私を苦悩させるさまざまなモノたち

私を苦悩させるさまざまなモノたち

工事中

今まで見た韓国映画です(一部感想・ネタバレ有)

■リメンバー・ミー(同感)
「会うことも見ることも出来ない。
けれど、すぐそばで親しさと暖かい息づかいをお互いに感じ合えるなら、それは愛なのでしょうか・・・」


古い無線機を通して、21年もの時を越えた交感を描いたSFラブストーリー。
私がユ・ジテという俳優を好きになった作品がコレ。
違う時代に生きる二人の恋愛いうストーリーでは、同時期に公開された「イル・マーレ」と似ています。流行なのでしょうか。
私個人としては岩井俊二監督のファンなので、「Love Letter」と似ている点でこの作品はどうくるのか、とても楽しみでした。
それは観ている内にわかりやすく知る事となるのですが(笑)、何よりジテ君演じるインの表情が印象的。
笑顔もいいけれど、何て寂しそうな表情をするんだろう・・・。
そして、「バイ・ジュン」で共演したソウンことキム・ハヌルと息の合った演技を見せてくれます。

1979年の世界に住むソウンが手にした古い無線機から聞こえてきたのは、2000年の世界に住むインの声。
交信を続けていくうち、二人は同じ大学であることがわかる。

先輩が好きなソウンの恋をインは助けてあげたいけど、そのソウンが思いを寄せる先輩とは、実はインのお父さんなのです。
しかし、お母さんはソウンではない。ソウンの親友・・・。
それを知り愕然とするイン。
自分が未来を変えてしまったら、それを告げてしまったら、自分は生まれてこない。
悲しい表情のインを見てるとせつなくなります。
そして、21年後のソウン、つまり今を生きるソウンに会いに行く。
お互い言葉を交わす事もないけれど、すれ違った時のソウンの顔を見た時のイン表情がいいなぁ・・・。
意味深げに微笑むソウン。
一番印象的なのは、会うこともできないインとソウンが、お互いの息づかいを感じたくて、同じ場所を歩くシーン。
雪が降ってきて、それを見上げるソウンもステキです。

「時の香り~リメンバー・ミー~」という題名で日本版リメイクが制作されました。
韓国版でキム・ハヌル演じるソウン役は吹石一恵が、ユ・ジテ演じるイン役は斎藤工が演じています。
爽やかさが残る、そんな映画ですよね。

■反則王
「シュリ」「JSA」のソン・ガンホ主演。
「グリーンフィッシュ」と「復習するは我にあり」はまだ見てないので、早くチェックしたいものです。
しかし面白かった!ガンちゃん最高!!(←怒られるかな?!)
キム・ジウン監督の第1作目「クワイエットファミリー」も是非チェックです。 ソン・ガンホ演じるデホのダメダメっぷりが見てて面白いです。

昼間は遅刻常習犯で成績もビリのダメ銀行員デホ。
ヘッドロックをかけてはイジめてくる上司をギャフンと言わしたいデホは、たまたま通りかかったプロレスジムに入門の許可を申し出に行く。
そして、ジムの運営に苦しむ館長に、人気レスラーの凱旋試合に当て馬として反則レスラー登場させる話が。
そこでデホが反則王に変身!かつてのヒーロー、ウルトラタイガーマスクの登場!!

昼は銀行員、夜は反則レスラーと言う二つの顔を持つデホ、覆面をつけたデホはまるで別人に。
以前なら言えなかった同僚への愛の告白も、ウルトラタイガーマスクの覆面があればもう大丈夫!!
(相手は嫌がるだろうけどね・・・スーツに覆面で告白されても;)

ジムの館長の娘が、クールながらもデホの事を応援していて、最後はちょっと恋愛模様?!
それと、デホを襲う不良役で「JSA」のシン・ハギュンが友情出演してます。

■イル・マーレ(時超愛)
「誰かを愛して その愛を失った人は何を失わない人より美しい」

主演は人気俳優イ・ジョンジェと「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン。
同じ年に公開された「リメンバー・ミー」と同じく、SFラブストーリー。
こちらは郵便ポストが二人をつなげます。
韓国ではこの映画を見ると結ばれるという評判が生まれ、デート・ムービーとなったそうです。
この映画は映像が綺麗。「イル・マーレ」とはイタリア語で「海」と言う意味。

1999年、失恋で傷ついたウンジュ(チョン・ジヒョン)は海辺の家を離れる際、ポストに手紙を残す。
だが、その手紙は1997年、初めてこの家に来たソンヒョン(イ・ジョンジェ)に届く・・・。
不思議なポストを通じて二人の時を越えた交流が続く・・・。

