●いくつになっても運動療法を


日常的な運動がいかに重要かの一例を説明しましょう。高齢期を迎え、何らかの疾患をきっかけに一度寝たきりの状態に陥ってしまうと、そこから脱却するのは並大抵のことではありません。寝たきりになってから脱却法を模索するよりも、むしろ、寝たきりにならないように、日頃から運動を心がけ、予防活動をすることが重要なのです。
「寝たきり状態」になる最大の原因は脳血管疾患です。これには、脳梗塞や脳出血があり、動脈硬化や高血圧症といった病態が深く関係してきます。そして2番目の原因は転倒などによる骨折です。これには、骨粗鬆症といった背景が深く関与しています。
身体活動や日常的な運動は疾病を予防するだけではなく、運動磯能を高めて転倒などによる骨折から「寝たきり状態」になることを防いでくれます。
また、寝たきりは「寝かせきり」であるとの指摘もあります。適切なリハビリテーションを欠かさず、介護やケアの姿勢によっても「寝たきり」は予防することができるのです。



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