混じり、運転席の真後ろの一番いい場所をとりました。この眺めは鉄っちゃんじゃなくても興奮します。あまりのカッコ良さに危うくちびりそうでした。家に着いたら、まだお外にいるのに家の中からしーちゃんの「ぴー」という悲しげな声が聞こえてきました。きっと自転車を片付ける音で帰ってきたことに気付いたのでしょうが、わたしはそのことよりも我が家の壁の薄さに愕然としました。家の中の音、お外にこんなに漏れ漏れなのね・・・今日は寂しかったらしくシッポをぶんぶん振って迎えてくれました。「ねえねえ。サンポ行く?」ちょっと休みたいのだけれど。。。
January 27, 2006

いいないいな~に~んげんっていいなな~んて歌があるけれどしーちゃんだって相当いいよ悩みとかってないんだろうね
January 26, 2006

きよちぃーさんのところに来た人間バトンがわたしのところにもやってきました。バトンははじめてなので物珍しさに答えてみました。Q1.回してくれた方に対しての印象は?律儀。一日一日を大切に一生懸命暮らしているひと。テンションが高いらしい。Q2.周りから見た自分はどんな子だと思われてると思いますか?う~ん。多分付き合いの悪い奴と思われているのでは。ただの面倒くさがりです。Q3.自分が好きな人間性について5つ述べて下さい周りにいたらいいなというタイプ1バランスのいい人2ドンとこいタイプ(アネゴ肌&親分肌)3程ほどにまじめな人4カッコつけない人5空気がよめる人Q4.では反対に嫌いなタイプは?嫌いというか苦手なタイプ1強引すぎる人2相手の気持ちを想像できない人3威圧的な人4裏表のある人5自分の犬だけがかわいい人Q5.自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?どんなときでも心に余裕のある人間になりたいです。いっぱいいっぱいは疲れるのです。Q6.自分のことを慕っている人に叫んでくださいあなたが見ている私は本当の私ではないかも知れません。☆そんな大好きな人6人にバトンタッチ !!(印象付きで)☆みなさんお忙しいでしょうから、お時間のある方でネタに困っている方いかがですか?お好きなときにお持ち帰りください。☆おまけ☆しーちゃんのきったない足の裏チッチの度に足を洗うのは面倒くさいので、お外に出たのがお庭だけのときは足を洗いません。そしたらある朝、こんな足で横たわっていました。どうりでリビングのあちこちに枯草が点々と落ちているわけだ。
January 26, 2006
さっきテレビのリモコンをカチャカチャ押していたら千葉テレビ(千葉県じゃないのに千葉テレビが映ってラッキー)で西遊記まちゃあきバージョンを放送していました。もうおはなしは終わりかけで全然ストーリーはわからなかったけど最後にガンダーラが流れたら、ほとんど自動的に熱唱している自分がいました。幼い頃の記憶とはおそろしいものです。
January 23, 2006

土曜日に雪がたくさん降りました。しーちゃんはわざわざ雪の中に突っ込んでいきます。そして意味も無く走り回ります。さすが犬。やっぱり猫じゃなかった。いつもコタツで丸まってばかりなので、ちょっと見直しました。散歩から帰って雪だるまを作りました。*************************日曜日。よく晴れました。しーちゃんの足跡しか写っていません。 ↑これ*************************月曜日(今日)いつもの河原 土手の上。ふたりでとても楽しそうに並んでお散歩していました。*************************雪が降ると犬を散歩している人がめっきり減ります。みんなどうしているのかな。
January 23, 2006

最近髪を切るのをさぼっていたら、すっかり伸びてしまいとても鬱陶しい髪型でした。鏡を見るたびに、映画版ハリーポッターに出てくるスネイプ先生に近づいていきます。ね。いかにも鬱陶しいでしょ。実はわたし自分で自分の髪を切っているのですよ。ええ。独身のころからです。ショートカットにしてからは、どこの美容院に行ってもなかなか気に入る髪型にならなくて、カットした日は自宅で自分で直していました。そうこうするうちに、「もしかして自分で切った方が早い?」な~んて思い立ち、バーバーとっこを開店して(客はわたしとおっとのみ)はや10年が経ちました。しかし、自分で切るのって結構気合いが必要なのです。最近のわたしに欠けているモノです。そんな折、タイミングの良いことに近所に990円カットのお店ができました。ガラス張りのドアには「女性も男性も」などど書いてあります。とても気になります。う~ん4000円払って気に入らない髪型にされて自分で直すのはしゃくだけど、990円なら少しくらいヘタクソでもいいかなぁ。。。イヤイヤ、もしかしたら意外と上手かもしれないし。悪魔?もささやきます。そしてついに意を決し、行ってまいりました。わたし「ショートにしてください!」おやじ「はいはい」わたし「毛先はすいたりできますか?」おやじ「はいできますよ」わたし「ヘルメットみたいなのはいやなので」おやじ「はいはいわっかりました」こんな簡単なやりとりで、わたしの髪型は決定されてしまいました。~~~~~~~そして10分後。~~~~~~~~~こんな髪型になりました!という良い例がみつからないのですが、あえて誰かに似ているというのなら・・・これ?短すぎて直すこともできません。
January 20, 2006

