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最近、リスク管理に目覚めた(?)自分としては、オーバーナイトリスクのような「丁半賭博」は極力避けるべきと考えている。そりゃ、大当たりすることもあるが、確率的にいつかは「必ず」外れる。そこで大ダメージを食らったら長期的な成功は望めない。従ってこういうやり方では実はそう建玉を増やす訳には行かず、よって実はパフォーマンスもたいして上がらない。リスクを「想定内」に管理することが出来れば、その分大胆にポジションサイズを増やすことが出来る。結果的にはこの方が成績が良くなるはずだ。とは言っても、ひとつ悩ましいことがある。それは「張り付きで手仕舞い出来ない」ケースだ。特にガソリンでは日常茶飯事だし、穀物でも最近は珍しくない。張り付いて手仕舞い出来ないとその晩のオーバーナイトは運任せ。リスク管理も及ばずに「想定外」の損失を被ってしまう可能性が出る。そこで、以前発案したのがガソリンのNYMEXヘッジである。これは張り付き等による残玉発生→オーバーナイトリスクを米国市場の同種銘柄の逆玉を建てることでヘッジする方法だ。完全な相関はないが、ある程度のヘッジは出来ることを実証済み。さて、新開発大豆システム"SMAC"でもこの「張り付き」対策は悩みのタネだった。実際、平均損失と最大損失の大きなギャップはこれが原因。これがあるためにサイジングも制限せざるを得ず、パフォーマンスが上がらない。昨日、大豆にも海外市場があることを知り、これを使ってヘッジできないかと、さっそくシカゴ大豆のデータを取り寄せ分析してみた。その結果、ガソリンの時と同様、前日シカゴの値動きと当日東京寄付が、ガソリンほどではないが多少は相関がありそう。つまり、ある程度のヘッジが出来る可能性が高い。少し光明が見えてきた。しかし、このように「張り付きリスク回避→ポジションサイズアップ→収益向上」となると海外口座の存在意義は大きく、単なる「ヘッジ」以上の意味がある。アイデア次第では他にもイロイロ使えるかも知れない。p.s.海外との比較ってExcelだと日付(休日)合わせがかなり面倒なのだが、Accessを使ったら超簡単に出来た。これはオススメ。
2006年01月29日
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前回システムトレードの大御所、柳谷氏の話を出したが、小生がシステムトレードに手を染めるようになったのも多分に氏の影響である。行ってみれば「師匠筋」と言える。そんな柳谷氏は過去3年、毎年100%を越える実績を達成しており、去年は何と250%だと。そして想定元本は「2本」、つまり去年1年で「5本」の利益を上げたということ! トッププロ野球選手並の稼ぎっていう訳ですね(しかも税金は給与所得より安い)。しかし、そんな柳谷氏でも「ライブドアショック」の余波を受けて、今月は「マンションの最上階が買える位の金額」の損失を被ったとか。逆に言えばそれだけのリスクを取っているから、「5本」なんて利益も上げられるんですね。今の小生とはゼロが2つ位違う世界ですが、手法としては極めて近いので、自分もそのうち「1本、2本」の世界に到達できるのかしら??とりあえず今年の目標は「0.1本」です(スケール小さい!!)p.s.ちなみに、柳谷氏の推奨図書トップは「魔術師たちの心理学」でした
2006年01月29日
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毎年恒例のPanrollingの「感謝祭」セミナーに今年も行ってきた。初回から続けて行っており、今年で4回目になる。このセミナーは毎回ボリュームたっぷりで、今年も7部構成で丸一日の聴講。それで参加費は2000円と超破格。(最初の頃は確か1000円だった)毎回参加者も増え続け、会場もどんどん大きくなってゆく。今年は新宿の厚生年金会館で2000人を越える聴衆だった。最初の頃はまだ人数も少なく、比較的若いオニイチャンみたいな連中が多かった。いかにも「理科系でパソコン得意です」って雰囲気で、「こういう頭の良さそうな奴と戦わねばならないのか・・・」と、少しビビった覚えがある。ところが、最近は人数が増えるに伴い、明らかに年配の「オジサン」が目立ってきた。内容的にも「株」が中心になってきて、正直今年は特に内容的には期待外れだった。オジサン達の関心は取引手法やマネーマネジメント等の回りくどいものよりも、もっとストレートな「推奨銘柄」のようで、主催者側のプレゼン内容もそれに合わせて変わってきた気がする。システムトレード関連では今回もお馴染みの柳谷氏が発表されたが、内容的には自分にとってはほとんどインパクトのないものだった。今の聴衆ではあまり突っ込んだ内容を話してもウケないのかも。ま、裏を返せばそれだけ自分自身のレベルが向上したと言える。思い返せば去年のセミナーの頃は、NOPS以外に確たる手法がなく、その頼みのNOPSもボラの低下で苦戦している時だった。その時セミナーで聞いた手法(MM法、ケンミレなど)を試してみたりして、結局それもうまく行かず、いろいろ試行錯誤しているうちに今の手法(商品)に辿り着いた。そう考えると、自分自身は1年前に比べて画期的に進歩している。日計りの良い点は(柳谷氏も指摘しているとおり)、経験が速く積めることにもある。確かに、1年間で何枚の玉を建てただろうか?(恐らく、1000枚は下らない)。大失敗も幾度となく経験し、そこから貴重な教訓を沢山得た。投資家のランクで言えば、軽く3ランク位はアップしたと自負できる。今回の2000人の中の最低でも上位200人、願わくば上位20人を目指して、これからも引き続き精進あるのみ!
