墨田区の建築家 「気まぐれブログ」

2009年07月09日
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カテゴリ: 墨田

この通りには、緑を育てている人が多く、それぞれの家の前の緑が連続して歩いていてちょっと涼しげな感じがする。そのせいか、蝶や蜂、猫、よく名前を知らない鳥なんかを良く見かける。小学生や、高齢者、子連れのお母さんもよく歩いている。
建築基準法では、防災上の観点等から、道路の最低幅が決められており、より広い道を作るようにしているが、生活者の視点から見ると、広い道路はなにかとしっくりこない。
京島の道路は、曲がりくねっていて、狭く、先が見えない等々、都市計画上はマイナス要因がいっぱいであるが、生活者の視点から見ると、歩きやすく、車が少なく静かで、程よい「狭さ」の通りがかもし出す囲まれ感が、通りの一体感を出している。両隣、斜向かいの家の人とも気軽に話をすることができる。硬い言葉で言えば、「コミュニティーの形成に適度な空間」なのだ。ヨーロッパの町作りでは、路面にわざと凸凹をつけたり、車道を蛇行させ車のスピードを落とさせる工夫が見られるが、墨田区の京島には、その環境が自然な形で残されているのである。これは、貴重な財産だと思う。町は、暮らし、産業、福祉、防災、など、人間の活動の集積である。それぞれのバランスを確保した 人間中心の町 になって欲しいものである。その骨格として狭い道をしっかり残していけたらすばらしいのではと思う。
ちなみに、庭について
道路のフチの枕木は、オーストラリア産の中古枕木(ユーカリ系ハードウッド)は防腐剤が使われていないもの。その枕木の間にタマリュウを密植、白いところは玉砂利である。向こう端には、名前の知らない朝顔のような花と、ゴーヤを植えている。毎日小さな黄色い花が咲いている。潤いのある狭い道に一役買ってくれると良いな。





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最終更新日  2009年07月09日 11時16分48秒 コメント(5) | コメントを書く


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