2014年03月20日
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第十二の使徒編 第35話


雫も見つけました。やっと。
当然の事でしょうけど…
何の脈略も無いままに突然、雫が「これが『第十二の使徒』」とつぶやいて決着。
スカスカですね。(笑


「神の雫」で最もつまらないところは、「異分子」がいないんですね。
全ての登場人物が、作者を絶賛し、作者の考えていることをそのままストレートに吐露している。
パーソナリティというモノが極めて希薄。


今号でも、吉岡氏の台詞、秋絵の台詞、完全に雫と視点を同じくしています。
イコール、作者の視点です。


秋絵はもともと、自分がいなくなった後、藤枝と寄り添うようなワインを探して欲しいと雫たちに依頼したはずですが… 今号の台詞では、完全に「使徒探し」と混同してしまっています。


登場人物のすべてが、平坦に役割を与えられ、意外性のある行動や台詞を吐くものはなく、完全予定調和の元に淡々と話しは進んでいくわけです。


例えるなら、小学校低学年が演じる学芸会みたいな。
一人の台詞で済むものを、途中から他人が引き継いで、最後は全員一緒に和気あいあいと、一つの台詞を大きな声で斉唱してしまう。


意外性はワインの銘柄を隠すことでしか産み出されない…






そういえば、別の意味で、今号では「驚愕の事実」が明かされました。
第十二の使徒勝負に雫が負けても、『神の雫』探しに参戦出来るかもしれないということ。
十二の使徒は雫が勝つとは限らないと。(苦笑

正確に抜粋しましょう。



 俺には
 『神の雫』を
 捜す資格が
 なくなっちまう
 かも



かも?
かもって… ここで、さらにルール変更!?


十二使徒探しは、1本10点で、最終問題の「神の雫」が1本100万点ってオチもありって事みたいです。
一回参加しただけのクリス。
一回も参加していないローランも優勝の可能性あり。
それどころか、川原毛部長だって、本間だって…


もう、登場人物全員参加で、「亜樹の煩悩」の108本探そうぜ!
その頂点に立つ、「亜樹の雫」も…



第十二の使徒、今回までのまとめ。

雫側
ボルドー産ではない。
今週は意外性を演出するために全工程極秘事項。
偶然吉岡氏がコレクションしていたワインが第十二の使徒だ。

遠峰側
ボルドー産を集中的に飲むが未来は無い。
ソムリエの山田が香花のために選んだワインが第十二の使徒だ。



次号は3月27日発売です。



今週登場したワインは。

● ドン・ペリニヨン

● ドン・ペリニヨン・エノテーク

● モエ・エ・シャンドン・ネクター・アンペリアル





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最終更新日  2014年03月20日 09時07分24秒
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