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社長が妊娠5ヶ月に入りました。「全力で妊婦だ・・・」とお腹をさする社長。そんな彼女を見ているうちに、私は良いことを思い出したのです。子どものいる方なら知っていらっしゃるかもしれませんが、妊婦さんのお腹に当て、「ママよ~聞こえる~?」「あら、心音が聞こえる!」なんてことが出来ちゃう聴診器のようなグッズがあり、「これを社長にプレゼントしたらさぞかし喜んでくれるだろう」とひらめいた私は、その日の帰り道、さっそく「子どもの国トイザらス」に出かけたのでした。私:「あのう、すいません」トイザらスは広いので、店員さんに聴診器の在処を尋ねます。店員:「はい」私:「あの、妊婦さんのお腹に当てて、赤ちゃんに話しかけたり心音を聞いたりするグッズがあるって聞いたんですけど、どこに置いてますか?」店員:「聴診器ですか???」私:「イヤホン(?)の部分が二手に分かれてて、パパとママのふたりで使うことができるモノなんですけど」すると、こともあろうに店員が私を指さして言いました。店員:「パパさんと、(太ったあなたが)一緒に使用されるモノなんですね?」またしても顔が紫色になりました。妊婦に間違われたのは初めてです。【私がとるべきだった行動】■泣き崩れる■名誉毀損でトイザらスの店員を起訴■「いやいや、確かにぽっちゃりはしてますけどね。このお腹には生命じゃなくてビールと唐揚げが詰まってるんですよ、がはは!」と、悲しいピエロに徹する。結局、「ええ。知人が妊娠しまして」と、つけるべきケジメだけはしっかりつけておきました。私は良識ある大人ですから。そして、残念なことに、店員さんに探してもらったんですが聴診器は見つからずでした。傷つくだけ傷ついて、子どもの国を後にした2月の夕方。さらにその日の夜。「た~こや~き~。あ~つあ~つ。おいし~い~」窓から聞こえてくる、たこ焼き屋のスピーカー音。いつもうちの近所で店を出しているおじいさんの屋台です。その屋台でたこやきを買ったことはありませんが、仕事帰りに毎日見かけるので、店主の顔はよく知っています。なんだか無愛想なジジイで、店はいつもガラガラ。たまにお客が入っても、「焼けたら呼ぶから、それまであっち行っててくれ」「今タバコ吸ってるから後で」などとジジイが暴言を吐くので、売り上げも芳しくないようです。この日に限ってその店でたこ焼きを買おうと思い立ったのは、単にお腹が空いていたから。私:「こんにちは。あの、たこ焼き6個ください」ジジイ:「・・・・今すぐ?」なんということでしょう。「早い」「安い」「うまい」が売り文句である大阪名物たこやき屋台で、客にむかって「今すぐに欲しいのか?」と喧嘩ごしの応対。私:「あ、はい・・・。今すぐ」ジジイ:「あそ。ッハァー(ため息)。じゃあ5分かかるからそれまであっち行ってて」彼は一体何者なんでしょうか。「売る気」というものをまるで感じられません。=5分後=ジジイ:「できたよ(小声)」私:「あ、どうも」ジジイ:「ソースとマヨネーズは(かけますか)?」私:「あ、なにもかけないでください」数時間前の妊婦騒動が尾を引いているため、高カロリーな調味料はカットしてもらいます。すると・・・ジジイ:「!!」私:「?」ジジイ:「アンタ、ツウだね!!本物だ!!」私:「・・・え?」ジジイ:「うちのたこ焼きはね、下味が他と違うんですよ!ソースやマヨネーズなんていらないんです!!そのままが一番おいしいんです!!でも、分かってくれる人がいなくて!!」私:「はぁ・・・」ジジイ:「ソースなんかで味をごまかさなくても、そのままが一番ウマイんですよ!!うちのたこ焼きはもう、特別なんですよ!!」まさか、こんなに熱く語られることになるとは。60代の情熱を自らの目で見て確認することになろうとは。冗談でも、「ポン酢でヘルシーに食べるつもりでした」とは言えません。=5分経過=ジジイ:「よそのたこ焼き屋なんてカスですよ!あんなにソースをどっさり、マヨネーズをどっさりかけて、味もへったくれもない!」私:「・・・そうですね」ジジイ:「生地につける下味をね、うちは鶏肉とカツオだしでとってるけどね。よそはきっと『だしパック』か何かでね」私:「・・・そうですか」ジジイ:「あんなものでダシをとるとね 」=10分経過=ジジイ:「だから、ダシにどれだけ時間と労力をかけられるか、なんですよね。たこ焼きってものは。それをね、『だしパック』なんかでサボってね、しかもソースでごまかしごまかしやってね。あれはたこ焼きじゃないから。」私:「あー良くないですねー・・・」ジジイ:「そうですよ!ぜったいにダメだ。うちはね、鶏ガラとカツオでだしをとってね、しかも私が長年やてって身につけた技術で塩を加えてね」私:「おいしいですよね。ここのたこ焼きは。(買ったことないけど)」=25分経過=ジジイ:「マヨネーズと言えば、役者で香取慎吾ってのがいるけどね 」たこ焼き、冷え冷え。
2006.02.26
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うちの社長は、なにか嬉しいことがあると「やっぷー」と言う。「やっぷー」は独り言として口に出されることが多いので、隣のデスクで社長が「やっぷー」というたび、私はひそかに「ああ、なにか良いことがあったんですね」と思っていたのですが、実は、私は間違っていました。それは、先々週うちの事務所に仕事先から電話がかかってきた時のこと。私:「しゃちょう、○○社の△△さんから電話です」しゃちょ:「うっ・・・」この日、社長は○○社からかかってくる原稿催促の電話を恐れていたのでした。(締切日だったんだってさ)私:「△△さん、待ってますよ。どうしますか?」しゃちょ:「・・・・・・やっぷー」あれーおかしいなぁ。嬉しくないはずなのに、ここにきてなぜ「やっぷー」が?電話が終わったあと、さっそく聞いてみました。私:「あの、悲しい時にもやっぷーなんですか?」すると、しゃちょ:「・・・“やっぷー”じゃなくて“嫌プー”・・・」ああ、なるほど・・・。今までずっと「やっぷー」じゃなくて「いやプー」と言っていたのか・・・。なんということもない発見ですが、とてもスッキリしました。ちなみに、社長は「でも、あたし普段は“嫌プー”なんて言ってないよね?」と言っていました。
