2013年11月28日
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第十二の使徒編 第21話



あらまぁ、ブルゴーニュじゃないんだ。
てっきり、作者の大好きなブルゴーニュで使途を締めくくると思ったのですけどね。
今回の勝負、すでに勝ちが決まっている雫がボルドーと言い切ったからには、間違いなくボルドーなのでしょう。


毎度毎度のことですが、そこ(使途の決め手)へもって行くロジックは、かなり乱暴かつ独りよがりではありますが、まぁ、今回の場合、言わんとするニュアンスは理解できます。
古酒に於いて、ブルゴーニュとボルドーの違いとでもいうのでしょうか… 雰囲気は伝わって来ました。

ただ、ブルゴーニュといっても広大ですし、ボルドーも然り。
ここまで大雑把に、ザクッと言ってのけるだけの根拠とはなりえませんけどね。


神の雫で、それを言ってしまったら、根底から話が成立しえないことになってしまいますので、それは「敢えて」良しとしましょう。
つまるところ、神の雫ネタは【親しい人との酒の席での個人的見解】レベルって事です。(笑


で、吉岡氏と秋絵は平凡にすれ違い。
(どう考えても先週号ラストですれ違わせて、今週で時系列を遡って吉岡氏の決意を伝えたほうが感動的じゃないでしょうかねえ… まぁいいや:爆)

これで一件落着としてしまうのか?
いや、しちゃいかんでしょ。ふつう。
今週号終わりで、雫は秋絵のガンに気が付きますが… 秋絵がガンと判ったら、吉岡氏も黙っちゃいないですよ。
要素としては、(結果として)かなり複雑な伏線を張っているわけですが…
はたして作者はどこまで消化するおつもりなのか…


あと、雫は秋絵が使用しているガンの痛みを抑えるためのモルヒネから、その主成分である芥子の香りを嗅ぎ取ったという設定の様ですが、モルヒネから芥子の匂いはしないでしょ。
それも花の匂いって、どこまで病気を美化したら気が済むんでしょ、このお方は。(苦笑



それより気になるのは、雫が何故、モルヒネを抽出できる種類の芥子の花の香りを知っていたのか… 豊多香が栽培していた!? それしかない。(笑



第十二の使徒、今回までのまとめ。

雫側
古酒 フランス・ボルドー産。
雫は以前のエピソードからボルドーでも「歴史ある畑」。



ボルドーを集中して飲む。
前回はシャンパーニュとブルゴーニュ。



次号は12月5日発売です。



今週登場したワインは。

● ロマネ・サン・ヴィヴァン ブシャール・ペール・エ・フィス

● シャトー・レオヴィル・ポワフェレ





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最終更新日  2013年11月28日 10時03分06秒
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