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旅先からは出来るだけ自宅に手紙を出すようにしている。今回のギリシャ出張でも、滞在先のホテルから手紙を出した。通常、海外へのエア・メールというのは国外へは殆ど同じ料金だと思うのだが、土産物屋に切手を買いに行くと、「日本への料金は判らんが、アメリカへはこの65セント切手で大丈夫なので、日本なら2枚貼っていれば大丈夫だろう」と言われた。とっさにそんなはずは無いと思ったが、まぁ兄ちゃんがそういうんだから、それも旅の思い出と2枚購入し、そのままホテルの正面にあるポストへ投函。どうなることやら。昨年は同じギリシャのしかもクレタ島から1週間くらいで着いたので、本土ならもっと早かろうと思っていたが、1週間過ぎてもこないのでちょっと心配していましたが、丁度2週間経って届きました。一安心。投函したのが現地の6月21日の朝9時。ところが、なんとその地元のカッサンドラのスタンプが、29日の日付になっている。つまり、ホテルのポストから、地元郵便局で処理されるまでに8日もかかっていることになる。日本では考えられないことですが。まぁそういうノンビリした国なんでしょう。それから6日で海を渡って日本に届いたという事になります。恐らく、カッサンドラ→テッサロニキ→(アテネ)→東京→自宅という流れになっているでしょうから、上の流れが6日で処理されたのは優秀です。まぁ長くかかっても届けば良いのです。こうして思い出にもなるし。なんでもかんでも1日で届いてしまう日本の郵便事情が世界全体から見れば稀有な存在なのですから。
2005.07.06
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Barbaresco Asij 1998 (Ceretto)200件目だからどうしようと悩みつつも、普通に空いてしまったチェレットの廉価版バルバレスコ、アジイ。クリュ物のアジリと紛らわしいですが、こちらは買い葡萄物。とは言っても、サイトには樹齢40年とあり、天候の悪い年にはクリュ物の葡萄が使われるとある。サントリーが入れていて、比較的いつでも手に入れられるチェレットは、地味ながらも安定感があって好きである。このワインは、空けてから2時間は放置してから飲みたい。その変化の様が急激で、ワインが“開く”ということを分かりやすく感じさせてくれるワインだ。オリも無くて扱いやすく、ワインを飲みなれていない人でも素直に美味しいと思える赤だろう。また、ボトルの佇まいもお洒落で良い。アルネイスと赤白セットでプレゼント等に使うのも良い。流石にスペクテイターやアドヴォケイトの点数は高すぎると思うが、たまにはワインの味わいを従に回して、テーブルに花でも飾って、こういう無難に美味しくボトルの洒落たワインでゆっくり過ごすというのも良い物だ。ちょうどトリノ・オリンピックの時期ですし。そういえば、我が家にとってサントリーと言えばやっぱりトーレスのグラン・サングレ・デ・トロ。これまた首から下がった金の牛が、スペイン気分を演出してくれるだけでなく、赤白ともにコストパフォーマンスの高い味わいで良い。
2006.02.22
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