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Ruby-crowned KingletRegulus calendulaRegulidae キクイタダキ科ルビーキクイタダキ4.25 inches (10.8 cm)Mckee Beshers Wildlife Management Area, MDにて2006.10.23************************************** かわいいでしょう?この子に初めて出会ったのは3年前。以来、冬が訪れる度に何とか撮ろうとするのですが、とにかく小さい上に、動きが速い!見るのを楽しんで、匙を投げかけていたところ。久しぶりに執念を発揮して、デジスコで格闘してみました。やっと撮れた、わ~い!興奮すると見えるという頭の上のルビー色は見せてくれなかったのですが、なんとか証拠ゲットで一安心しているところです。 雄の頭の上にはルビー色の羽が隠れていて、時折、見えることがあります。雌にはルビー色がありません。目の回りの白いアイリングがまたかわいらしい。枝の端っぽや葉、雑草などのまわりでホバリングしながら、ちらちら飛び回って、昆虫・蜘蛛・果実・種子などを食べます。樹液も飲むそうです。 歌声は聞いたことがありませんが、とても美しいそうです。聞きなしは、"see see see you you you look-at-me, look-at-me, look-at-me"だそうです。繁殖期に見られるところへ出かけたいところです。 この辺りでは他に、頭の上が黄色いGolden-crowned Kinglet (R. satrapa)も冬に見ることが出来ます。こちらの黄色い方のGolden-crowned Kingletは、目にアイシャドウ(過眼線)がうっすらとあって、日本のキクイタダキとまた違った感じです。 D. C. 近郊では冬に訪れてくれるかわい子ちゃん。北米の南方で主に冬鳥。太平洋岸ではワシントン州~カリフォルニア州・メキシコまで、大西洋岸では、メリーランド州・デラウエア州辺り~フロリダ半島で冬鳥です。夏は、カナダに広く分布し、北米ではニューハンプシャー州以北、ウィスコンシン州北部・ミネソタ州北部他、ロッキーマウンテン周辺・カスケード山脈・シエラネバダ山脈付近で夏鳥。で、これら山脈の間にあたるアイダホ州・ネバダ州・ユタ州・アリゾナ州北部などでは留鳥になるようです。コロコロしていて、かわいらしい。Mckee Beshers Wildlife Management Area, MDにて2006.10.23こっちを見ると、またかわいい。Mckee Beshers Wildlife Management Area, MDにて2006.10.23Mckee Beshers Wildlife Management Area, MDにて2006.10.23
2006/12/05
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BuffleheadBucephala albeolaAnatidae カモ科ヒメハジロ 13.5 inch (34.29 cm)Black Hill Regional Park, MDにて。2006.12.06************************************** フィールドではコガモサイズに見えますが、コガモよりさらに小さいようです。すばしっこく飛び回る姿が可愛らしい潜水ガモです。写真を見ていてわかったのですが、羽繕いをする際に上げた足はピンクでした!冬になると、自宅近くのBlack Hill Regional Parkやポトマック川など、潜れそうな所に多く見られ、ポピュラーな冬鳥です。 水中に潜り、小さな軟体動物・魚・巻き貝・甲殻類他、水生昆虫も食べます。雄の背中は黒ですが、胸からお腹にかけて白く、後頭部も白いので、遠くから見るとかなり白く見えます。雄の頭部は光の加減で玉虫色に光り、とても美しいです。雌は黒い頭に白い頬がキュート、背中は黒く、体下面は灰色です。幼鳥は雌によく似ますが、頬の白い部分がぼやけた感じになります。 北米北西部・中北部・フロリダ半島南部・アパラチア山脈などを除き、多くの地域で冬鳥です。カナダでも海沿いでは冬鳥になるようです。夏はカナダ・ブリティッシュコロンビア州~オンタリオ州で過ごします。ブリティッシュコロンビア州南部・カスケード山脈付近・モンタナ州北西部などでは留鳥です。雌。Black Hill Regional Park, MDにて。2007.01.06Black Hill Regional Park, MDにて。2006.12.06雄がそっぽ向いて、雌がこっち向いて。Black Hill Regional Park, MDにて。2006.12.06Black Hill Regional Park, MDにて。2006.01.08雄雌一緒に。バチャ、バチャ、バチャ、バチャッ!。Black Hill Regional Park, MDにて。2005.12.03
2007/02/08
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RedheadAythya americanaAnatidae カモ科アメリカホシハジロ20 inch (50 cm)デジスコ導入前の想い出の写真♪Redheadだけ、拡大してみました。Assateague Island National Seashore, MD & VAにて。2004.02.07************************************** メリーランド州東部のアサティーグ島国立海浜公園へ行った際、白鳥や他のカモ達の中に一羽だけ見つけたことがあります。それが、上の証拠写真です。 雄雌共に、嘴は青みがかった灰色で、先端が黒です。雄はRedhead(直訳すると、赤い頭)の名にあるように、頭が赤褐色で、胸は黒く、背中が灰色。雌は全体に明るい茶色で、背中・翼・頭頂が暗い茶色、淡黄色のアイリングがあります。 日本のホシハジロによく似ていますが、本種は虹彩が黄色で、頭頂部が丸みを帯びています。ホシハジロの目(虹彩)はCanvasbackのように赤く、頭頂へのラインは寧ろCanvasbackっぽい感じ。よく似た3種、Redhead・Canvasback・ホシハジロのの類似点・相違点を見比べていると、遠い過去に思いを馳せたりして、不思議な気持ちになり、いつも何時間も経過してしまいます。 水生植物の根・茎や沈水植物の葉の他、昆虫の幼虫・軟体動物・甲殻類なども食べます。多くの雌が自分で子育てしようとはせず、同じRedheadの仲間の巣や他のカモ、特にCanvasbackの巣に卵を産み捨てるようにして托卵します。宿主となる巣の雌が托卵に気づいて、巣を去って新たに営巣することが多いせいか、Redheadの卵の孵化の成功率はあまり高くないようです。だから、あまり見かけなかったのかなぁ?以下は、DCの動物園にて撮影したRedheadの写真です。Smithsonian National Zoological Park, DCにて2004.03.03仲良く連れ立ってSmithsonian National Zoological Park, DCにて2004.03.03いつも一緒にいる感じだったので、雌だと思っているんだけど・・・。Smithsonian National Zoological Park, DCにて2004.03.03Smithsonian National Zoological Park, DCにて2004.02.15
2009/01/18
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