でも、思いが募ると会いたくなるものですよね。
ソンヒョンが駅のホームで、ウンジュを待つシーンが印象的でした。
気づくはずもなく、ウンジュが乗り込んだ終電を見送るソンヒョン。
結局、この二人が会う事はありませんでした。悲しい結末でちょっと泣いてしまいました。
ウンジュがイルマーレに来たとき、ドアの前でコーラ(犬)がちょこんと待っていました。
後にウンジュがソンヒョン「何で捨てたの?」と聞くんだけど、捨てたんじゃないんですね。
あぁ、思い出しただけで・・・。

■リベラ・メ
「テロリスト」「ユリョン」「ソウル」のチェ・ミンス主演。
「リメンバー・ミー」ですっかりファンになったユ・ジテ君も出演しています。
この映画、内容よりも(失礼)本物の炎がすごい迫力!!
まさに韓国版バックドラフト。炎が生きてます。釜山市の全面協力があったからこそだそうで、日本では考えられません。
そんなものすごい現場で、スタントを断り、俳優たち自ら演じたそうです。
そう思って観るとますますすごい。

内容は、天才連続放火犯と、過去に同僚を助けられなかった消防士サンウ(チェ・ミンス)が、自らの命を省みず炎に立ち向かう死闘ドラマ。

放火犯ヒス(チャ・スンウォン)が刑期を終えて出監した瞬間発生する火災。
炎に包まれる刑務所の建物・・・。
その後も不審な放火が連続発生、ヒスを疑うサンウ(チェ・ミンス)の部屋に時限爆弾を仕掛けるヒス。
しかし、部屋に居合わせたのはサンウの新しいパートナー、ヒョンテ(ユ・ジテ)だった。

・・・もうそこでテンションが下がってしまったのでした(泣)
だって、早いんだもん。もう死んじゃったの?!
火災のシーンはこれでもか!って出てくるのに、ストーリーについて説明が足りない気がしました。
特にヒスの人間像がよくわからないままでした・・・。

■友へ/チング
これまでの韓国映画の記録を塗り替えた作品。
私も泣けると聞いて劇場へ観に行きました。泣いている人結構いました(笑)
釜山を舞台に、70年代後半から90年代前半の韓国が激しく揺れ動いた時代を背景に、運命に翻弄される4人の幼なじみの壮絶な人間ドラマを浮き彫りにした作品。

少年時代のシーンは美しい釜山の映像とともに、穏やかに流れます。
それは古き良き日本に通じるような、懐かしい印象。

数年後、社会に出て、それぞれ別の世界へと進むが、その中の二人は裏社会に足を踏み入れ、やがて対立する関係に・・・。

結局これも悲しい結末(韓国の映画とかドラマってそういうの多いよね)へ。
ジュンソク(ユ・オソン)とドンス(チャン・ゴンゴン)は同じヤクザの道を選ぶものの、大物ヤクザの息子で筋金入りのジュンソクと違い、実家は葬儀屋のドンス。
小さい頃から、ずっとコンプレックスがあった?本当は一番の親友になりたかったドンス。
家業を継ぎたくないのもあったけど、ジュンソクみたいになりたくて同じ道を選んだのでしょうか?
それでも、やはり自分はジュンソクを超えられない。
だから、裏切って相対する組のヤクザになった?
ジュンソクとドンスの関係、他人は入れない深いモノがあるんでしょうね。
ドンスが殺害されたのも、あれはジュンソクの指示だったのでしょうか?
煙草を投げるシーンがアップになったのですが、あれが合図?
サンテクがジュンソクに面会した後、ジュンソクが歩いていくシーンは死刑を意味してる?
この作品、公開後いろんな論争が起きたという話もわかる気がします。

ちなみに、「チング」とは「親旧」と書いて「長く親しい友」という意味だそうです。

■春の日は過ぎゆく
「僕には君の心が聴こえなかった」

大好きなユ・ジテ君の主演作。相手役は「JSA」のイ・ヨンエ。
とにかくホ・ジノ監督の作品、私は大好きです。
無駄な説明が一切なくて、映像が美しくて、音楽もよくて、キャストも素晴らしい。 全体的に静かな映画です。
OSTよく聴いてます。エンディングで流れる主題歌は紫林雨(Jaurim)のyuna、作曲は松任谷由実。

録音技師の青年サンウ(ユ・ジテ)と、ラジオ局のDJ兼プロデューサーのウンス(イ・ヨンエ)が、取材をきっかけに知り合い、自然に恋に落ちる二人。
しかし、幸せな日々もつかの間、ウンスの心は揺れ始める。