2006.02.12
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仕事で使う資料を受け取るため、D社へ行くことに。今まで一度もD社に行ったことがない私のために、社長が地図を持ち出して説明してくれました。しゃちょ:「事務所を出たら右にずーと進んで、M通りを左にいくねんで」私:「簡単ですね!15分ぐらいで着きますよ」しゃちょ:「一応、この地図持っていく?」私:「ちょっとちょっと!さすがの私も、こんな単純な道で迷うことはありませんよ~。ちゃんちゃらオカシイっすよ~!というわけで、地図はいりません」しゃちょ:「そう?福山運送の近くやから、すぐ分かると思うよ」私:「任せてくださいよ~いってきます!」息巻いて出発したのですが、案の定そのちゃんちゃらオカシイ道で迷いました。私:「あれれ~おかしいなぁ・・・福山運送ってどこ?こりゃもう、人に聞くしかないなぁ」諦めて、誰かに道を聞くことを決意した私。ちょうど、目の前に巡回中のお巡りさんがいたしね。私:「あの~、すいません」警官:「なんですか」私:「福山運送ってどこですか?」警官:「福山運送?あんなもん、そこいらじゅうに支店があるがな」私:「ここから一番近い支店はどこですかね」警官:「さ~、ワシはちょっと分からんわ。せやけど、福山運送のトラックなんか、そこらじゅうになんぼでも走っとるさかい、あれを追いかけるのが一番早いわな」一瞬、質の悪い冗談かと思いましたが、それだけ言って警官は去っていきました。まるでうちの母親のようです。(まあ、お巡りさんがああ言うぐらいなんだから、トラックを追ってみるか)今にして考えてみれば、真に受けるほうも真に受けるほうですね。大通りに出て福山運送のトラックを探す私。私:「きた!!」警官の言った通り、確かに福山運送のトラックがやってきたのです。私:「今だ!」トラックの後を追ってペダルを漕ぎ始めた私。そうですね。バカですね。平日の昼間っから福山運送を尾行する女なんて、「ムシャクシャするからカレーにヒ素入れちゃえ!」という発想の女と同じくらいイヤですね。当然、自転車でトラックに追いつくことは出来ず、案の定まかれてしまいました。しかし、警官の言葉は正しかったのです。私:「あ!また福山運送のトラックが!」そう、福山運送のトラックは次から次へとやってくるのです。その度に全力疾走で尾行し、まかれては次を待ち、尾行し、まかれ・・・4回繰り返した時点でようやく「私はバカだ」と気づきました。私:「ダメだ・・・もう誰かに道を聞こう・・・」警察はあてにならないので、近くにいたクロネコヤマトの宅配員に尋ねることにしました。私:「すいません・・・福山運送はどこですか?」黒猫:「この道をまっすぐ行って、南に行けばありますよ。あ・・・、“南”って言っても分からないですよね。右へ行ってください(笑顔)」なんて親切なんだ、クロネコヤマト。彼のおかげでようやく福山運送にたどり着くことができました。ところが、福山運送の近くにあるはずのD社が見つからないではありませんか。=社長に電話をかける=私:「あの、D社が見つからないんですけど」しゃちょ:「え???おかしいね、なんでだろう」私:「今、福山運送の前にいるんですけど」しゃちょ:「じゃあ、福山運送の人に聞いてみて!運送会社の人なら知ってるはず!」私:「なるほど!そうします!」で、福山運送の駐車場でタバコをふかしていたオジサンに聞いてみましたが、「うーん、知らん」とのお答え。私:「どうしよう・・・約束の時間はとっくに過ぎてるのに・・・」寒空の下、私が深いため息を漏らしたその時、天使のように姿を現したのです。クロネコマークの帽子をかぶった、たくましい青年が。(さっきのクロネコ配達員とは別の人)私:「あの、すいません!」黒猫:「はい?(笑顔で)」私:「D社ってどこにあるか知ってます?」黒猫:「ああ、D社ならその道を北へ100メートルほど行けばありますよ。北って分かります?左ですよ (輝く笑顔で)」【今日学んだこと】■公務員は頼らない■地図は常備する■荷物を送る時はヤマト運送以外利用しない
2006.02.08
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急に電車が揺れる瞬間って、「ぜったいに倒れるものか」「なんとしても耐えてみせる」「ここで転んだら俺の負けだ!」「女の意地にかけても、バランスは保つわ」「痩せても枯れても、俺は男だ!」などなど、すべての乗客から気迫が伝わってきますね。「そんなポーズをしてまで耐えるなんて、転んだほうがいくらかマシなんじゃ・・・?」という気持ちになりました。
2006.02.04
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※きのうの続き。しゃちょ:「小泉氏~、きのうカニ食べるの忘れたよな?」私:「ええ。私は覚えてましたがね」しゃちょ:「まだ残ってるけど、たべる?」私:「食べます!!!」ありつきました。フー。
2006.02.01
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