2006年01月29日
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SMACのシステムがほぼ固まったところで、GMACとの合成システムのパフォーマンスを評価した。相関係数もほとんどゼロなので、好結果が期待できる。バックテストであまりギチギチに最適化しても仕方ないことをGRAINSで学習したので、取り敢えずG:SB比率は1:1とした。本当は証拠金が同額となる1:2の方が合理的なのかも知れないが、SBは板寄せがために最大損失が大きく、もうひとつ読み切れないものがある。結果は下図のとおり。合成により勝率・ドローダウン・フラットが改善しており、従ってnet年率、収益リスク比(年間収益/ドローダウン)も良好。これは合成の効果と言える。しかし、意外にもPFやペイオフ比はSB単独に劣る。SB単独はPF=1.95、ペイオフ比=1.58とスペック上は非常に良いのだが、実損益・net年率共にガソリン単独に負ける。これはSBは仕掛け回数が少なめであることに加え、損失のコントロールが難しく、従って安定した結果を出しにくいためのようだ。このようにスペックだけでは語れない所がある。取り敢えず皮算用はこの位にして、口座も開設出来たし来週からいよいよ実弾テスト開始。ただし、またGRAINSの轍を踏まぬよう、細々と1枚から始める予定(笑)。p.s.明日、PANのセミナーに行ってきます。今年で4回目。コレ安いし、行かなきゃソンですよ。
2006年01月27日
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忙しい本業の合間をぬって、久々の新システムを開発した名前のとおり、現在主力のガソリン日計りシステム"GMAC"の兄弟版である取引銘柄は「一般大豆」。穀物は以前"GRAINS"と称して日計りを手掛けていたが、思うような結果が得られず今年になって運用中止した。原因はやはり「カーブフィッティング」と思われる。特に仕掛けと仕切りの場節を最適化したのが失敗だったかも。更に、過去半年からせいぜい1年程度のバックテストというのも信頼性に欠けた。今回のSMACの基本思想はGMACとほぼ同じで、トレンドフォロー型「寄付→大引け」システムである。先回の反省に立って、最適化は最小限とした。そして、過去10年以上の長期に渡るある程度の再現性を確認してある。GMACも6年間の再現性が確認できており、実際運用開始後も十分に機能している。ちょっと気になるのは、この「思想」が通用する銘柄が限られていること。ガソリン・大豆との相性は非常に良いのだが、それ以外だとイマイチか完全に反転している銘柄もある。灯油でさえイマイチ。ま、取り敢えずガソリンでの実績が拠り所である。問題は気配を見て仕掛けるため「場中注文」に対応しているブローカーが必要(一般的なブローカーでは立会開始後の注文変更・取消が効かない)。取り敢えずタイコムはOKなのだが、もっと安い所をリサーチしたら「日本ユニコム」がわずかに安い。さっそく申し込み中。また、場節取引では損切時のスリッページの予測が難しく、リスク管理(ポジションサイジング)上の問題がある。過去のmax損失をベースにしてはあまりにも保守的なので、maxと平均の中間位を見込んでサイジングすれば良いのだろうか?この辺はまだ要検討。ちなみに過去1年のPFは2弱。勝率は50%をわずかに越える程度ながら利回りはネット200%ちょい、グロス750%と、ほぼGMAC(各々200/800)並。今回は非常にシンプルなロジックなので、今度こそ期待できるかも?
2006年01月24日
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昨日例のボラティリティベースのサイジングは、建玉数をボラティリティに応じて増減する(i.e.荒れている時は建玉を減らす)やり方だが、損切幅は固定のままなので、以下の欠点があるように思う。(1)トレード当たりのリスク(損切幅×建玉数)が変動する。→いくら過去のボラティリティを基準にするにしても、ボラ急増時にはオーバーサイジングの危険あり。(2)大ボラティリティ時の利益機会減。損切幅でなく建玉数減でリスク管理するため、逆に利益も減ってしまう。これの対策として、損切幅自体をボラティリティに応じて変え、建玉数はリスク率で制限する方法を検討した。こうするとリスク率を維持したまま大ボラティリティ時の利益機会も逃さないハズ。具体的には「損切幅=15ATR*40%」、「建玉数=リスク率2.5%」比較対象は「損切幅=720円固定」、「建玉数=リスク率3%」結果は以下の通り。上段が損益、下段が枚数。この条件で最大ドローダウン率は同等(10%程度)ボラティリティに応じて損切幅を決める方が合理的な気がするが、なぜか損切幅固定の方がずっと成績が良い。原因は・・・良くわからん!
