江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

江戸っ子が斬る!! 感情的起因からの論理思考

2010年09月25日
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カテゴリ: マンガ
海猿 [文庫版] (1-5巻 全巻)

「漫画 on Web」にて10月18日まで期間限定で全話を無料公開って事で下記で全話をシルバーウィークを利用して一気に一日で読んだ

http://mangaonweb.com/creatorOCComicDetail.do?no=32&cn=1

時間の取れる方は折角の機会なので通してみても良いと思います
以下を除いて予想外に面白かった

・終わり方がやや強引で唐突(打ち切り的な都合か?)

・コージのオチの持ってき方、筋の通らなさの違和感

海猿(12)

・出てきたキャラで死んだら主人公やゲストキャラクターへの影響が大きい演出となるキャラほど死ぬのがバレバレ。悉く俺の予想通りだった
(でも、海上保安庁の仕事だから、呪われた少年探偵よりは人が続けざまに死ぬのも強引さがさほど極端じゃないけど)

ルパン三世VS名探偵コナン

・頻繁な哲学的問いかけの「なんですかー」の五月蝿いまでの反復


・女性キャラのデッサンが斜め横顔が特に破損すること

いつもの俺らしく難癖つけるところはそんな感じ

以下はこっちも俺らしく誉めるべき所は誉めたい個所

デジタルマンガ技法を駆使したというか写真を元にした精密な描き込み、
表情デフォルメ表現の迫力作画

主人公のあくまでローフルグッドアライメントを貫いた姿勢
シリアスな所にほど照れ隠し的にギャグコマを唐突に入れる事

何より俺が面白かったのは
思考シミュレートで危機状況での対策立案の練習というか訓練というかが出来た事

普段はカッとして暴れ気味な俺だが、本当のいざって時にこそ落ち着いて冷静に状況を把握した後に、最良の対策を打って事態収拾をすることを割と何度も行ってきてる

緊急事態などというものは無いに越した事はないのだが

しちめんどくせえ事極まりないのだが、俺に緊急召集の声が掛かる

能無し管理職に責任とらせるのはあたりまえだけど
バカの指示で酷い目に遭ってる仲間を助ける意図や、迷惑をおかけしているお客様やユーザーさんの為にトラブルシューティングするわけだけど

俺がTRPGとかの楽しみ方でやってたのは、マスターのシナリオ的には影響大だろうが
「パーティー仲間の損害は無傷」「敵は効率的に全滅」それを追求し、何度も行ってきた


ましてや電源系の連射戦闘だの、チートだの、機械作業でのアイテム強化だの、人間の経験値収集マシーン化だのなんて何も面白くねえ

ロールプレイってのは思考のケーススタディ。ビジネスでもセラピーでも使われる

日本の営業(2010)

ロールプレイング新訂

だからPCじゃなくてプレーヤー側のWisdomが試されるモノほど俺は楽しい

でもアンダーウォーターシチュエーションてのはTRPGでは滅多無いし
(俺はTORGと、D&Dの海賊都市クロンの2回程度)
現代モノだからマンマ、ファンタジーのシナリオフック的に使う事はできないけど、ガンドッグとかなら、ちと熱い応用が利きそう

ガンドッグゼロ

作中に「勇者」ってフレーズが出てくるんだけど
映像フィクションの中だけのヒーローだの
棒切れでタマッコロをひっぱたく仕事より
本当に人命を自らの技能や体力を駆使して助ける人達の方が本当に評価されなきゃいけねえんじゃねえの?と再度問いたい

俺は映画の海猿2が最初にこの作品関連で観た物な訳だけど
マンガのここを映像化しようとしたんだなと思う個所と比較すると
マンガの方が迫力がありつつ描写内容に無理が無い
なのに邦画になると、コストの関係でのショボイ映像か、逆にバカみてえにオーバーな演出をしちまってる事が全てを台無しにしてる

LIMIT OF LOVE 海猿

例えば人間がハシゴを数メーター落下する個所
マンガは斜面を水に流されて滑り落ちて、水の中にドボンという形なのに、
クソ映画の方は垂直に何メーターも人間二人がおんぶの状態で鉄板の船底に落下・・・
監督って仕事したければフィクション映像取る前に、常識身につけろ!

指示を出してる人間もマンガの方は状況判断でやってるのに
映画の方は言ってる事がブレブレの支離滅裂
脚本家ってのはデタラメ好き放題の文章書いて金貰う仕事じゃねえだろボケ

邦画関係者ってのは制作費とにらめっこしてるだけで
映像側が現実をみてねえから駄作だらけなんだなと確信
映像ってのは「そのまま」を伝える表現だから力不足もまんま伝わる
「まるでマンガ」って言い草も昔はあったが、邦画の映像表現はそれより酷い

その点、マンガ自体の迫力は脳内補完できるメディアだからなあ
マンガにも読解力が必要って事で、邦画撮ってる連中はそれがからっきしって事だ

海猿 大盛焼そば





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最終更新日  2010年09月25日 02時43分41秒 コメントを書く


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