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昨日三重県で、猟犬が高校に侵入して生徒を次々襲った事件がありましたね。
幸い怪我の程度は軽傷の様でしたが、その時受けた生徒のショックは大変のものだったと思います。
心よりお見舞い申し上げます。
猟犬が人や家畜・ペットなどを襲ったニュースが報じられる度、イヌを使った勢子猟をする私はやりきれない思いと自戒の念で一杯になります。
今回の猟師は、一度に5匹の犬を放し(野犬が2頭加わり)、一人で猟を行っていたようです。
そうなると犬による”鳴き止め”か”噛み止め”を行っていたのでしょう。
私が行う猟は、犬によってシカやイノシシを追い出し待ち場で撃つ勢子猟です。
”鳴き止め”というのは犬が獲物を発見し、鳴いて獲物の注意を引きつけ猟師が到着するまで獲物を逃がさないようしていること。
猟師は静かに獲物に近づき鉄砲で仕留めます。
”噛み止め”は文字通り噛みついて獲物を押さえ込むこと。
この場合猟師はナイフ等でトドメを刺す場合が多いです。
そのため鉄砲を使わなくても犬さえいれば獲物が獲れるために、鉄砲の免許の無いの者や猟期前の訓練と称してイノシシを獲ったりする輩がいて問題となってます。
それに噛み止めをする犬は、気性の荒い犬が多いと思います。
命がけでイノシシに向かっていくのですか当然と言えば当然ですが・・・・。
ふつう攻撃の対象はイノシシ・シカですが、何らかの拍子に攻撃の スイッチ が入り、人間や家畜などを攻撃してしまいます。
今回の事件もそのような状態だったかもしてません。
噛み犬だけを悪く書いたかもしれませんが、鳴き犬や追い出し専用の犬の中にも豹変する犬はいます。
獲物を吠えたり追いかけている時はいいのですが、撃ち取られた獲物に噛みついた途端、急に独占欲が沸き上がり・・・・・。
近づくハンター全てに牙を剥く犬もいます。
これも スイッチ が入ってしまう状態なんですね。
よく自分の犬に限って・・・・・。
なんて言う猟師がいますが、100パーセントの絶対は無い!、そう思った方がいいです。
犬を使って猟をする以上、犬を動きを常に把握し、猟が終われば直ぐに回収する様に心がけたいものです。