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冬期講習最終日の昨日。
有終の美を飾るべく中3では、H16年度県立入試の過去問題を実施した。
こういう節目節目のタイミングでどういう目で問題に向かえるのか、
どれだけ強い気持ちで問題にぶち当たれるのか、
そして、どれだけ納得のいく結果を出せるのか、
ここが鍵になる。
実際、講習中選抜クラスは4年分、普通クラスは2年分の過去問題を実施したのだが、
授業内では、基本的に力・時間の配分と解説を少ししただけで、
生徒たち自身が、どんな作戦を立ててくるのか、
どんな対策を練ってくるのか、
そういうところを注目・誘導していた。
基本的に無策の者は撃沈する。
「自分はこうやって問題に向かう!」
と、気持ちを継続しながら試験に臨んだものは、
結果が伴ってくるものが多かった。
勿論、気持ちを継続して冬期講習を過ごしてきたのに、
結果が出なかったものもいる。
塾長と私からのプレッシャーの中で、
もがき葛藤し、ある教科が良ければ、他の教科が良くない、
こんな状態だ。
最終日ある女の子が、
2人からのプレッシャーの中で、
英語で結果を出した。
満面の笑みだったらしい。
その後の数学の授業では、
テスト開始まで、テスト準備に余念が無い。
自習中も、苦手な図形の三平方を穴無く練習しようとし、
自作のノートで情報を紙媒体に落とし込み、
自分の知識にしようとしていた。
講習中は自宅での学習時間がどうしても短くなるが、
時間が無いながらに、彼女は家庭でも前に進もうとしていた。
そして臨んだ冬期講習最後の授業「数学」。
望んでいた結果は出なかった。
私が答えを読み上げ、生徒たちの赤ペンが解答用紙を這う。
採点が終了するかしないかのうちに、
彼女は頭を垂れ、目頭を押さえている。
「あれだけ頑張ったのに・・・」
「最終日どうしても取りたかったのに・・・」
「私本番で点取れるんだろうか・・・」
「どうしたらいいのか分からない・・・」
こんな思いが、彼女の頭の中をグルグルと渦巻いたのだろう。
この生徒、受験生としてはエンジンがかかるのが遅かった。
でも、だからこそ彼女自身焦り、がむしゃらに前に進もうとしている。
主要3科目の自力を上げるのなんて、一朝一夕で出来るものじゃない。
彼女自身も分かっているはず。
ここで戻ってこなくなる子もいる。
でも彼女は間違いなく戻って来るはず。
涙を隠そうと笑顔を見せるも、
すぐに感情は溢れ出てくる。
「Tティー・・・」気持ちを整理して、弱々しく話しかけるも、
私の顔を見ると、また涙がこみ上げてくる。
そういう悔しい思い、焦る思いを、
次に会う金曜日までに、どれだけプラスの意識に持っていけるのか。
彼女には姉がいて、うちの卒塾生なのだが、
性格は全く違う2人。
でもこの時期同じような経験をしている。
姉はそこで打ち勝って県立高校合格を手にした。
こんな時、家族の力がものをいう。
早速、姉にメールした。
「たしかに相当ヘコんでたね・・・」
姉からの返信は予想通りのものだった。
それで良い。
帰ったらアッケラカンとしてるんじゃ、
そういう子は戻ってこない。
姉に伝言をお願いしやり取りを終えた。
頼むよ姉ちゃん!
金曜日どんな顔してくるのかな?
なんとなく想像は付いている。
その想像を上回る表情で会えるといいな。
もがいて、もがいて、もがきまくって来なさい!
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