2006年01月15日
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ガソリンシステム(GMAC)のポジションサイジング検証続編です。前回は短期であまり差が出なかったので、99年から現在までのデータで再検証してみました。99年9月、1000万円スタート(約5年間)黄(CC)=10枚固定青(CR)=リスク率3%赤(CV)=ATR15ボラティリティ2.5%この条件でドローダウン率はいずれも10%以下結果は以下の通り。下段は枚数。赤のボラティリティベースのサイジング戦略が効果的に働いていることがわかる。落ち着いている間はグッと枚数を増やし、最近の荒れ相場では抑え気味にコントロールされている。ちなみに最初前回と同じ「5%」で計算したら、最高700枚で総利益8億円というとんでもない結果になったので却下。ボラティリティベースの場合も長期的にはせいぜい2~3%が妥当ということか。ということは、最近のボラティリティ水準は異常?? 値幅制限拡大の影響もあるが。
2006年01月13日
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小生ガソリンシステム(GMAC)にてポジションサイジング戦略の効果をシミュレーションしてみた。2005年1月に初期資金1000万円でスタートしたと仮定。「黄」は固定枚数。儲かろうが損しようが、毎回10枚仕掛ける。「青」はリスク率3%固定。つまり損切額が資金量の3%以内となる枚数を仕掛ける「赤」はボラティリティモデルを使ったサイジング戦略。資金量の5%を15日平均ATRで割った枚数を仕掛ける。資金量に応じて枚数が増えるのは前者と同じだが、同時にボラティリティの増加時は枚数を抑える働きもある。結果は以下のとおり。上段が損益、下段が枚数。期待した程の差は出ずに固定枚数でも結構善戦しているが、やはりボラティリティモデル(赤)が一番安定した結果となった。ドローダウン率で見ても順に10.4%, 13.3%, 9.9%と、これもボラティリティモデルが良い結果。ボラティリティ(変動)が高い時期は枚数を控えめにすると言うことは、簡単に言えば「大損するリスクを減らす戦略」である。反面、大儲けするチャンスも目減りしてしまうが、とにかく大損するリスクを最小限に抑えながら、確実に利益を積み上げてゆく、というシステムトレードの大原則に沿った戦略と言えるだろう。
2006年01月11日
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小生の師匠筋にご紹介頂いたDr.Tharpeの本を今熟読している。この本はかなり衝撃的な内容である。中でも驚いたのは「仕掛けよりもポジションサイジングの方が重要である」という点。以前なら「そんなバカな」と、聞き流してしまったかも知れないが、何度も痛い目を味わった今では「なるほど!」と非常に納得の行く内容であった。結局、相場で最後に笑う勝者とはリスクを管理して「生き残った者」なのだ。短期的にいくら羽振りが良くても、途中で死んで(破産)しまったら負け。そして、無理を続ける限りそのような「悪夢」は必ずやってくる。魔法のような手法なんてない。あったとしたらそれは宝くじのような運頼みのもの。継続的に儲かるようなシロモノではない。過去の実績なんてどこまでアテになるのか。当たり券が出た売り場に行列するような愚かな行いでしかない。一見地味でも、リスク管理しながら慎重に投資金額をコントロールし、勝率(或いは期待値)が少しでもプラスの取引を繰り返し、繰り返し、繰り返し・・・・・・・・・・・長い時間をかけて慎重にひたすら積み上げてゆく。それが唯一の勝利への道(聖杯?)なのだ!小生のような勝率55%程度の(しょぼい)システムだと、年に1度は6連敗、そして数年に一度は10連敗も必ず起きる。そう「必ず」起きるのだ! その時、死んでしまってはおしまいだ。死なないまでも、もし50%のドローダウンを食らったら回復には100%、そして90%のドローダウンなら何と900%(!)が必要になる。これではもう死んだも同然。どう考えても死ぬ前に手を打つべきだ。とにかく生き延びさえすれば再び「少しずつ、少しずつ、少しずつ・・・・・・・・・」利益を積み上げてゆくことが出来る。だから、リスク率はせいぜい2~3%に抑える必要がある。(※プロの場合2%超は「狂気の沙汰」だと)ようやく(今更ながら)、こういうアタリマエのことが理解できた。こう考えると、今の運用手法にはかなり「問題あり」。早急に再検討を進める。
2006年01月09日
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今年に入ってからガソリンはずっと指をくわえて見ていたのだが、ようやく仕掛け条件が整って今年初参戦。首尾良く利益にはなったのだが、今日は朝仕掛けた後昼過ぎまで外出していたため、ストップ→指成への切替えが1時半頃になってしまった。大引けどうかな~?と思ってたら案の定買い玉が数枚残ってしまったそして、久々登場NYMEXヘッジ!去年は1度しか出番がなかったので、もうIDもパスワードも忘れてしまっていた。証拠金を遊ばせておくのがもったいないと思ったら、ここ(IB)ってしっかり利息を付けてくれるんですね。これにはちょっとカンゲキ。以前のREFCOではこんなことなかった。操作方法もすっかり忘れていたが、アレコレ触りながら取り敢えずQMの売りヘッジを2枚ほど仕掛けて週越え。$預金代わりにもなるし、今日のような場合に備えた保険として米国口座を持っておくのはとても安心できる。
2006年01月06日
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