江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

2004年05月10日
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カテゴリ: 映画

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ジュラシックパーク3を観た。
三部作通して観たが3作目が確かに取り扱った話は小さくてぱっとしないが、
1の様に説教臭くもないし、演出も2の様に過剰に派手でもない分バランスは良いと思う。

しかし、TORGとかをやってもそうなのだが、何でアメリキはこういう風にバケモノだの怪獣だのに追っかけられるのが好きなんだろうと考えた。
(超内輪余談だが、昨日やったオンラインセッションの内容や、頭の中でのイメージのビジュアライズもこれ見た後だったら当然違っただろう)

私はジェットコースターが嫌いだ。
何で金払って身体にGかけられて不自由な思いしなければならねぇんだとムカついてくる。
乗ってる間に見れる風景とかも別になんて事もない。CGとかならもっと絶対に自然では見ようも無いものが見れるわけだし。
逆に好きな家内などに聞いてみると、安全な怖さを楽しんでいるそうだ。


ここでドーパミン系の快楽と、アドレナリン系の興奮での娯楽分類を唱えてみたい。
ドーパミンは脳内「快楽」物質で覚醒効果があり、幻覚などにも大きく関わっている。怖さや苦痛を和らげる。
一方アドレナリンは怒りや「興奮」の刺激を交感神経に伝える物質だ。(科学的にはずいぶん乱暴な言い方)

これを元に「ヤバイ状況を楽しむタイプ」と「ヤバイ状態が不快になるタイプ」に分けた場合。
前者はジェットコースターやホラー映画などが楽しめるのではないだろうか。
後者は自分が攻撃されることよりは攻撃する形で快楽を感じるのでは無いだろうか。

そこで連想できるのが、作品に見る民族性である。
クトゥルフを楽しむ人は多いが、原典のゴシックホラーはこの宇宙の絶対的な存在の前に、人間は何に寄るべくも無く、限りなく無力で弱い存在と描かれ、其処からの恐怖が表現されている。
ところが日本人のクトゥルフ関連作品の場合は宇宙の古き神々は絶対者ではなく、ただの程度が強いバケモノとなり、その「理不尽な強者を倒す!」事が表現の中心とされる。
ここで私が思うのは「窮鼠猫をかむ」的な、「どうせ死ぬなら!」と開き直って一揆を起こす百姓の姿である。
普段は「和を持って尊しとなす」事で争いより協調を薦められ、食糧生産が順調なら命の危険には晒されない為、お上に楯突かないよう骨抜きにされている農民イメージ。

命が危険に晒されやすい状況にいるものこそ、普段は強がったり、競ったりしてみても、「実際に自分より強いもの」「勝ち目が無いと思われるもの」には「大切な自分の命を守る為に」挑むことは無い。
そして身体がそうするように脳や副腎が物質を出す。
カミカゼや自爆テロが「クレージー!」となるのはこのような心理的背景があるからではないだろうか。


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最終更新日  2007年06月13日 20時14分28秒
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