特にソフトなど準備しなくても出来るメンテナンスを紹介します。
ここではWinXPというOSを元に説明します。
○ディスク クリーンアップ
○ディスク デフラグ
この二つなら今日からでも出来ます。
かかる時間はPCにより微妙に変わってきます。
買ったままメンテナンスを一度もしていない場合はそれなりに時間かかるかも・・・。
(デフラグの方が2時間くらいかかるかもしれません)
といっても、半日もかからないので、たまにやりましょう^^
まず、ディスク クリーンアップの方から。 こちらはインターネットを観たときに作られるファイルや一時ファイルを削除します。 インターネットを観る時、簡単に言うと実はホームページが保存されているサーバーからデータを 送ってもらっています。 そして後からまた観るときに一から送ってもらうのでは時間がかかるので、Temporary Internet FilesとしてPCの中に残っているのです。 これは消そうとしない限り消えません。 そういうことから、ディスク クリーンアップは必要になってきます。 パソコンの内部のお掃除をする機能です。 (しいていうなら、ゴミを吸取る掃除機)
操作方法
「スタート」メニュー
↓
すべてのプログラム
↓
アクセサリ
↓
システム ツール
↓
ディスク クリーンアップ
↓
お掃除をしたいドライブ選択
(だいたいCドライブですね)

↓捨てられそうなファイルがどれくらいあるのか計算中

↓この画面でいらなそうなものにチェックを入れて「OK」ボタンを押します。 (削除するファイルの種類の名前の部分でクリックして青くすると、「説明」の部分にそのファイルの解説が出てきますので、そちらを読んで確認しましょう。だいたいは捨ててしまって大丈夫です。)

終了すると勝手に終わります。
そしてクリーンアップの後はディスク デフラグです。
PC内にはハードディスク(注)という、様々なデータが保存されている場所があります。 ここにはPCを動かすために必要なプログラムファイルや自分で作成したファイルなどが保存されています。 ファイルの削除や保存を繰り返す度に連続しているデータがばらばらな場所へ並べられてしまうのです。 そしてパソコンがデータを探すのに時間がかかってしまい、起動するのが遅くなったり、動きが重くなったりしてしまうのです。
デフラグは離れ離れになってしまったデータを繋げたり、最初からきれいに並べ替えたりする機能です。 パソコンの中身もたまには整理整頓をしてリフレッシュしましょう。 (本棚があいうえお順だと探しやすいようにパソコンもデータがきちんと整列した方が探しやすくなり速度が上がります)
それから完璧にきれいにしようと毎日のように行うのは逆にハードディスクに負荷がかかるのでほどほどにしましょう。
ディスク デフラグの方法
「スタート」メニュー
↓
すべてのプログラム
↓
アクセサリ
↓
システムツール
↓
ディスク デフラグ
↓
画面が表示されるまで少し時間がかかります。
表示されたら「最適化」ボタンを押しましょう。
ディスクの状態を分析した後、デフラグが始まります。
(デフラグを行う必要がない場合は必要がないとメッセージがでます。)
画面を見ているとファイルが動いている様子がわかります。

しばらくデフラグをしていない場合は何度か最適化しないと綺麗に並べ替えられない場合があります。
このまえWPC EXPO2004で説明を聞いてよいなあと思ったソフトを紹介。
ネットジャパン パーフェクトディスク6.0
↓はデフラグソフトです。
Winについているデフラグ機能ではなかなか完璧に整理整頓できないので、
本格的にやりたい方はおすすめです。
(注)ハードディスクは円状になっていて年輪のように中央からいくつもの輪があります。 その輪がまた細かく分けられたファイルの部屋があります。 中央から順番に保存されていきます。 そのままずっと保存だけされていればファイルは綺麗に並べられていきますが、時に削除されることもあります。 そうすると、空いている部屋が出来てしまいます。 その空いている部屋は空いたままなのかというとそうではなく、新しく保存されたものがそこに入ります。 さらに、ファイルは様々な大きさなので、物によっては分割されてファイルが保存されてしまうのです。 これがなぜいけないのかというと、離れ離れになったファイルを読みこむには時間がかかるようになってしまうからです。
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