
精密に描かれた絵は、やはり素晴らしかったです。等身大に描かれているので、大きな絵が多く、見応えがあります。絵のタイトルに使われている野鳥名が、現在使われている名前と違うものも多くありました。また、最近、再発見されて脚光を浴びたIvory-billed Woodpecker(ハシジロキツツキ)の絵、絶滅してしまったPassenger Pigeon(リョコウバト)の絵、保護されて少しずつ数を増やしつつあるCalifornia Condor(カリフォルニアコンドル)の絵などは、眺めていて色々と考えさせられます。最近、ようやく出会えたEastern Meadowlark(ヒガシマキバドリ)の絵に、営巣している様子が描かれてあり、釘付けになってしまいました。写真で、Meadowlarkの営巣シーンを見たことがなかったので、この絵が事実上初めてでした。オーデュボンは、野鳥の絵を精密に描いただけでなく、野鳥の生息環境も描き込んだことから、アートと科学の境界を曖昧にした最初の人でもあったようです。