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2023.12.08

繰り下げた年金の「さかのぼり受給」　罠

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カテゴリ：トリビア

ほーほー、そんなことあるの。

６５歳から支給される年金を繰り下げることによって、
その後の受給が増額される。

テレビで見たのは、
６５歳から受給と７０歳から受給した場合、
８１歳何か月かで、逆転して
７０歳繰り下げ受給の方がたくさんもらえますよって説明。

６０歳からの受給の場合、
７５歳からの受給の場合、

大っぴらに周りの人と話すことができないセンシティブな話で、
まあ、グラフの傾きは一緒だろうから、
６５歳と７０歳だったら、
８１歳以降については繰り下げが良かったねという話だし、
月々の支払い、生活を考えたら、
７０歳からの受給の方がより豊かかも知れない。
長生きすれば。

とここまではなんとなく知ってた。

問題は、加齢とともに、どこでどういった病気になるか、
健康を維持していた矢先の突然の病魔とか、
こればかりは予定通りとはならない。

７０歳まで繰り下げた受給を
６５歳まで遡りましょうって制度。
但し、繰り下げによる増額はその後はなくなる。ｼｶﾀﾅｲ

病気による治療費がかかることだし、一安心。
ただし、一括で受け取った「さかのぼり受給」

その場合、追徴されるのは

・住民税と延滞金
・国民健康保険料
・介護保険料

延滞金ってふざけてると思うけど、、
追徴金の総額は
計算によっては受け取った「さかのぼり受給」額の
およそ２０％になるという。ﾋﾄﾆﾖｯﾃﾁｶﾞｳ

知っていれば、そういうもんだって話だけど、
知らなかったら、踏んだり蹴ったりの話。
安心して使った後にのしかかってくるだろうから。

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