Satchanから自然便り

Satchanから自然便り

2009/01/08
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カテゴリ: 野鳥
Pellet2


 飛行時に、羽の音がほとんどしないので、獲物はフクロウの存在に気づきにくいとされています。公園でのプログラム中、ナチュラリストが手にしたフクロウが、羽をばたつかせた時も、音は非常に静かでした。これは、羽の構造の違いによるもので、羽の外弁側に櫛のような突起があり、表面にふわふわした羽毛があるからだとか。鳥類学の授業では、先生がフクロウの羽と他の鳥の羽を振って見せてくれましたが、この時も、フクロウのものはとても静かでした。


Pellet1 公園のプログラムのフクロウ探しは、夜、テープレコーダーで泣き声を聞かせ、反応を待ちます。日中に探す時には、木の下に吐き出されたPellet(ペレット;獲物を丸飲みした後、吐き出される消化できない骨・羽・毛などの固まり)を探します。繁殖期の真冬の早朝に行うフクロウ探しも一度参加してみたいものです。このフクロウ探しをOwling(アウリング)と言います。Owl(アウル;フクロウ)という名詞の動詞化!?日本では、耳のような飾り羽(羽角)があるものをミミズク、羽角がないものをフクロウと呼んでいるようですが、英語では、皆Owlです。(2005.09.14記)





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Last updated  2010/03/05 09:51:30 PM
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