朝のお散歩が終わると、おじちゃんにおやつ(ササミやらなにやら)をいただきます。こんなときだけは、お行儀がいいのです。そして締めはガジガジ(牛皮)です。んまい?「ん~」ねぇねぇ んまい?「まあまあ」ちゃんと手で持てます。ちょっとネズミっぽい・・・家ではこの牛皮、食べません。お外で食べるとおいしいのかな。
January 19, 2006

なんでなんだろう。画像を圧縮できなくなりました。今まで画像を圧縮するために縮小専用(縮専)というフリーソフトをずっと使っていました。今回いろいろ探したのですが、やはり縮専が一番使いやすいのでもう一度ダウンロードしたのになぜか画像を縮小出来なくなりました。ちょっとショック。とりあえず別のソフトでしーちゃんを縮小してみました。ファイルサイズを指定できないので不便ですが、とりあえずは我慢です。「ではそろそろサンポにいきましょうか?」私のわきで、強烈な散歩連れて行けオーラを発しています。
January 18, 2006
今週からわたしのPCが無線LANになる予定でした。そのために週末おっとがせっせとセッティングしてくれたのですが、どうも調子がよくありません。正確に言えば調子が良い悪いのレベルではなく、まったくネットに繋がりませんでした。とりあえず元の有線の状態に戻そうとするも、なにがどうなってしまったのかそれも出来なくなりました。ネットに繋がらないと思うと急に不安になりました。わたしの日記はどうなっちゃうの?(普段は平気で更新しないくせに)みんなの日記が読みたいよぉいつも遊びに行っているHPでわたしがお世話をしている私の分身とペットにも餌をやらないと死んでしまいます。そのときふと思いました。このなんともいえない不安感はなに?わたしってもしかしてネット中毒?まあいいや。とにかくそんなネット中毒パワーを存分に発揮して、なんとかかんとかありったけの知識と経験と運で、繋がる状態までもっていくことができました。その後もういちど無線LANにチャレンジしたのですが、またまた同じく繋がりません。しかも悪いことに、最悪はWindowsを入れなおす覚悟で臨んだため、大切なデータなどを外付けのハードディスクに移動してしまいました。さらに悪いことに私のPCはおっとに見切られてしまい、ハードディスクが外されてしまいました。つまりよく使うデータやソフトが、今つかっているこのPCに入っていないのです。画像の加工をするソフトも無くなってしまいました。(わたしは外付けハードディスクとPCの接続方法を知らないのです)そんなわけでしーちゃんの写真を掲載することができません。あらどうしましょ それは困ります。それから無線LANの会社にも一言文句を言わないと気が済みません。初心者でも簡単設定どこがじゃ!!
January 16, 2006

変な顔で寝ていたので激写!起きてもぶちゃいく。*************************昨日おもしろニュースをやっていました。「ムツゴロウ王国で蛇とハムスターが仲良しに」ムツゴロウ王国で蛇の水槽に餌としてジャンガリアンハムスターを入れたところ蛇が食べる様子がなく、そのまま同じ水槽で一緒に暮らしているそうです。ちなみに蛇は別の餌をもらっているとか。その別の餌というのはハムスターなのか?もしもそうだとしたら蛇がハムスターの個体識別をしているということなのでそれはそれですごい事だと思いますが、詳しい内容は報道されないので、そこら辺の事情はよくわかりません。わかったことは、このハムスターの名前が「ごはん」だということです。一見美談のようですが、ハムスターを飼っている人にとっては信じたくない出来事かもしれませんね。わたしは昔飼っていたジャンガリアンハムスターのフクちゃんを思い出しました。このフクちゃん。悪意があるのかないのか、もの凄く噛み付くネズミで檻から出して遊ばせるときは私は椅子の上で膝を抱えて丸まっていました。(足を下ろしたら確実に噛み付きにやってきます)そしてフクちゃんがひと通り部屋を探検して自ら檻に戻るまで、わたしは椅子から下りられないのです。
January 13, 2006
今日は比較的ぽかぽか陽気。気持ちがいいので朝からしーちゃんをお外に出していました。そろそろお庭にお日様が当たらなくなりそうなので、しーちゃんを取り込もうと思ったら・・・な・なんと。しーちゃんがいません。どこを探してもいないのです!あせりました。まさかとは思いつつも、車にひかれているしーちゃんの映像がチラチラと頭を横切ります。とりあえずリードを持って自転車でいつもの散歩コースを探しました。もしかしたらお友達がたくさん集まる公園にひとりで行ってしまったのかもしれないからです。しかし途中の道にも公園にも、しーちゃんの姿はありませんでした。(もしかしたら家に戻っているかもしれない)そう思ってすぐに家に引き返しました。家の周りをぐるりと「し~ちゃ~~~ぁぁぁん」と呼びながら歩き回りましたが、やはりいません。このままじっとしているわけにはいかないので、自転車に乗って別の散歩コースを探しに向かいました。少し行ったところで・・・なんと向こうから見覚えのある白い犬がこちらに向かって歩いて来るではありませんか。こころなしか薄汚れていますが。「しーちゃーーーーん」と声を掛けたら嬉しそうに走ってきました。一体どこを探検してきたのか、ススのようなものであちこち汚れています。「しーちゃんどこに行ってたの?心配したんだよ」と聞いたら「えへへ。急にうんこしたくなっちゃって。ごめんなさい」としーちゃんが言いました。よく見たらお尻の穴の回りが砂で汚れています。きっとどこかでお尻をチョリチョリして(拭いて)きたのでしょう。放置うんこごめんなさい。探しようがありません。**************************それにしても今日は本当に冷や汗ものでした。首輪と名札を付けていたので迷子にはならないだろうと思っていましたが、交通事故が心配でした。今度からお庭に出しておくには、庭の隙間を全部塞ぐかしーちゃんを繋いでおくか、なにか方法を考えないといけません。反省です。
January 11, 2006

