少し大人になったかな。

2016年12月27日
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カテゴリ: 彼(夫)
先週の大喧嘩のあとの話し合いで、ついポロポロと、「私は一人の時間が大好きやのに、よっちゃんがいるとそんな時間ほとんどとれない。寝てくれないしなかなか一人で遊んでくれないし。ぐずるし髪の毛引っ張られたり頭突きされたりして痛いし、してほしくないことばっかりするし、イライラして仕方ない。可愛く思えないときがたくさんある。夜だって、もう何ヵ月も朝まで一度も起きずに寝てない。お母さんやからこんなん当たり前って思うと思うけど私には無理。こんなに子どもと過ごす時間が苦痛なんて思ってなかった。やっぱり子どもは苦手。全部のペースを乱される。」「あなたはいいよね、毎日仕事して、外でいろんな人と話せるし休憩だってあるし夜は自分の好きなときに寝て、自分が起きたい時間に起きられるんやから。仕事の帰りにふらっとコンビニにも寄れるし、朝早くから夜遅くまで釣りにだっていける。とろうと思えば自分の時間がとれる。寝かしつけだってしなくていい。同じ親やのに子育ての負担が違いすぎる気がする。」みたいな内容のことを彼に話した。

全部生む前からわかってたことやし、私は育休中やし、彼は私の妊娠中から友達ともほとんど遊ばないし釣りにだってほんとにたまにしか行かない。
仕事から帰れば率先して家事をこなしてくれてよっちゃんと遊んでくれて、非の打ち所がない旦那さんやと思う。

だからこそよけいに、そんな夫がいるのに子育てを楽しめない自分が母親失格な気がして、よっちゃんと遊んでるときもスマホを片時も離せない(よっちゃんと二人きりであるのを自覚するのが怖いから)、 だめな親や、お母さんやのに。って苦しく思った。

本当は、早くよっちゃんが保育園に入ればいいと思っている。今よりは、二人きりの時間が減る。

彼はそんな私の訴えを全部涙ぐみながら聴いてくれた。

そして私を抱き締めながら
「そんなにしんどいことなんでもっと早く言ってくれへんかったん?一人で苦しむことなかったのに。」って言ってくれた。

「愛実のこと母親失格なんて思ったことない。そんなにしんどいと思ってるなんて知らなかった。ほんまにごめん。俺は家のこともできるだけしてるつもりやったしよっちゃんとたくさん遊んでたつもりやったけど、寝かしつけや夜泣きの相手や、その他のしんどい育児は全部愛実任せやったよな。ほんまにごめんな、そんなに追い詰められてるなんて、ほんまに知らんかった。知らんかったでは済まへんな、ほんまにごめんな。」

「よっちゃんはまだ小さくて、どうしてもお母さんじゃないといけないときがたくさんあるやん、俺じゃ絶対だめなときがあるやん。だから俺も、愛実に任せとけばいいやって思ってたことがたくさんあった。」

二人で泣いた。なんか、こんなこと彼に言うのも間違ってる気がして今まで言わなかったけど、まさか彼が謝ってくれるとは思わなかった。

「俺がどんだけがんばってるとか、そんなんはいいねん。愛実に毎日楽しく過ごしてほしくて結婚したのに、愛実が毎日しんどかったら俺が嫌やねん。それじゃ意味ないねん。」

彼は彼の精一杯でやってくれてるのに。仕事で疲れてても私を気遣ってマッサージしてくれたり。

これ以上を彼に求めるのは違うと思ったから今まで言わなかったのに、つい言ってしまって。

でもこれでよかったのかな?

あれから彼は、今までに増して私とよっちゃんの様子を気にしてくれる。
私は彼の前で「いい母親」を演じなくて済んだから気が楽になって、そうするとよっちゃんと接するのも前よりは苦痛じゃなくなった。

もちろん、よっちゃんはかわいい。
宝物やし、毎日抱き締めて匂いをかいでちゅーしまくって。
よっちゃんも最近そんな私の真似をするようになって、寝転んでたら頭を撫でてくれるようになった。今まで叩いてきたりおもちゃを投げつけてくるばっかりやのに 笑






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最終更新日  2016年12月27日 10時08分42秒
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