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2007年05月29日
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「ハチミツとクローバー」


漫画が原作でアニメにもなっている、芸術大学を舞台にした青春恋愛映画。


美大に通う竹本(櫻井翔)、森田(伊勢谷友介)、真山(加瀬亮)、山田(関めぐみ)の4人は、花本研究会で知り合った仲間。
ある日、竹本は花本先生の従兄弟の娘で、天才的な絵を描くはぐみ(蒼井優)と出会います。
ダイナミックに絵を描くはぐみを見て、竹本は一瞬にして恋に落ちてしまう・・・。

竹本と同じ寮に住む真山は、アルバイト先の年上の女性に恋をし、山田はそんな真山に片想い。
一方、天才肌で自信家の森田が大学に戻ってきて、はぐみの才能に興味を持ち始め・・・。
という、あらすじです。


こんなに爽やかじゃないと思うけどな・・・です。

まあ、芸大に入るのも、かなり難しいと聞きます。
何年か浪人するのが当たり前、でも卒業後の就職は大変。

その上、芸術の世界はシビアで、才能がすべて。

才能のある人とない人。
その差がくっきりの世界。

芸大に入るだけでも確かに才能はあるのでしょうが、どんなに望んでも得られない一部の本当の才能がある者にしか分からない(見られない)世界があるのでしょう。

光輝く才能を目の当たりにして、自分の限界を感じ取ってしまったり。
そんな大変な世界にいる芸大学生たちの、一方通行で甘酸っぱい恋愛と青春の、どちらかというと青春色を強く出しているのお話です。

原作にはなかった設定ですが、映画の中の山田さんのすごいなと思う所は、自分の好きな真山が別の女性(リカさん)を、ストーキングしているのをさらにストーキングするところ。



普通は引く状況だと思うのですが、さらに好きだという想いが募っているらしいのが、ある意味、立派に変人でした



そして、漫画ではさほど感じていなかった、間山のキャラの痛さ加減が映像になるとかなりの現実味を帯びて感じられました。

ストーカー行動に(自室のリカさんグッズに)、

「うわぁ~、気持ち悪い!怖い!」

と思ったのは私だけでしょうか?

で、真山が好きなリカさんの背景(過去)は描かれてなく、映画ではリカさんの真山に対する気持ちは、使える有能なバイト君だけど、ちょっとうっとおしいと思っているとしか思えず、原作読んでいる身には物足りないかも。

私のこの映画で一番好きなところは、はぐが絵を描いてるシーンでした。


そして、はぐの絵はどんな感じで表現するのかしらと思っていたら、やっぱり抽象画でした。
映画の最後に、みんなで行った思い出の海と、はぐの描いたその海の絵の対比でみせる演出が素敵でした

竹本くんは、原作でもかなり純朴青年(少年?!)ですけど、正直、中学生みたいでしたね。
でも、はぐに恋をしている時の幸せそうな姿は、めちゃくちゃ可愛らしかったです。

映像的には良いのですけど、(途中途中で出てくる、わけの分からないCGのネコは別として)、この映画の私の感想は一言で言うと、原作を知ってるからストーリー的には物足りない。
でも、はぐ役の蒼井ちゃんがすべてにおいて、可愛かったからまあ、いいか・・・というもの。

芸術や恋愛、青春どれかに興味があるのなら、観てみるのもいいのではないでしょうか。
私の評価は☆4つ。(内、☆3つぐらいが、蒼井優ちゃん個人の☆かも)







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最終更新日  2007年05月29日 22時39分43秒
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