だらだら日記 ~なんとなく…( ̄  ̄;)~

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カテゴリ: 適当な日々(´▽`)
8月26日午前4時…
予定より30分遅れではあったが、満天の星空にエンジン音が響く…

「さらば、福岡…」

そう一言言い残し、男は出発した
遥か300kmの彼方、広島に向けて…


この男(バカ)は何を思ったか原付で広島まで帰ることを思いついた…

平均時速30km×10時間+休憩2時間=12時間

安易な計算だが、男にとっては完璧な作戦だ(と思っていた)
ただ、道に迷う危険は否めない



「道はつながってる理論」

客観的に見れば(主観的に見ても)ただのバカである





出発して1時間後…
早くも問題が発生した…

寒い

とにかく寒い、、、

8月とはいえ、もうこの時期になると朝の冷え込みは半端ない
一応長袖を着ていたが身体は限界を向かえつつあった…

身体の震えは全く止まる気配がない…
でも、これ以上着るものもない

「短い人生だったな…」



身体の震えに共振して原付がふらつくなか、ふと顔を上げると空の色が変わりつつあった

日の出である
時刻5時半の出来事だ

空が明るくなる
日が昇る

体温が上がる
震えが止まる
原付の共振が止まる
意識が戻る
etc.etc.


ビバ!!太陽!!

こんなに太陽に感謝したのは人生初
自然の力に圧倒されつつ原付はまだ走る…


それからおよそ1時間半、午前6時50分頃、見覚えのあるところに到着した

関門トンネル人道入口(門司港側)

去年自転車で訪れて以来およそ1年ぶりである


しかし、当初計画からすると約1時間の遅れ…
男には時間がなかった

お決まりの県境での写真撮影を済ませつつ、一気に人道トンネルを突き進んだ
原付の重さに耐えながら…
当たり前だが、「人道」なので原付に乗った状態で通ることは出来ない
事前にわかっていたこととはいえ、ようやく正常に血流が巡ってきた男には少し荷が重い移動ではあった

尻も痛いし(今考えればこの時の痛みはたいしたことなかった)


そんなこんなで反対側へ渡る
下関側入口である

そこで持ってきた蒸しパンと爽健美茶(五穀)を飲み、また原付のエンジンを回す


長い長い国道2号線の旅が始まった…


国道2号の最初の感想は「きれい…」
この一言に尽きるだろう

福岡-門司港間の国道3号の汚い事…

それに比べたら国道2号はかなりきれいだった
ただ、景色が変わったことによる気分的なものかもしれないが、自然と気持ちは晴れやかなものになっていた


それからどれくらい走っただろうか…

目の前に自動車教習所で勉強して以来、久々にお目にかかる看板に出会う…

「自動車専用道」

最初は気付かなかった事にして原付で通ることも考えたが、その看板の下にきちんとかかれていた

「この道は自動車専用道です
 歩行者、軽車両(人力車、自転車等)および125cc以下の二輪車は通行できません」

ふっ、そんなの関係ねぇぜ
俺の進む道に直進以外の文字はねぇ!!




そんなことを言えるはずもなく、おとなしくわき道に逸れましたよ
無理ですよ、そんなの
僕に交通法規をやぶるなんて… そんなことできるわけないじゃないですか


こんな安い三文芝居を1人でやりつつ、さらに原付を走らせつづけた

上を走る国道2号の位置を確認しつつ、脇にあるアップダウンの激しい汚い道をひたすら走りつづける…

そんなことが3回ほど繰り返された後、とうとう恐れていた事態が起こる


国道2号線が消える…

ありえない、、、なんてことはありえない

ハガレンのホムンクルスの言葉が頭に響く中、壮絶に道に迷い始めた


わけもわからずバイパスに乗せられ走りつづけること20分…
目の前に大きな建物が見え始めた

「あの建物なら案内板くらいあるだろう」

そんな期待に胸を膨らませつつ、さらに建物に近づく
見ると「道の駅」の文字
神様はこの男をまだ見捨ててはいなかったようだ


道の駅の観光案内の窓口に駆け込み、地図を見せてもらえないかと頼んでみる

おじさんは辺りを見渡し、山口県の道の駅が全て載っている詳しい地図をくれた


それを見て道を確認しなおしてみると、どうやら先程迷った辺りに国道2号線は健在らしい

おじさんが一生懸命薦めてくる道の駅特産品の購入を丁重にお断りし、再び元きた道を走る

迷った周辺を捜索しなおすとようやく原付でも通行可能な道を発見した

しばらく走りつづけると上を走る国道2号線に「自動車専用道ここまで」の文字が輝いていた

道はまだまだ続く
が、国道2号に戻れた喜びで心は満たされていた



さらに走りつづけると身体の異常に気付く…

睡魔
空腹


人間の原始的欲求が二つも出て来た
空腹はなんとか我慢できる

だが、睡魔はどうしようもない

どこか気軽に寝ることができ、空腹も満たせるところ…


そうだ、マックに行こう!!