離婚経験のあるウンスには、サンウの一直線で純粋な思いが重すぎたのかもしれない。 「結婚」の言葉が出たときのウンスの動揺。

それからはサンウを避けるように、全く正反対の男性の元へ行ってしまうウンス。
サンウは、ウンスに会いたい気持ちを抑えられずに、酔っ払って家まで押しかけたり、後をつけてみたり。
愛は変わらないと信じてたサンウには、突然のウンスの心変わりが受け入れられない。
それなのに、別れを告げては、気まぐれに連絡をかけてくるウンス。
その度にとまどい、そして傷つくサンウ。
再び春が来て二人が再会した時、サンウは辛いけれど一つの道を選ぶしかなかった・・・。

桜の木の下で、サンウが背中を向けて歩き出した時、一つ成長したなって思いました。
満開の桜の中、歩き出したサンウはカッコよかったです。

※ジテ君来日レポ 有


■SPY リー・チョルジン 北朝鮮から来た男
「チング」のユ・オソン映画初主演作。
こういう映画、好きです。「反則王」もだけど、小ネタ万歳!!
同じ年にヒットした「シュリ」と同じスパイものだけど、こちらはドタバタコメディ。

北朝鮮のスパイとして韓国に送り込まれたリー・チョルジン(ユ・オソン)
北で訓練を積んできたにもかかわらず、早速タクシー強盗に遭い工作金と拳銃入りの鞄を盗られる(笑)

果たしてチョルジンは,任務を成功的に遂行することができるのか?

ベテランスパイのオ先生の所に身を寄せるが、スパイとしての誇りも消え、生活に追われる毎日。
失望されたチョルジンを、好意的に接してくれるのは娘のファイ(パク・チニ)ただ一人。

結局、任務を遂行する事ができたのですが、これまた悲しいクライマックス。
(誰か幸せになって~)

印象的だったのが、ファイがチョルジンと手相を合わせるシーン。

かつての仲間を殺害するという辛い任務を終えて、涙を流していたチョルジン。
それを見て、「私の運命を貸します」と彼と手の平を合わせる。

ジーンときました。
ファイは好きになったんじゃないでしょうか、チョルジンの事。
それでも、決して叶わぬ恋。チョルジンが北朝鮮に戻る時も気持ちを察すると辛かった。
南北分断が、こんなカタチでも・・・。

面白いと言えば、チョルジンの行動もさることながら、タクシー強盗のズッコケ4人組が最高!!
思い切り笑えて、でもホロリとくる映画。これは絶対オススメ!!
それと、後で知ったのですが、ファイのさえない弟役って後に「JSA」で有名になる前の シンハギュンだったのですね。
あまりにサエない弟役だったから気付かなかった・・・。

■八月のクリスマス
ハン・ソッキュとシム・ウナという韓国を代表する俳優二人が共演。
ホ・ジノ監督の長編映画第1作目にして数々の映画賞に輝いた作品です。

小さな写真館を営んでいるジョンウォン(ハン・ソッキュ)は、自分の死期が近い事を知りつつ、淡々と毎日を過ごしている。
ある日、店にやってきた婦人警官タリム(シム・ウナ)と知り合う。
毎日店を訪れてはたわいもない話をする二人、素直で飾り気のない彼女に惹かれていくジョンウォン。
いつも笑顔で優しくみつめる彼。
しかし、別れの時は確実に近づいてゆく・・・。

ジョンウォンは自分が死ぬことを知っていて、身の回りの片づけをするシーンには泣けてきました。
自分で自分の葬式用の写真を撮ったり、残していく父の為にビデオの操作方法を紙に書いたり。

この作品、大きな波もなく、静かに時間が過ぎていきます。
台詞のないシーンに、こめられた思い・・・。
ラブストーリーといっても、結局二人は思いを秘めたまま、結ばれることはありませんでした。
タリムには最後まで病気の事を告げなかったのです。
何も告げずに去っていくジョンウォン。死んでゆく自分には何もしてあげられないからって思うからこそなのでしょうね。

二人は心から愛し合っていたんだなって思いました。
喫茶店でジョンウォンが遠くからタリムを見つめる時の表情が切ないです。近くに居るのに・・・。

そしてジョンウォンの死後、タリムが写真館を訪れ、そこで自分の写真が飾られているのを見つけます。
微笑んだのを見て思いました。二人とも短かったけど、切ないけど、いい恋愛したんだなって。

「僕の記憶の中にある写真のように、愛もいつかは思い出に終わると思っていました。
でも、君だけは思い出ではありません。 愛を胸に秘めたまま旅立たせてくれた君にありがとうの言葉を残します」


この言葉が胸を打ちます。

■バイ・ジュン

■GUNS & TALKS

■THE CONTACT(接続)

■美術館の隣の動物園

■Interview

■アタック・ザ・ガス・ステーション!

■JSA

■シュリ

■エンジェル・スノー

■ペパーミント・キャンディー

■ラスト・プレゼント

■純愛譜

■クワイエット・ファミリー

■猟奇的な彼女




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