ワインヲタ入門生のチラシの裏
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今回はシャンパーニュです。最近良く見かけるお手ごろなものの一つです。ブリュット・グラン・リゼルヴ。生産者ルイ・シャルボンは1970年代にレミー・ベルナール氏によって設立された家族経営のシャンパンメーカー。コート・ド・ブランを中心に10haの畑を所有、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの定番3品種を栽培しており、製法も伝統的なものだそうです。セパージュは、ピノ・ノワール65%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ5%。価格は、写真のお店で2280円。楽天内でも結構バラつきがあり、3000円前後のものが多いようですのでかなりお手ごろです。色は薄めですが確かにシャンパンゴールド。らしさを見せます。泡は非常に細かい、とまでは行きませんがシャンパンらしい細かさではありますし、この手のシャンパン・スパークリングはガス圧がキツイことも多いのですが、これは結構穏やかで落ち着きを見せます。香りは、これまた実にシャンパーニュで、ブリオッシュやバター、少々のカスタード、それにミツといった要素を多分に感じます。それらの要素ほどではありませんが、フルーツっぽさも勿論あり、リンゴや洋梨、軽いグレープフルーツなどの黄色い柑橘といったものが感じられました。味わいは果実味中心。ドサージュもある程度しっかりなされているだろうふっくらした少々の温かみを感じるものです。また、旨みも感じられる一方で酸味は後口に掛けて拡がる穏やかなものとなっており、キレのいいタイプではなくコクやまろやかさが魅力なタイプです。ミネラル感もそこまで主張せず、口当りには丸みを感じるミディライト。こういうものを食事やスイーツにあわせるのは好きです。バターっぽさやブリオッシュ感のおかげで、グジェールやフィナンシェなどはいいつまみになりましたし、ふくよかさの陸我で甘いものともいけます。マカロンをつまみましたがラズベリー味が一番良かったでしょうか。ケーキも、チョコ系には負けてしまいますが、ベリーのものなどはいい感じでした。食事の方では、やはり鳥肉のシンプルなソテーやエビ・カニ・貝などのバターソテーといったものがいいでしょうね。チキンソテーはバターで焼いて塩コショウのみでつまみましたが、脂を抑えて旨みと相乗効果を見せる流石の相性でした。ふくよかでドサージュをしっかり感じるようなスタイルですので、ノンドゼの辛いのが好きな方などにはあまり向かないのでしょうが、とっつきやすい味わいで一般受けはいいのではないでしょうか。この価格帯である事の意義を強く感じました。にほんブログ村「ワインモア」でこの記事をチェック!
2013年01月20日
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