その考えに至るまで1秒かからなかった
この脳みその回転数でこの時間だから、覚醒時だと1秒かからないだろう

しかし、場所が悪かった…

国道2号線はご存知の通り山中をよく走る
空腹&睡魔に襲われたときはまさに今から山に入るというタイミングであった

バッドタイミング

そんな言葉が頭にこだました
それと同時に少し原付を止めて休みたいという衝動にかられたが、なんせ休む場所さえ見つからない

路肩は狭く、原付を止めて休むなどしようものなら大型トラックに轢かれて即死しかねない
おまけに仮に止まれたとしても寝るのは少々厳しそうである
そして、広い路肩の場所には既に先客がいるか、直射日光にさらされるというフルコースだった

「やはりマックしかない」
その最終結論に至るまでそう長い時間はかからなかった

ときどき襲われる睡魔と格闘しつつ、原付を走らせていると眼下には街の風景が広がっていた

森の緑とコンクリートの黒の2色からなる世界から一変してカラフルな町並みが広がる
否がおうにも期待はふくらんだ

もちろん、この街は期待を裏切ることはなかった
反対車線ではあったが、黄色いMが見えてきたのである
時刻は午前11時20分の出来事であった


マックに入り、まずは寝れそうな席を確保した
4人席に1人…

非常識ではあるが、自身の睡眠時間確保のためには仕方のないことである
一応食事中ということをアピールするためにマックポークとシェイクを頼み、軽く頬張ったあと深い眠りについた…



どれくらいの時間が経ったのであろうか、、、
辺りの風景は一変していた

マックのおもちゃを手にうれしそうに走り回る子供がたくさん…
時間を確認すると12時45分であった
実に1時間も寝ていたことになる
よく目が覚めたもんである


寝かせてもらったお礼に携帯クーポンを使用してマックフルーリーを頼んだ
着色料てんこ盛りな感じではあったがなかなか美味しくいただいた

ありがとうマクドナルド…




そこからはかなり順調に進んだ
道路標識にかかれる「広島」の文字…
気が付くと広島まで残り100kmをきっていた


岩国を過ぎ、小さな町を過ぎると待ちに待った看板が登場した…

『広島県』


この時のテンションの上がり方は疲れも吹っ飛ぶものだった
ようやく広島県に入った
広島市まではまだ60kmを残していたがそんなことはどうでもいい

とにかく広島県に入ったということが重要であった




しかし、残り20kmほどになったころまたもや問題が発生した

「自動車専用道」

しかも今回はわき道がない
上には西広島バイパスの文字

おまけに海沿いを走っているはずなのに気が付いたら少し内側に入っている…

「国道2号線に沿ってきたはずなのになぜ…」

答えが出るはずもない
西広島バイパスも一応国道2号線の一部である

どうにかして平行して走る道を探そうとしたが存在しない…
ひとまず海沿いに出ることにし自分の方向感覚のみを頼りに移動を開始した


しばらく走ると線路が見えた

「この路線は… ということはこの線路沿いに行けば…」

その見込みも外れてはいなかった

大きな道に出る事ができ、上には「国道2号線」の文字が…
ここで初めて国道2号線が2つに分かれているという事実を知った


後はただ走るだけでよかった…
広島市内に入ればもう自分のホームグラウンドである

途中再開発で自分が知っている道が消滅していたという衝撃以外全く問題なかった


自分の生まれ故郷である町に入る
周りを広島市に囲まれているにも関わらず、独立を保っているというめずらしい町だ

ここにも再開発の波が押し寄せているとはいえ、懐かしい香りがただよう


あと少し

自然と力が入る




「ただいま、広島」

自宅へと続く急な坂道を一気に走りきった

時刻は17時ちょうど
予定よりも1時間遅い到着だった





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Last updated  2009.09.15 00:00:06
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