江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

2005年01月05日
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カテゴリ: メディア
予告を見た段階から結構面白そうな企画だなぁと思っていた。


キャラクターというものがあり、コンビには相性という物がある。
所謂、ボケとツッコミという奴だ。これが噛み合わないでスベるのは非常に辛いものがある。
組み合わせを見て、喜ぶチームは少なく、「えー」「どうしよう」というチームが殆どなのはしょうがないのだが、逆にそれが企画コンセプトだ。

賞金は500万なのだが、いくら売れっ子を集めているとは言え宮迫の「スベる位なら払った方がマシだ」という台詞があり、そういうものかと思った。
「笑わせる」のが仕事で、「笑われる」のには耐えられないというのがプロのプライドというものなのだろう。

トップバッターは「雨上がり決死隊 宮迫とキャイーン 天野」
そつない器用な二人のコンビという事と、ボケとツッコミが上手く噛みあってるチーム故、それなりに無難にまとまった。


ツッコミとボケがこちらも上手く噛みあってるチームではある。
しかし、うんちく王として有名な上田だが、ツッコミとしての腕は口汚いだけで私は面白くは感じない。
ぐっさんは本当に器用で絵も描き、ギターと歌も聴かせるなど一方的な大活躍だった。
ネタが終わった後に、ダウンタウン浜田が「これ500万とかってどうわけるの?」ときいていた言葉の中に
「オイオイ!ネタやってたの一人だけやんか!」という意味が受け取れた。
確かに凄く面白かったんだけど、コンビとして機能していたかといわれればその効果は殆ど見られなかったのが正直な所だ。

ネタ披露が終わった側はハレバレとした表情の一方、控え側は凄く緊張しているのが解る。というか、こういう表情のこの人達をみるのも初めてだ。
でも、宮迫&天野が「もう一回やらせてもらえたらもっと笑いとってみせる」という台詞が印象的。
プロだナァと。

ここまでは非常に無難。番組としてのツカミを成立させた。(というか、順番も組み合わせも実際は抽選なんかではないのはTVの常識。)

次からが問題。ぶっちゃけ私はここからどうしようもない番組になってしまうことを予想危惧していた。


体を張ったお笑いのボケコンビなので苦しいかとも思われたがなんとかという感じ。

「さまーず三村 & ココリコ 田中」
ボケツッコミコンビなので無難な線。

「ロンブー 淳 と 出川」
これは予想でも一番厳しいコンビと出ていたそうだ。

しかも、淳は台詞がつっかえるなど「笑わせる」ではなく「笑われる」状態があり、なんとか切り抜けたが、やはり出来としては良くは無かった。
(こう分析するとロンブーって体を張った笑い以外はやっぱ厳しいよね)
やっぱり司会進行と自分でネタを披露するお笑いというのは結構違うんだなぁと。
(タモリや所ジョージも、「いいとも」とかの前に「うわさのチャンネル」で出てた頃はパッとしなかったしねって誰も知らないか覚えてないか・・・)

「さまーず 大竹 と 雨上がり 蛍原」
ボケとツッコミでのコンビだが、宮迫のインパクトに押されっぱなしの蛍原と、大竹ワールドのボケは独特すぎて解りづらいお笑いなのだが、噛みあってた分、割とまとも。
でも、その後の「初めて光ってる蛍を見ました」 という松本の一言が(W
こういうとことっても松本人志ってのは上手いナァと。
みんな必死の思いでネタやっても、たった一言で全部持ってくからネェ。

ある意味で出川 淳より厳しい戦いが予想されたチーム
「キャイーン ウド & ガレッジ 川田」
二人ともしっかりした相方がネタを創る方の担当の為、どうなってしまうことかと思ったのだが・・・
以外!ぐっさんのとった笑いの数には勝てないが、ボケボケコンビがここまでデキルとは!
笑いの要素の多くは他の人の失敗や滑稽を笑うものだ。
そこには弱者へ対する優越感などが関わっている筈。人間とは残念ながらそういう生き物なのだ。

(ここで2通りの笑いがある。「波田陽区」の様に(「切腹!」のオチ以外は)他人を卑下するツッコミ型と、「ヒロシ」タイプの自分を卑下して笑いの対象としてもらうタイプだ。去年ブレイクして今年の正月の「志村けんのバカ殿」のトリまで務めた二人だが非常に対照的だ。)

説明用の関連事項とはいえやや脱線。つまるところ、
「自分たちを卑下させて笑いをとる手法」が凄く上手く廻っていた感じが「ウド&川田」には見てとれた。
散々な状態を予想していた事もあるのだろうが、非常に上手く纏まっていた感があった。

オオトリが「くりぃむしちゅー有田 & ココリコ 遠藤」
そこそこ、ボケもツッコミもできる二人だが、このチームも相方がネタを創っている。
終わった後、会場から「えー!」の声も聞こえたが、オチを除けばそんなに悪いという感じでもなかった。

優勝したのは「さまーず三村 & ココリコ 田中」というこれは相当予想外というか納得行かない結果だった。
優勝した筈の二人が呆然としていたのが印象的。

来年はダウンタウンも出て欲しいと出演者から要請があったが、ピンでもそれなりに行けてしまう二人なので、実際にやってもらってもそつなくこなしてしまうので実はあまり面白くないのではと思った。(それに格としてシャッフルするカードが必要なら、審査員だった志村けんとか、同期で「夢で遭えたら」とかやってたウンナンレベルを混ぜないと成り立たないのでは?)

8チームのピックアップとぐっさんのジョーカーと出川のババも絶妙な取り合わせだったので、非常に面白かった。
来年は別のチームでの組み合わせで是非見てみたい。







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最終更新日  2005年01月05日 13時07分32秒
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