神戸市須磨区板宿「スタジオＷＡＹ」ブログ♪

バウホールにて上演中の「ホフマン物語」を観劇してきました。

ある方に譲って頂き、初日と5日を観劇です＾＾

ワークショップだったのと、友人からの前口上(笑)からと、あと、
譲っていただいたと言う事も有り、雪、観劇帰りの「おまけ」みたく
考えて、かるーいノリで観劇したのですが・・・・

いやいや、軽くなんて無理無理。

愉快、痛快、ウキウキ、ドキドキ♪

大劇場にて「これが～っサーカッス魂ぃぃー」と、煌びやかにかと、
思えばバウではこんな渋い、と見せかけてノリノリの演目。

やっぱ宝塚って面白いわ～ε＝ε＝(＊~▽~)

「ホフマン物語」。
文字通り、詩人、ホフマンの物語です。役代わりがあるそうですが、私が
見たのは明日海りおさん主演分。

初日の挨拶が一生懸命、すこし詰まりながら。でも、とても誠実な感じで。
噂どおりの(？)美人(美青年？)です。

清楚な笑顔、純粋そーーな雰囲気のホフマンを好演でした。

所で「ホフマン物語」、これって1800年後半のオペラが元で、宝塚にても
再演だそうですが、話筋は現代にも通じる物が多々有ります。

夢か真か・・・

青年ホフマンが自身の失恋の苦い思い出を、悪魔の所業、と皆に話して
聞かせる・・・と言う「過去回帰」設定。

彼の過去の思い人、アントニアは死、オランピアは偽りの機械人形、
ジュリエッタは悪魔に心売る毒婦。

・・・で・浮かばれない～ヽ(TдT)ノ・・・を、悪魔の導きによるもの、とする
のですが。

さてさて真実は～？？

とにかく、オペラが原作だけあって、歌・歌・歌♪

歌って、発声方法等等、技術面は全く解らないのですが、聞いていて
純粋に「素敵だ～」と思いました。

特に、アントニアの母、萌花さんの、娘に語りかける歌が好きです。

それにしてもあの不思議な表情！
肖像画から蘇った、そのままに、人間離れの雰囲気を醸し出し
ている所が素晴らしかった。

そして、美鳳さんのオランピア！今回、一番楽しみな場面＾＾

やっぱすごい動き♪
あんなにでっかく広がったスカートでスピンは、余程のバランス。

でも、今回、ダンスは勿論ながら、美貌、その歌、そのコミカルな演技
に目を奪われました。

その凄さにただ唖然・・・＾＾

いやはや、ホフマンが心奪われたのも頷けます～・・・・・ってか？



小劇場バウホールの強み(、と私が勝手に思っている)ジェンヌさん達が
でっかく見えて、迫力があって良いです。

そして全体的に異国情緒な空気が漂い、これまた良い雰囲気。
私、ヨーロッパが好きなもんで。(ま、無いモノねだりなんでしょうな～～)


とにかく、宝塚には19世紀が良く似合う。

楽しいお芝居です

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