しーちゃんが大好きなお友達と公園で会うことができました。紀州犬の夫婦です。ぜんぶ白い犬ばかりで分かりにくいのですが、向かって一番右のお尻を匂っている子がしーちゃんです。遊ぼ!と誘っていますが完全に無視されていますね。いつもこうしてしーちゃんひとりで盛り上がってます。
January 11, 2006

ちょっと遅くなりましたが、みなさま明けましておめでとうございます。日記をサボっていたあいだの私のお正月ですが、もうこれ以上のグータラな生活は無いといっても過言ではないほどの怠惰なお正月を過ごしていました。寝正月バンザイです。昨年はブログというものを通じて住んでいる所も違い、また生活全般においてほとんど共通点も無いような方たちとお知り合いになることができました。今年は顔は知らないけれどそれ以外のことは実の親よりも知っている、そんな仲を目指して頑張りたいと思います。それではしーちゃんととっこを今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
January 4, 2006

ちょっとくつろぎ過ぎではありませんか?まるで昼寝をしている自分を見ているようです。お部屋が散らかっていてごめんなさい。まあだいたいこんなもんです。
December 28, 2005

我が家のちっちゃいものを紹介します。炊飯器とポットです。どうぞ~ちゃんと蓋も開いちゃいます。購入先ヨドバシカメラ**********************************************これはリーメントという会社が作っているぷちサンプルシリーズです。ちっちゃい物が大好物のわたしにとってはたまらない一品なのです。
December 28, 2005

スティッチのマグの持ち手がなんか変ですもしかして上下逆?
December 26, 2005

しーちゃんとっても毛が抜けるので、家の裏の空き地でブラシをしました。私「はい~。ブラシしましょうねぇ」「ん」私「気持ちいいね~」「そうね」「んじゃ、ちょっとしつれいして。よっこいしょっと」って、しーちゃん!寝ちゃうとブラシ出来ないんですけど「つべこべ言わずにやりなちゃい!」だからぁ、できないんだってばさぁ「んもーーーー!いいからはやくやれ~~~!」し・・しーちゃん。またキャラがかわってますよ「あ゛~~~無性にイライラするのです~~~」私「わかった、わかったから。これでいいかな?」「ん。いいかんじですよ」
December 21, 2005

今年初めてのミノムシをお庭で発見しました。ちょっとわかりにくいのですが、枯れ葉みたいなやつがミノムシです。小枝が無かったらしくて、前身枯れ葉で覆われていました。
December 21, 2005
しーちゃんはチッチがしたくても決して教えてくれません。まぁせいぜい出入口の前でおすわりするか、こちらを見てゆる~くしっぽを振るか。そんなさりげないアピールのみなので、なかなか気付いてあげるのが難しいです。それでも我が家に来たばかりの頃に比べたら格段によくなりました。当時は勝手に我慢の限界に達して、いきなりジャーと漏らしてくれましたから。我慢の限界といっても4時間のこともあれば2時間のこともありました。とにかく我慢ができない性質のようでした。野良ワン時代の名残だったのでしょうか。今は平均して7時間は我慢できるようになりました。それはさておき、今日すばらしいことがおこりました。夕方の3時過ぎのこと。寝ていたしーちゃんがノソノソと起き出して、リビングの掃き出し窓の前でウロウロ始めました。「ああチッチだなあ」と思いつつ眺めていたら、わたしの顔を見ながらたたんで立て掛けておいたトイレシート3号をお鼻でツンと指したのです。「チッチなの?」と聞いたら嬉しそうにしっぽを振っています。早速シートを持ってお外に出たらチッチをしていました。もちろんシート以外の場所でですが。でもあのお鼻でツン行為はチッチとトイレシートがしーちゃんの思考回路の中で繋がった証拠のような気がしてなりません。
December 20, 2005

もうね日常的に生じる少々のストレスなどは簡単に癒されてしまうのですよそして細かいことはどうでもいい気持ちになってくるのです。またコタツに入っているという事実は多少 気になりますが
December 19, 2005
どうして犬のヨダレはあんなにも固いのでしょうか。食器のヌルヌルが何度洗っても落ちません。それはそれは、納豆を食べたお茶碗よりも強烈なのです。
December 19, 2005
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